冬の間の気温が高く、クマの活動が活発なためか、例年はクマの目撃が少ない1月~3月に県内各地でクマの目撃が相次いでいます。
さらに今後、冬眠から目覚めたクマの出没数増加が見込まれることから、県内全域に「ツキノワグマ出没注意報」が発令されました。
■ 期 間 令和6年4月1日 ~ 令和6年7月31日まで
■ 区 域 県内全域
冬眠から目覚めたクマは、春から山菜、昆虫、木の実などの食べ物を探してよく行動します。
特に、好物のタケノコや山菜を求めて活発に行動しています。また、子連れのクマや若いオスグマが、奥山から里山へ下りてくることもあります。
被害を未然に防ぐために次のような心構えが重要です。
〇 遭遇しないための心構え
クマが周辺にいるか知ることが重要。いたとしても積極的に人間を襲うことはほとんどありませんので遭遇しないような対策が必要です。
〇 里を餌場と認識させないための心構え
クマのエサとなり得るものを放置したり、ヤブなどを放置するとクマが住み着いてしまう恐れがあります。
不意の餌付けをしないことや隠れ場所を無くすような対策が必要です。
〇 出遭ったときに興奮しない、興奮させないために
慌てずゆっくり後ずさりして立ち去りましょう。背中を見せて逃げると本能的に襲ってくるので走らない。立木等の障害物を入れると
突進を防ぐことができます。