気が付くと,今週金曜日は卒業式です。3年生にとっての登校日は,残り4日となってしまいました。
校舎内のあちらこちらにも3年生の卒業をお祝いするムードが高まってきました。
写真左は,「3年生へ ~式歌に込めるメッセージ」~桜の花びら1枚1枚には,在校生から卒業生のメッセージが記されています。(ちなみに,この桜の花びらをきれいに切ってくれたのは,ひいらぎ工房R&AのキャプテンA君です)
こちらは,3年教室隣の総合教室2の廊下側掲示板に飾られていますので,保護者の皆様は,卒業式の際にご覧ください。
写真右上は3年教室の廊下側掲示板に飾られた「大樹」のデコレーション,写真右下は
ひいらぎ学級の廊下側掲示板に飾られた「卒業おめでとう」のデコレーションです。(ちなみに“大樹”“卒業”の装飾は,ひいらぎ工房R&AのR君が1人でこつこつと制作したものです)
これらの装飾をじっくり眺めていると,3年生がいかに愛されているかが分かります。
感謝の気持ちと御祝いする気持ちが相乗効果となって表われる,心あたたまる卒業式になることを願っています。
本日(8日)の午後,卒業式予行を行いました。
最初から最後まで,本番さながらの緊張感をもって臨む東中生の姿に感動しました。
12日(金)当日は,厳粛な中にも心温まる感動的な卒業式になることを確信しました。
卒業式予行のあとは,生徒会主催による企画「3年生に感謝を伝える会」が行われました。
3年生がこれまでがんばってきた姿や行動,功績を称えるとともに,感謝の気持ちを伝えることを目的として,生徒会役員が中心となって準備を進めてきました。
スライドショーの上映では,1年生からの成長の様子がとてもよく編集されているとともに,3年生一人一人に“コードネーム”【東中の○○○○】が付けられていて,会場は大盛り上がりでした。
企画・運営を一生懸命行ってくれた生徒会役員のみなさんに心から感謝します。感謝の「思い」を「形」にしてくれたことにも感謝します。ありがとう。
「3年生に感謝を伝える会」に引き続き,もう一つのサプライズ企画が行われました。
今年度末(3月)に退職を迎える古川先生に,“感謝を伝える会”を3年生が挙行したのです。極秘裏に準備を進めていたたため,古川先生も驚かれていました。
“感謝状”授与に続き,手作り花束(1枚1枚の花びらにはメッセージ)の贈呈,そして,臨時応援団によるエールなど,とてもあたたかい心のこもった“感謝を伝える会”になりました。
卒業式予行の後には,同窓会会長・渡部様はじめ4名の同窓会役員の皆様をお迎えして,「同窓会入会式」が行われました。
この入会式を経て,3年生も5,000人を超える東中同窓会に晴れて入会となりました。
同窓会長様から,小澤君に記念品(卒業証書ホルダー)が贈呈され,入会者を代表して,國井さんが「誓いのことば」を述べました。
GIGAスクール構想(※1)により,町内各小・中学校に配備された“Chrome book”(※2)を,初めて1年生が体験しました。
今日は,町教育委員会と業務提携を結んでいる株式会社アウレの遠藤様を講師にお招きし,Chrome bookの基本的な操作や“google meet”(※3)“google classroom”(※4)等を体験しました。
大人数で一気に使用すると,回線が不安定になるというマイナス面も露呈しましたが,子どもたちは,操作方法をあっという間に吸収し,楽しみながら学んでいました。
※1 GIGAスクール構想:「児童生徒向けの1人1台端末と,高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し,多様な子どもたちを誰一人取り残すことのなく,公正に個別最適化された創造性を育む教育を全国の学校現場で持続的に実現させる構想」
※2 Chrome book:Chromebook(クロームブック)はGoogle の Chrome OS(オペレーションシステム) を搭載したコンピューターのことです。WindowsでもMacでもなく「Chrome OS」という独自OSで,AndroidスマホでおなじみのAndroidを開発したGoogleが開発したOS
※3 google meet:ビデオ会議アプリケーション
※4 google classroom:課題の作成,配布,採点をペーパーレス化,簡素化することを目的としてつくられたアプリケーション
こちらは,本日(9日)の1年生の「生活目標」です。
“立ち止まって あいさつしよう”
立ち止まってあいさつをすることは,東中のよき伝統として脈々と受け継がれてきているものです。この伝統を「生活目標」に落とし込み,意識化を図る1年生…統合時の最上級生です。
“東中プライド”を心に刻み,このよき伝統を統合中でも発揮してほしいと思います。
3年教室前に鎮座しているホワイトボードには,たくさんのレポートが貼り付けられています。
よく見てみると,実にアカデミックなレポートの数々です。そう,これは,“3年数学卒業レポート”です。これだけの内容のレポートを1時間で仕上げたというのですから驚きです。
テーマは,実に多種多様。中には,ユニークなものもありました(一部抜粋)。
☑ 桐生祥秀フルマラソンチャレンジ
☑ ゲーム理論とチェス盤思考
☑ 各地域の一番人気なお菓子
☑ インド式計算
☑ 日本人の好きな飲み物ランキング
これらのテーマを数学的な見方・思考で捉え,数学的表現でレポートに表わしました。
『~前略~ 数学では答えは一つですが,そのアプローチの仕方にはいろいろなものがあります。みなさんも今後の生活,そして人生でいろんなアプローチを試みてほしいと思います。みなさんと一緒に勉強した数学…とても楽しかったです。たくさんの“ありがとう”を込めて』
数学科担当の齋藤先生のコメントが温かくて素晴らしく,3年生への餞(はなむけ)のことばになっていました。