前期選抜を2日後に控えた3年生。緊張を漂わせるオーラを発しながらも,美術の授業では,自分だけのオリジナル「篆刻(てんこく)」の制作に全集中しています。
制作しているときの雰囲気は,いつもの3年生。穏やかで,和やかで,あたたかくて,やさしくて,笑い声も聞こえました。
ここまで努力し積み上げてきたのです。あとは,健康管理と自信あるのみ。
緊張と弛緩を繰り返して,2日後,前期選抜に挑みます。
最低気温は,連日氷点下が続きますが,最高気温も少しずつ上昇し,東中にも春の気配が漂ってきました。
…が,校舎周辺の雪は,まだ高く積もったままです。
写真は,中庭の雪を除雪機で飛ばしている用務員さんです。どのような天候の日も校舎周辺の雪をきれいに片付けてくれています。そのおかげで,北側駐車場も徐々に地面が見えてきました。
さて,今週は,寒暖差が激しいという予想が出ています。
生徒のみなさん,保護者の皆様,体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
明日に迫った県立高校前期選抜を前に,本日放課後,事前指導を行いました。
学級担任の遠藤先生が作った「受験者心得」をもとに,明日の注意事項等を一つ一つ丁寧に確認していきました。
闘いに挑む3年生の姿は,まさにひいらぎの精神「剛毅・優雅・忍耐」そのものでした。
黒板に書かれた,明日のめあて「悔いが残らないようにしよう」が印象に残りました。3年生全員にあたたかい春が,「サクラサク」が届きますように…心から祈っています。
東中プライドでベストを尽くせ! 祈合格!!
昨日の6校時の1年学級活動では,R&A工房(ひいらぎ学級)の2人が丹精を込めて作った「ひいらぎ学級クイズ」(鬼滅の刃,東中生アンケート調査)に挑戦しました。
1問1答に一喜一憂する1年生…それだけ,R&A工房の2人が作ったプレゼンテーションの内容がすばらしく,進行が上手だったからでしょう。まさに大盛り上がりの1時間でした。
R&A工房の2人のがんばり,そして,それをしっかりと受け止めた1年生の態度に,この1年間の大きな成長を感じました。
先週行なわれた「まなけんテスト理科」の結果が出ました。
学年別の得点は,以下のとおりです。
☆1年生:満点(100点)合格者 ⇒ 8名
90点以上 ⇒ 8名
80点以上 ⇒ 2名
☆2年生:満点(100点)合格者 ⇒ 8名
90点以上 ⇒ 10名
☆3年生:満点(100点)合格者 ⇒ 14名
90点以上 ⇒ 4名
3年生は,受験生としての意地をみせました。
いよいよ今日から,県立高校前期選抜です。ちょうど,この時間帯(9:00~9:50)は,一つ目の教科である国語にチャレンジしていることでしょう。祈ることしかできませんが,東中の3年生のみなさん,落ち着いて,問題をよく読んで,今まで積み重ねてきたことをすべて出し切ってください。健闘を祈ります!
弥生3月も4日目に突入。
今日は,県立高校前期選抜の2日目。
東中からは,5名の3年生が面接(特色面接・一般面接)に挑んでいます。
さて,明日(5日)は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」…啓は「ひらく」,蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で,大地が暖まり冬眠していた虫が,春の訪れを感じ,穴から出てくる頃と言われています。
東中にも春の訪れを感じさせる,うれしいニュースが舞い込んできています。
【スキー(第51回ノルディック沼尻大会)】
☆中学女子5kmクラシカルで,1年女子が3位,4位,6位に入賞!
【数学検定】
☆3級 3名合格(3年生1名,2年生2名)
☆4級 1名合格(2年生1名)
☆5級 2名合格(1年生2名)
【英語検定】
☆3級 1名合格(2年生1名)
☆5級 2名合格(1年生2名)
いつでもどこでも文武両道を貫く東中生のがんばりに拍手です。
県立高校前期選抜も残すところあと1日。最終日に挑む5名の3年生の健闘を祈ります。
今日も朝早くから,「志」あるものたちが集まってきます。
自分のため? チームのため?
どこへ向かおうとしている? 何を目指している?
