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東軍殉難者慰霊祭が行われました

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読経や焼香をして戦死者の冥福を祈った慰霊祭

戊辰戦争の激戦地、母成峠の戦いで戦死した東軍殉難者の慰霊祭は8月21日、母成慰霊碑前で行われました。
東軍戦死者の遺体は、西軍の命令により埋葬を許されず、戦後しばらくの間放置されていましたが、近くに住む人々がこれを見かねて、西軍の目を盗んで遺体を集め仮埋葬したと言われています。埋葬地はその後雑草に覆われ、長い間所在がわからなくなっていましたが、昭和53年、猪苗代地方史研究会によって発見されました。その後、子孫を中心に毎年慰霊祭が行われています。
慰霊祭には母成弔霊義会の会員や殉難者の子孫など約30人が出席。仏事の後、同会の橋本彦一会長が祭文を読み上げ、前後公町長らが弔辞を述べました。慰霊祭後、吾妻小の5年生11人が白虎隊の剣舞を奉納し、戦死者の霊を慰めました。