本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本校の教育目標は、
「自ら考え、正しく判断できる健やかな生徒」の育成
剛毅 優雅 忍耐
・自ら学ぶ力を持つ生徒
・思いやりのある生徒
・健康でたくましい生徒
以上の生徒の育成を目指して、日々の教育活動を行っております。
「めざす生徒の姿」としては、
「学校にくるのが楽しくてしょうがない」そんな学校を目指します!
○ 進んで学習に励み、粘り強り頑張れる生徒
○ 強い意志を持ち、適切な言動のできる生徒
○ 心身の健康を保ち、感謝の心で接することができる生徒
○ 生徒は主役
*かけがえのない命 *子どもたちの活躍の場 *生徒・教師が共に学ぶ学校
○ みんなちがってみんないい
*違う 者同士だから・合わせてみる・競ってみる・そろえてみる
そして、よりよいものを求めていく
○ 失敗から本物をつかんでいく
*失敗から間違いから学ぶ *自分で考えられる子 *毅然とした指導
そんな学校を目指して、教職員一同魅力ある学校づくりを行って参りますので、
今後とも本校教育へのご支援、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
平成31年4月
猪苗代町立東中学校長押部秀隆
4月5日(金)次週に控えた入学式のため,新2,3年生が式場の準備にあたりました。昨年度の卒業式会場作成を経験した生徒たちは勝手がわかっているため,要領よく進めることができました。また,式場が完成した後は,歓迎の言葉を述べる生徒がマイクを使って練習するなど,式に向けた最終調整を行いました。入学式は3日後です。
4月8日(月),元気に登校した新2,3年生たちは,新たな先生方との出会いで新学期をスタートさせました。着任式では6名の教職員から,それぞれ生徒たちへあいさつがありました。また,生徒会長は「先生方と出会える日を心待ちにしていました。」との歓迎の言葉で,新しい先生方とのこれからの生活に期待を寄せました。
着任式に続いて始業式です。式辞において校長先生からは,新3年生に「剛毅果断」,新2年生には「堅忍不抜」(『ひいらぎの精神』にある「剛毅」「忍耐」による)の言葉が贈られました。学校の顔として東中を牽引し,また,自らの進路について真剣に考え,決定していかなければならない3年生。そして中堅学年として先輩を支えるとともに後輩をリードし,さらには自らの生活も充実させなければならない2年生。それぞれが大きな役割と責任を担います。今年一年の指針としていただいた言葉を大切にしながら,授業や部活動,生徒会活動に真摯に取り組み,個々の輝きを磨き上げていってください。
4月8日(月),晴れて平成31年度入学式が挙行されました。担任の先生に連れられ入場する新入生の姿には,さながら雛鳥のような可愛らしさがありましたが,表情の凛々しさや呼名に対する堂々とした返事には,中学生としての確かな力強さが感じられました。また,校長先生からの「皆さんが自分から学ぶことによって,これからの社会を生き抜く力と知恵を身に付け,皆さん自身が成長してください」といった祝辞や,在校生代表生徒の「中学校生活の全てが皆さんを成長させる糧となるはずです。」といった歓迎の言葉を受け,新入生は「先生方や先輩方に,感謝の気持ちを忘れることなく、これから過ごす3年間を,よく見て,よく考えて行動できるように,責任ある中学校生活を送ることを,ここに誓います。」と,これからの中学校生活への決意を表しました。3年後に統合を控えた東中最後の卒業生として入学した20名の生徒たちの3年間が,輝かしいものになることを切に願っています。
4月9日(火),4校時目の生徒指導オリエンテーションでは,生徒指導や保健指導,学習指導担当の先生から,中学校生活を送る上での基本事項の説明が行われました。新入生は,小学校のときとは違う学校生活の約束事を理解しようと,それぞれの先生のお話に聞き入っていました。また,2,3年生にとっても正しい学校生活について改めて確認できる貴重な時間となったようです。
4月9日(火),今日から給食がスタートしました。1年生にとっては中学生としての初めての給食です。当番となった生徒は,先生に効率的な準備の仕方を教わりながら,お皿にカレーやサラダを盛り付けました。そして教室がカレーのおいしい匂いでいっぱいになった中「いただきます」と給食を食べ始めると,生徒たちの表情も笑顔でいっぱいになりました。これからの中学校生活,くじけそうなことがあったとしても,おいしい給食がきっとみなさんの心身を支えてくれるはずです。
給食を食べた後は生徒会歓迎会です。東中の伝統やきまり,生徒会活動,部活動について,パワーポイントを使いながら説明したり,実演を披露したりしました。1年生にとっては,実際に中学校生活を送っている先輩からの言葉には,先生の言葉とは違う説得力や魅力が感じられるのではないでしょうか。先輩の姿を手本としながら,これからの3年間をより良く,充実したものにしてほしいと思います。また,新入生のために準備にあたってくれた3年生の皆さん,ありがとうございました。