自らの意思で,心身を磨き続ける子どもたちの視線の先には,きっとそれらの問いの答えがはっきりと見えているはずです。
“ただ1人,私を倒せるのは私だ”(マイケル・ジョンソン[米国の陸上選手])
家庭科室をたずねると,ひいらぎ工房R&AのR君が,ていねいに,かつ真剣に何かを作っていました。
“あるできごと”に対する感謝の「思い」を「形」にしているそうです。
さて,この感謝の「思い」は,どのような「形」になって,どこへ届くのでしょうか。
「思い」を「形」にすることができる。
これも東中に受け継がれてきた,よき伝統の一つです。
気が付くと,今週金曜日は卒業式です。3年生にとっての登校日は,残り4日となってしまいました。
校舎内のあちらこちらにも3年生の卒業をお祝いするムードが高まってきました。
写真左は,「3年生へ ~式歌に込めるメッセージ」~桜の花びら1枚1枚には,在校生から卒業生のメッセージが記されています。(ちなみに,この桜の花びらをきれいに切ってくれたのは,ひいらぎ工房R&AのキャプテンA君です)
こちらは,3年教室隣の総合教室2の廊下側掲示板に飾られていますので,保護者の皆様は,卒業式の際にご覧ください。
写真右上は3年教室の廊下側掲示板に飾られた「大樹」のデコレーション,写真右下は
ひいらぎ学級の廊下側掲示板に飾られた「卒業おめでとう」のデコレーションです。(ちなみに“大樹”“卒業”の装飾は,ひいらぎ工房R&AのR君が1人でこつこつと制作したものです)
これらの装飾をじっくり眺めていると,3年生がいかに愛されているかが分かります。
感謝の気持ちと御祝いする気持ちが相乗効果となって表われる,心あたたまる卒業式になることを願っています。
本日(8日)の午後,卒業式予行を行いました。
最初から最後まで,本番さながらの緊張感をもって臨む東中生の姿に感動しました。
12日(金)当日は,厳粛な中にも心温まる感動的な卒業式になることを確信しました。
卒業式予行のあとは,生徒会主催による企画「3年生に感謝を伝える会」が行われました。
3年生がこれまでがんばってきた姿や行動,功績を称えるとともに,感謝の気持ちを伝えることを目的として,生徒会役員が中心となって準備を進めてきました。
スライドショーの上映では,1年生からの成長の様子がとてもよく編集されているとともに,3年生一人一人に“コードネーム”【東中の○○○○】が付けられていて,会場は大盛り上がりでした。
企画・運営を一生懸命行ってくれた生徒会役員のみなさんに心から感謝します。感謝の「思い」を「形」にしてくれたことにも感謝します。ありがとう。
「3年生に感謝を伝える会」に引き続き,もう一つのサプライズ企画が行われました。
今年度末(3月)に退職を迎える古川先生に,“感謝を伝える会”を3年生が挙行したのです。極秘裏に準備を進めていたたため,古川先生も驚かれていました。
“感謝状”授与に続き,手作り花束(1枚1枚の花びらにはメッセージ)の贈呈,そして,臨時応援団によるエールなど,とてもあたたかい心のこもった“感謝を伝える会”になりました。
卒業式予行の後には,同窓会会長・渡部様はじめ4名の同窓会役員の皆様をお迎えして,「同窓会入会式」が行われました。
この入会式を経て,3年生も5,000人を超える東中同窓会に晴れて入会となりました。
同窓会長様から,小澤君に記念品(卒業証書ホルダー)が贈呈され,入会者を代表して,國井さんが「誓いのことば」を述べました。
GIGAスクール構想(※1)により,町内各小・中学校に配備された“Chrome book”(※2)を,初めて1年生が体験しました。
今日は,町教育委員会と業務提携を結んでいる株式会社アウレの遠藤様を講師にお招きし,Chrome bookの基本的な操作や“google meet”(※3)“google classroom”(※4)等を体験しました。
大人数で一気に使用すると,回線が不安定になるというマイナス面も露呈しましたが,子どもたちは,操作方法をあっという間に吸収し,楽しみながら学んでいました。
※1 GIGAスクール構想:「児童生徒向けの1人1台端末と,高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し,多様な子どもたちを誰一人取り残すことのなく,公正に個別最適化された創造性を育む教育を全国の学校現場で持続的に実現させる構想」
