今日は1年生がジオパーク学習、2年生は職場訪問を明日まで実施しております。
職場訪問は例年、職場体験として事業所等において様々な体験をさせていただき、勤労の尊さを学ばさせていただいておりましたが、今年はコロナ禍のため、時間を短縮して訪問し、見学及び質問に対しての回答を参考にまとめを行う予定となっております。
まずは、世界のガラス館を生徒7名が訪問いたしました。文字通り世界の様々なガラス製品が提示されており、見ているだけでも心が癒やされました。コロナ禍のため観光客が減少しており、インスタグラムで商品の紹介するなど製品の販売に力を入れておられるようです。お客様が購入されて商品を手にして、喜ぶ表情を見ることが仕事のやりがいであると話されておられました。お忙しい中、ご対応いただき感謝申しあげます。
続いて、生徒3名が清水屋製麺を訪問いたしました。清水屋製麺は本校の学区にある事業所です。
まず、社屋に入ると「〇〇君大きくなったねー」と迎えていただき、子どもたちも恥ずかしながら喜んでいました。ここでは麺づくりの体験をさせていただきました。コンベアの上にのせられた板状の麺を手に取り、手のひらで揉んでちぢれ麺を作ります。生徒は揉みが足らないためストレート麺になっていました。(笑)そして、質疑応答では、社名は清水が豊富に湧き出るため清水屋と命名したようです。今でも清水をもとに製麺をしておられるようです。また、ユーチューブにチャンネルをアップして商品を紹介するなど販売促進にも工夫されておられました。そして、「うまい」と言っていただけることが何よりも仕事のやりがいと話されておりました。お忙しい中ご対応いただき感謝申し上げます。
本日は「世界のガラス館」、「清水屋製麺」の他にも、以下の事業所等の方々に本校生徒がお世話になりました。
天徳寺、猪苗代町観光協会、猪苗代町役場の皆様、ありがとうございました。
1年生は猪苗代町の自然や歴史について学び、地域の一員としての生き方を考えるため、磐梯山ジオパーク学習を本日と明日の2日間実施しております。
まずは、今回初めて開催するという長瀬川における「特定外来生物ウチダザリガニ観察」です。子どもたちは長瀬川の浅瀬に入り、実際にウチダザリガニを捕獲して観察したようです。特定外来生物ですので、本来日本に生息していないため、生態系に大きな影響を及ぼす可能性がある生物です。見つけたならば、持ち帰ることや移動させることもできないようです。
生徒たちは、身近な地域に、自然豊かな猪苗代町の環境を脅かす生物がいることを、身をもって体験したようです。
ジオパーク事務局の蓮岡様をはじめ、町おこし協力隊や地域の方々にお世話になりました。ありがとうございました。