4月10日(水),1年生は学級活動の時間に校長先生をお伺いし,校長室や職員室への入退室の仕方を学びました。生徒たちは校長室の雰囲気に緊張した様子でしたが,一人ずつ名乗り,「失礼します。」と大きな声で入室しました。中学校生活が始まって3日目,まだまだ覚えることはたくさんあります。うまくいかないことも多くあるかもしれませんが,躓きを恐れず果敢に挑戦することで,立派な東中生に成長してほしいと思います。
4月10日(水)に猪苗代警察署月輪駐在所の方を講師にお招きし,交通安全教室を行いました。映像を観たり,具体的なお話をいただいたりすることで,正しい自転車の乗り方について理解を深めました。普段乗りなれている自転車ですが,乗り方を誤れば大きな事故につながりかねません。配付された「自転車安全利用五則」などの規則を遵守することで,自分や相手の大切な命を守れる人になってほしいと思います。
4月11日(木),1年生はお昼休みに,図書室の使い方について司書補の先生からご指導いただきました。室内の書架の配置や十進分類法,貸出カードの書き方について,2,3年生の図書委員にサポートしてもらいながらひとつひとつ学びました。猪苗代町には「猪苗代わくわくぶっく運動」といった読書を推奨する取り組みや,町主催のビブリオバトルなどがあります。ぜひ,表彰を受けるくらいのたくさんの本を読み,豊かな情操を育んでいってください。
4月11日(木)に「ふくしま学力調査」が行われました。個々の学力の伸長を明らかにし,それぞれにあった効果的な指導方法のもと,児童生徒ひとりひとりのよさを伸ばすことを目的としたテストです。今年度から始まった県の新たな取り組みに,生徒たちは真剣な態度で臨んでいます。
4月12日(金)に身体測定を行いました。身長や体重,視力の成長と変化に一喜一憂する生徒の姿がありました。中学生は成長期です。朝ごはんや給食をたくさん食べ,体育や部活動で精いっぱい体を動かし,健康で逞しい体づくりに努めてほしいと思います。
4月15日(月)の全校集会では,学級役員の任命が行われました。リーダーとして級友を支え,より良い学級づくりに努めてほしいと思います。また,校長先生からの講話では蒔田晋時さんの「教室はまちがうところだ」の詩の紹介がありました。学校内で行われる活動のすべてが生徒の教育へとつながっており,躓きは貴重な学びへと変わります。生徒一人ひとりが,安心して手を挙げ意見を述べたり,間違えたりできる環境づくりに努め,個性の伸長を図ってまいります。
4月18日(木),爽やかに晴れた春空のもと,2年生は仙台市での学習旅行を行いました。午前中はNHK仙台放送局を見学し,報道に関わる仕事について理解を深めました。また,午後からは班別自主研修を行い,楽天生命パーク宮城や戦災復興記念館などで,見学や体験学習を行いました。研修では,事前に計画した行程通りにとはいかなかったみたいですが,困難を班で協力し解決できたことで,大きな達成感を得られたようです。今回の学習旅行での良かった点と課題点を振り返り,今後の学校生活に生かしてほしいと思います。
4月20日(土)に授業参観が行われました。家族に見守られた生徒たちは,張り切って授業に臨んでいました。また,参観後にはPTA総会や学年保護者会などが開かれ,子どもたちの教育活動がよりよいものになるようにと,丁寧な話し合いが行われました。本年度のPTA活動も本格的なスタートです。
4月22日(月)は先週の土曜日が授業参観だったため,学校は繰替え休業日です。この日に「桜のおもてなしボランティア」が行われ,参加した生徒たちはハーバリウム作製やたたき染めのお手伝いに取り組みました。ボランティア終了後の生徒からは,「お客さんにありがとうと言われて嬉しかったです。」などの感想があり,人の役に立てたことにやりがいを感じたようでした。今回の体験で感じたことを忘れず,これからも地域に住む人に貢献できる東中生であってほしいと思います。
4月25日(木)に猪苗代消防署から3名の講師の方をお招きし,心肺蘇生法講習会を行いました。胸骨圧迫や人工呼吸,AEDの使い方について説明をいただいた後,生徒たちは実際に練習し,技能の習得に努めました。講師の方がお話ししていたように,誰もが傷病者の命の危機に直面する可能性があります。今回学んだことが,「もしも」のときに役立てられればと思います。
4月26日(金)に第1回避難訓練が行われました。この日はあいにくの天気だったため,校庭ではなく,体育館への避難となりました。それでも生徒たちは,避難経路を確認しながら移動したり,猪苗代消防署の方からの講話を真剣に聞き入ったりと,まじめな態度で訓練にあたりました。生徒たちにとっては,前日に行われた心肺蘇生法講習会を含め,自分や他者の命を守ることの大切さについて学んだ,貴重2日間となりました。