※2 Chrome book:Chromebook(クロームブック)はGoogle の Chrome OS(オペレーションシステム) を搭載したコンピューターのことです。WindowsでもMacでもなく「Chrome OS」という独自OSで,AndroidスマホでおなじみのAndroidを開発したGoogleが開発したOS
※3 google meet:ビデオ会議アプリケーション
※4 google classroom:課題の作成,配布,採点をペーパーレス化,簡素化することを目的としてつくられたアプリケーション
こちらは,本日(9日)の1年生の「生活目標」です。
“立ち止まって あいさつしよう”
立ち止まってあいさつをすることは,東中のよき伝統として脈々と受け継がれてきているものです。この伝統を「生活目標」に落とし込み,意識化を図る1年生…統合時の最上級生です。
“東中プライド”を心に刻み,このよき伝統を統合中でも発揮してほしいと思います。
3年教室前に鎮座しているホワイトボードには,たくさんのレポートが貼り付けられています。
よく見てみると,実にアカデミックなレポートの数々です。そう,これは,“3年数学卒業レポート”です。これだけの内容のレポートを1時間で仕上げたというのですから驚きです。
テーマは,実に多種多様。中には,ユニークなものもありました(一部抜粋)。
☑ 桐生祥秀フルマラソンチャレンジ
☑ ゲーム理論とチェス盤思考
☑ 各地域の一番人気なお菓子
☑ インド式計算
☑ 日本人の好きな飲み物ランキング
これらのテーマを数学的な見方・思考で捉え,数学的表現でレポートに表わしました。
『~前略~ 数学では答えは一つですが,そのアプローチの仕方にはいろいろなものがあります。みなさんも今後の生活,そして人生でいろんなアプローチを試みてほしいと思います。みなさんと一緒に勉強した数学…とても楽しかったです。たくさんの“ありがとう”を込めて』
数学科担当の齋藤先生のコメントが温かくて素晴らしく,3年生への餞(はなむけ)のことばになっていました。
本日(10日)1校時,2年生で道徳科の授業を行いました。
テーマは,「『いただきます』をとおして,“いのち”を見つめる」
資料は,主として「いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日」を使用しました。
授業をとおして,2年生は,「いただきます」に込められた“思い”や命の大切さを真剣に見つめ,これからの生活に活かしていこうとする決意を固めていました。
以下は,今日の授業の「振り返り」に記された,2年生の声(一部)です。
☑人間の命は,たくさんの命によってつながれていて,大切にしなければならない。
☑授業で初めて泣いてしまいました。命とは尊いものですね。
☑普段の食の裏側には,たくさんの命や人の苦労があるのだな,と思いました。
☑「いただきます」だけではなく,全てに感謝「ありがとう」を伝えられる人になっていきたいです。全てに感謝。毎日感謝。
真剣に授業を受けてくれた2年生に…食べること,いただきます,命を一生懸命見つめてくれた2年生に…感謝します。ありがとうございました。
本日(10日),卒業式を2日後に控えた,ひいらぎ学級では,3年生をお送りするお別れパーティを開きました。
先輩にまつわるクイズあり,キーボードあり,歌あり,ビデオ上映ありと盛りだくさんの内容でした。それら一つ一つから「心」「やさしさ」「あたたかさ」があふれていました。
今日のめあて(卒業式まで残り3日なので,先輩を大切にしよう)にも先輩を大切にしようとする「思い」が「形」になって表われていました。
とてもあたたかで,やさしくて,楽しいパーティーでした。
卒業を明日に控えた3年生2人が早朝より,職員室・校長室等の窓ガラス(外側)を一生懸命きれいにしてくれました。
3年間お世話になった校舎への恩返し。
卒業前日でも,最後の最後まで,ひいらぎの伝統である「剛毅・優雅・忍耐」を「形」(姿)として表わす3年生2人に拍手を送ります。
そして,心から感謝します。ありがとう。
午後1時45分から始まった,明日の卒業式の会場作成。
途中,午後2時46分に,東日本大震災から10年という節目ということで,作業を中断し,全員で黙祷を捧げました。
東中を担う次代の1,2年生がそれぞれの持ち場で,ひいらぎの精神「剛毅・優雅・忍耐」を「一生懸命」という「形」で表わし,晴れの舞台を整えました。
活動する一人一人の姿からは,「お祝い」の気持ち,「感謝」の思いがひしひしと伝わってきました。
さて,いよいよ明日は,3年生にとって巣立ちの日…心温まる感動的な卒業式を,“オンリーワン”の卒業式を,チーム東中で創り上げていきましょう!
