令和2年度,締めくくりの日。
3年生が卒業した後も1,2年生は,しっかりと学びに向き合っています。
1年生の英語では,サイコロを振って,出た目の数進み,その番号の英文を質問して答えるという「対話的」な学びを…,2年生の数学では,箱ひげ図というグラフを自分たちが選択したテーマに基づき,表現する「対話的」な学びを…それぞれ進めていました。
令和2年度最後の授業日に,しっかりと学びと向き合う1,2年生の姿にひいらぎの精神を感じました。
修了式の今日,ひいらぎ工房R&Aのふたりが,職業家庭の時間にスペシャルなものを作って,職員室に届けてくれました。
その名も“進級お祝いおめでとうスプリングライスボール”…桜を形取ったハム,菜の花をイメージした玉子,桜色のお米…まさに春のお届け物です。
1年の締めくくりの日,心が洗われるような粋な計らいに感謝します。ありがとう。
196日間の学校生活を名残り惜しむかのように雪降る中,修了証書授与式は行われました。証書授与の際には,1,2年生の返事が式場一杯に広がり,3年生が残した「ひいらぎの精神」は確かに引き継がれているのだと頼もしく感じました。
さて,校長先生からの式辞では,自分を磨くための手立てとして『そ・わ・かの法則』と,逆にネガティブなものを引き寄せてしまう『ふふふの三毒』が紹介されました。
『そ・わ・かの法則』
そ……掃除:誰にでもできる掃除に一生懸命取り組む
わ……笑い:笑顔でいることで幸せがやってくる
か……感謝:誰に対しても「ありがとう」を言葉で伝える
『ふふふの三毒』
ふ……不潔
ふ……不機嫌
ふ……不満
どちらの方が“プラスのエネルギー”を引き寄せられるかは,一目瞭然ですね。
式辞は,校長先生から贈られる,願いの込められた『言霊』です。明日からの春休みでは,その願いを胸に自分磨きに励み,周囲を幸せにできる人間に成長していってほしいと思います。