陸上部の活動は、8月6~17日までお盆休みとなります。これまでに培った体力を落とさないよう、そしてお盆休み明けの練習にスムーズに入れるよう、継続して体を動かしましょう。
以下は、学校で考えた休み中のトレーニング内容です。参考にしてください。
☆ 休み中でもできること5つ ☆
1.よい姿勢をつくり,つま先でける(片足20回)⇒地面をけった力をにがさない!!
① 足は肩はばの広さに立ち,ひじは直角に曲げて「用意」の姿勢。
② その状態から片方の足を引き,それと同時に同じ側の手を前に出す。
着地はつま先で。
※ この時「くるぶし→ひざ→こつばん(の真ん中)→肩→耳」のラインが一直線!
③ 着地した足のアキレス腱をしっかり伸ばし,つま先で地面をける。←腕も動かす
※ ひざは太ももが地面と平行になるか,それ以上に高く!
2.こかんせつ股関節を動かす(片足10回)⇒軸がぶれない!!
① 片足で立って,もう一方の足を前後に振る。
※ 力を抜いてリズムよく振る。←腕もいっしょに!
※ 振り上げた足を後ろに引くときは,股関節の構造上,やや外側に上がるのが自然。そのため,つま 先も外を向く。
3.股関節のつけ根と,おしりの上外側をきたえる(左右各20回)⇒足の回転力アップ!!
① 最初は四つんばい。腕はまっすぐ肩はば,ひざは股関節の真下。
② その状態から片足を浮かせ,ひざを前に太ももをお腹に近づける。
③ そこから今度は足を伸ばして後方に。←背中とお尻,足がまっすぐになるように!
④ その状態で2~3秒停止したら最初にもどる。すばやく動かす必要はない。
4.全身の筋肉を伸縮させる(左右各10秒)⇒ストライドアップ!!
① 足を大きく前後に開いて,前に出したひざは直角に,足はひざの真下にくるように。
② 後ろ足はつま先立ちで,アキレス腱をしっかり伸ばす。
③ 出した足の反対の腕を耳につけるように斜め前に伸ばす。←わき腹の伸びを意識!
5.力を抜いて,重力で腕をストンと落とす(10回~20回)⇒腕の振りを走りに生かす!
① てのひらを下に向け,両手を前に伸ばす。←力が入っていればひじは落ちない。
② その状態からてのひらを返しながら両手を引く。←わきはなるべくし締める。
※ なれてきたら,腕を引くのではなく重力にまかせてスッとひじを落とすイメージ