『ありがとうございました!』『行ってきます!』
卒業証書を受け取る卒業生の目からは,力強いメッセージが伝わってきました。
猪苗代町立東中学校第63回卒業証書授与式は,厳粛な中にも温かく感動的な東中ならではの“オンリーワン”の式になりました。
卒業生18名は,双葉から大樹へと育ち,さらにはその大樹から未来と夢・希望に向かって羽ばたいていきました。
“荒野にひとり君は立っている
行く道は幾つもある
だけどたどりつくべき場所は
きっとただひとつだけ
どの道を歩いて行こうと
君は君のその人生を受け入れて楽しむ他ない
最後には笑えるように”
卒業おめでとう。そして,ありがとう。
5校時終了後,職員室と校長室に入ってきた清掃のメンバーがいつもと違います。
そうです! 巣立った3年生の代わりに,今日から2年生が担当となったのです。
とても一生懸命,清掃に取り組む姿は,卒業生に勝るとも劣らず! ここにも「ひいらぎの精神」が受け継がれていることを実感しました。
今年度,1,2年生の登校日数も残り6日となりました。4月には,一つずつ進級し,2年生は最上級生に,1年生は先輩になります。残り6日の生活の中で,進級すること,最上級生になること,先輩になることについて,じっくりと考えてほしいと思います。
今日の昼下がり,2階に上がると,ひいらぎ工房R&Aのふたりが,担任の先生,支援員さんと一緒に,卒業を祝った装飾の片付けをしていました。
ふと,お手製桜の樹(写真左上)に目をやると,「祝進級」になっていました。卒業式が終わり,ひいらぎ工房R&Aでは,進級に向けての活動を始めています。
お手製桜の樹に咲き誇る「桜」は,A君が一枚一枚,心を込めて切ってくれたものです。
そして,もうひとつの「作品」をひいらぎ工房R&AのR君が届けてくれました。その名も「ハッピースプリング おめでとう先輩 僕たちはいつまでも仲良し フルーツロール」です。
進級祝いの桜もフルーツロールも,自分以外のだれかを想ってのこと。ひいらぎ工房R&Aにも「利他の心」が芽生えつつあることをうれしく思います。
町内の小・中学校に配備された“Chromebook”については,過日「初めてChromebookに触れました」(※下記リンク先参照)という記事で紹介しましたが,今日は,2年生がChromebookに触れ,その機能を体感しました。
授業では,“スプレッドシート”(マイクロソフトでは,“Excel”という表計算ソフトに相当)に数値を打ち込み,それをグラフ化するという活動を行いました。
講師の先生が,1回説明するだけで,瞬く間に操作方法を身に付け,グラフも自分の好みの色,形に変えるなど,吸収力の高さを発揮していました。
「習うより慣れろ」とはよく言ったものです。慣れの速さに驚くばかりです。
本日(17日),令和2年度最後の授業参観,保護者会を行いました。
2年生はPC室で数学を,1年生は体育館でバレーボールを,ひいらぎ学級は教室で社会をそれぞれ参観いただきました。子どもたちの成長を少しでも感じていただければ幸いです。
授業参観に引き続き,各学年に分かれての保護者会(校長あいさつが長引き,申し訳ありませんでした),そして専門部所属の決定会議と長時間にわたり,ご参加いただいた保護者の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
本日(18日),美術と音楽の授業が最後の日となりました。
美術の授業では,美術室をいつ訪問しても,子どもたちが目をきらきら輝かせながら,一心不乱に制作に励み,オンリーワンの作品を創り上げていました。
音楽の授業では,音楽の楽しさを,そして歌を歌うことの楽しさを味わい,その積み重ねが卒業式のすばらしい,涙あふれる式歌に結びつきました。
非常勤講師の小林先生(美術),花泉先生(音楽)には,たいへんお世話になりました。
ありがとうございました。
今日(19日)も1校時目から,ひいらぎ工房R&Aのふたりは,作業学習の時間にワックスがけをしています。
今日は,2年生教室をワックスがけしていますが,実は,このふたりはすべての教室をワックスでぴかぴかにし,今日の2年生教室で完全制覇です。
担任の先生,支援員さん,用務員さんのサポートを受けながら,ただひたすらに,一生懸命にワックスがけをするふたりに拍手を送ります。
