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最終更新日:2012年01月11日
総務課行政管理係

事故の未然防止について

家庭内の事故や身の回りで起きやすい転倒、衝突等の事故は、普段のチョットした注 意でかなり防止することができます。特に、乳児や小児、高齢者の方には、次のよう な点に注意し、事故の未然防止を図りましょう。

転倒、転落、墜落防止

救急車

○家庭内で発生した転倒時の履物についてみると、約7人に1人はスリッパやサンダルを履いていたという統計もあります。
 また、「慌てていたり考え事をしていた」ときの発生率と、「いつもどおりの体調」での発生率は、ほぼ同じであるともいわれており、日常的に発生する危険性は潜在しているといえます。
○乳児・小児、高齢者がいらっしゃる家では、階段に柵や手すりを設けたり、床面の高低差、障害物を除去するなど、救急事故を未然に防止するための環境を作ったり、これらの方の行動には絶えず注意し、いつでも援助の手が差しのべられるよう配意を怠らないようにしましょう。

2.異物・誤飲

○異物・誤飲の原因は多種多様であり、あらゆる物が異物・誤飲につながるおそれのあることを理解しましょう。 
○食事時間には余裕を持って、慌てないで食事をする習慣を身につけることも大切です。
○子どもは何でも口の中に入れる行動をとるので、誤って飲み込みやすいと思われる物は、手の届く所には置かないよう注意しましょう。

3.熱傷

○熱傷の原因は、お茶、コーヒー、味噌汁等、様々ですが、こうした熱傷を起こす可能性のあるものは、まず、置く場所に十分注意しましょう。

4.入浴事故

○入浴事故は、死亡に至る率が極めて高く、浴槽の深い日本独特の救急事故であるともいわれています。
 特に、子供だけや体の弱い高齢者だけでの入浴は避けましょう。
○入浴に係わる事故は、高齢者だけの問題ではありません。健康な人でも起こりうる可能性があり、そして、人の目が行き届かない家庭内で多く発生しています。小さな子供などは、深さ10㎝くらいでも溺れてしまうことがあります。
○入浴中は、家族等付近にいる人がときどき声をかけたりして注意することが大切です。

5.薬物中毒

○不必要な薬は常に整理し、子供の手の届く所には置かないように心がけましょう。
○薬品は混合せず、また、ラベル等を剥がさないようにしましょう。中に入っていた薬の判断ができなくなります。

お問い合せ:総務課行政管理係 電話0242-62-2111
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