県では、、ツキノワグマのエサとなる堅果類が凶作と予想され、秋から冬にかけてエサを求めて人里への出没が懸念されることから、9月1日付で「ツキノワグマ出没特別注意報(秋季)」を発令したところですが、9月に入って、人身被害が続いており、さらなる人身被害の増加も懸念されることから、以下により「ツキノワグマ出没警報」を発令することとしました。本町でも8月12日にツキノワグマによる人身事故が発生しておりますので、野外で活動する際にはツキノワグマに出会わないよう、より一層注意をお願いいたします。
■ 期 間 令和5年9月15日 ~ 令和5年11月30日まで
■ 区 域 中通り地域及び会津地域
秋から冬にかけては、ツキノワグマが冬眠に向けてエサを大量に食べる時期となり、行動範囲が拡大します。人里には果樹や作物などエサが豊富にあるため、エサを求めて出没することが予想されます。また、この時期は行楽やキノコ狩りで入山した際にツキノワグマによる人身事故が発生しています。こうしたツキノワグマとの遭遇を避け、被害を未然に防ぐために次のような心構えが重要です。
〇 遭遇しないための心構え
クマが周辺にいるか知ることが重要。いたとしても積極的に人間を襲うことはほとんどありませんので遭遇しないような対策が必要です。
〇 里を餌場と認識させないための心構え
クマのエサとなり得るものを放置したり、ヤブなどを放置するとクマが住み着いてしまう恐れがあります。
不意の餌付けをしないことや隠れ場所を無くすような対策が必要です。
〇 出遭ったときに興奮しない、興奮させないために
慌てずゆっくり後ずさりして立ち去りましょう。背中を見せて逃げると本能的に襲ってくるので走らない。立木等の障害物を入れると
突進を防ぐことができます。