「だれかの為に…」という利他の心で,ワックスがけをしたふたりの心もきっとぴかぴかに磨かれたことでしょう。
いつも季節感を届けくれるひいらぎ学級のみなさん。
今日は,A君が「ふきのとう」を届けてくれました。そして,そのふきのとうには,自作の詩が添えられていました。
“春を見つけに出かけたら 『見つけてね』と僕に声をかけてきたふきのとうを発見 黄緑の頭がちょこっと見えたよ 春はすぐそこにあったよ 春風が心地よかったよ”
青木春風
校舎周辺に残雪が点在する東中にも,いよいよ春の到来です。
春は,進級の季節,そして出会いの季節…このふきのとうとの出会いに,素敵な詩との出会いに感謝。有り難し。ありがとう。
令和2年度,締めくくりの日。
3年生が卒業した後も1,2年生は,しっかりと学びに向き合っています。
1年生の英語では,サイコロを振って,出た目の数進み,その番号の英文を質問して答えるという「対話的」な学びを…,2年生の数学では,箱ひげ図というグラフを自分たちが選択したテーマに基づき,表現する「対話的」な学びを…それぞれ進めていました。
令和2年度最後の授業日に,しっかりと学びと向き合う1,2年生の姿にひいらぎの精神を感じました。
修了式の今日,ひいらぎ工房R&Aのふたりが,職業家庭の時間にスペシャルなものを作って,職員室に届けてくれました。
その名も“進級お祝いおめでとうスプリングライスボール”…桜を形取ったハム,菜の花をイメージした玉子,桜色のお米…まさに春のお届け物です。
1年の締めくくりの日,心が洗われるような粋な計らいに感謝します。ありがとう。
196日間の学校生活を名残り惜しむかのように雪降る中,修了証書授与式は行われました。証書授与の際には,1,2年生の返事が式場一杯に広がり,3年生が残した「ひいらぎの精神」は確かに引き継がれているのだと頼もしく感じました。
さて,校長先生からの式辞では,自分を磨くための手立てとして『そ・わ・かの法則』と,逆にネガティブなものを引き寄せてしまう『ふふふの三毒』が紹介されました。
『そ・わ・かの法則』
そ……掃除:誰にでもできる掃除に一生懸命取り組む
わ……笑い:笑顔でいることで幸せがやってくる
か……感謝:誰に対しても「ありがとう」を言葉で伝える
『ふふふの三毒』
ふ……不潔
ふ……不機嫌
ふ……不満
どちらの方が“プラスのエネルギー”を引き寄せられるかは,一目瞭然ですね。
式辞は,校長先生から贈られる,願いの込められた『言霊』です。明日からの春休みでは,その願いを胸に自分磨きに励み,周囲を幸せにできる人間に成長していってほしいと思います。
春休み初日,朝は気温が低かったものの日中は気温が10度を超える予報です。
晴天の空の下,磐梯山に見守られながら,野球部員たちが汗を流しています。
野球部は,少人数ですが,雪が無くなった校庭で練習できる喜びをかみしめながら,ボールを追いかけています(写真左下)。
ようやく球児たちの春がやってきました。「球春到来」です。
本日は,聖火リレーが猪苗代町にもやってきました。
本校からも見学希望の生徒が2名,猪苗代スキー場ぶな平ゲレンデ(13時46分)~葉山中央駐車場(14時06分)区間で,聖火リレーを“目撃”してきました。歴史的瞬間に立ち会ったとしても過言ではないでしょう。
この聖火リレーは,47都道府県を巡り,7月23日(金)に東京都庁,都民広場にゴールします。
この聖火が“復興”五輪の象徴として,しっかりとリレーされ,燃え続けることを期待します。
体育館を訪れると,バレーボール部が元気に活動していました。
いつも練習を止め,キャプテンの号令で,全員が大きな声で挨拶してくれます。ありがたいことです。
昨年秋の新人戦のころと比べると,心技体ともに成長していると感じます。
さて,部活動を行う意義は,少なくとも10個あると個人的には考えていますが,今回は,その中でも特に大切なことを紹介します。
☑ 辛いことに打ち克つ精神力を養う機会としての部活動
⇒ 辛い,切ない,やるせない,苦しい,厳しい等の悪条件に立ち向かう心を養う
☑ 連帯感や所属意識を育む機会としての部活動
⇒「一人はみんなのために,みんなは一人のために」の精神,心のもち方を育む
令和3年度,部活動をとおして,どのような感動やドラマが生まれるでしょうか。