県では、ツキノワグマの目撃件数が過去最多となっていることや、この秋はブナ等の堅果類が不作であり、冬眠前のツキノワグマが餌を求めて人里近くまで出没する可能性が高いことから、会津、中通り地域に「ツキノワグマ出没警報」を発令しました。
登山やキノコ採り、山や河川敷での作業など、クマとの遭遇リスクが高まる時期のため、入山する際には、山はクマが生息する場所であるという意識をもって、
複数人で行動する、必ずクマ鈴を携帯するなど、クマに出会わないよう十分注意してください。
■ 期 間 令和7年9月11日 ~ 令和7年12月15日まで
■ 区 域 会津・中通り地域
子連れのクマや若いオスグマが、奥山から里山へ下りてくることもあります。
被害を未然に防ぐために次のような心構えが重要です。
〇 遭遇しないための心構え
クマが周辺にいるか知ることが重要。いたとしても積極的に人間を襲うことはほとんどありませんので遭遇しないような対策が必要です。
〇 里を餌場と認識させないための心構え
クマのエサとなり得るものを放置したり、ヤブなどを放置するとクマが住み着いてしまう恐れがあります。
不意の餌付けをしないことや隠れ場所を無くすような対策が必要です。
〇 出遭ったときに興奮しない、興奮させないために
慌てずゆっくり後ずさりして立ち去りましょう。背中を見せて逃げると本能的に襲ってくるので走らない。立木等の障害物を入れると
突進を防ぐことができます。