本日(1日)2校時,2年生では,国語の授業で短歌づくりに挑戦しました。
提示された1枚の写真(西瓜,蚊取線香,麦茶=写真右下)から,自由にイメージを膨らませて,短歌をつくっていくのです。私もチャレンジしてみたのですが,意外とむずかしいものです。子どもたちも悪戦苦闘しつつも短歌づくりに向き合っていました。
★ 西瓜手に 見上げる夜空 天の川 ふたりの行方に 思いを馳せる(彌光)
上記駄作は別にして,この授業の前につくったのであろう「二年一組短歌集」が机の上にありました。秀逸な作品をいくつかご紹介します。
☆ 昼休み 教室中に 響く声 安心できる 二年教室
☆ 梅雨はいり 下校のときに みなひらく 雨の日に出る 傘の虹かな
☆ 「ねえまって」 花火の空に 消えた声 右手に感じた 君の体温
今日から7月…夏がやってきます。
本日(1日)3校時,3年生美術の授業は,「ダイヤモンドアート」の制作でした。
かなり微細なドットで描かれた下絵に,ピンセットでミクロなパーツを貼り付けていく,根気のいる制作です。しかしながら,全員が真剣,かつ一生懸命に作品制作に取り組んでいました。
このダイヤモンドアート,世界的にも流行となっている模様で,その流行を美術の授業で学べるところも東中のよさです。
以前,ご紹介した3年生制作の絵本(下記リンク参照)が完成しました。
どの作品を見ても,手作り感満載のハートウォーミングな絵本になっています。幼児向けのことばや絵であふれており,そのことからも東中生のあたたたかさ,やさしさが伝わってきます。
なお,これらの絵本については,「社会に開かれた教育課程」および「持続可能な開発のための教育」の観点から,地域のこども園に寄附させていただく方向で調整しています。
世代を超えてつながる教育こそ,SDGs(持続可能な開発目標)の理念につながるものです。
ご報告が遅くなりましたが,一昨日(6月30日),「第1回閉校記念事業実行委員会」を立ち上げました。委員会の立ち上げにより,閉校に向けての各種事業が本格化していきます。
当日は,夕方遅くからの開催にもかかわらず,実行委員長様はじめ,総務委員会事務局(=PTA常任委員)の皆様にお集まりいただき,ありがとうございました。
総務委員会,閉校式典委員会,閉校記念誌委員会,閉校記念事業委員会それぞれで1回目の話し合いがもたれ,以下のような点が話題として挙がりました。
☑ 式典の招待者(数や制限) ☑ 閉校記念事業に係る予算(配分)
☑ 記念誌の内容(64年の歴史を1冊に) ☑ 今後の活動計画
☑ 記念品の選定 等
閉校記念誌委員会では,早速次回の会議(7/19月)も設定いただきました。
閉校まで9ヶ月を切りましたが,閉校のその日に『東中でよかった』『東中ありがとう』…そのような思いがあふれる心温まる閉校記念事業になることを祈ります。
今週は,月曜日から保健体育で水泳の授業が始まりました。
子どもたちは,梅雨空の下,元気にプールで活動しています。校舎にいると,プールに身体を入れたときの歓声が聞こえてきます。
ふと,来年は,この「あたりまえ」の声が聞けなくなるのだな…と感慨に浸っています。
プールから聞こえてくる歓声だけではなく,登校時の「おはようございます」という挨拶,授業中の学びに向かう声,部活動中のかけ声…あらゆる声が聞けなくなります。
「あたりまえ」のことは,なくなってみてはじめて,その「有り難さ」が分かります。
子どもたちが毎日,東中に来てくれること,子どもたちが毎日,東中にいてくれること…それらのことは決して「あたりまえ」のことではなく,「有り難き」ことです。
東中のカレンダーは,毎日が「最後」の○月○日になります。残り9ヶ月という限られた時間で,有り難き毎日に感謝し,ひいらぎの精神「剛毅・優雅・忍耐」を「形」にできる東中生の奮闘を期待します。
毎週金曜日は,基本,給食に麺が出ます。今日は…
☑沖縄そば ☑豚肉とゴーヤの甘辛炒め ☑ヨーグルトパイン蒸しパン ☑牛乳
…南国沖縄の風情を味わえる献立でした。
実は,昨日2年生で道徳の授業を行いました。オリジナルプレゼンテーション「いただきます」,オリジナル資料「いのちをいただく」をもとに,“生命を大切にしようとする心”を育てることを意図した授業です。
2年生は,「いただきます」に込められた思いが当初,たくさんの命をいただくことから日本に受け継がれてきた挨拶だということを理解していました。
「いただきます」には,もう一つの意味があって,それは,ご飯を「作ってくれた人の命をいただく」ことなのです。
いわば,命の使い方は時間の使い方。つまり,ご飯を作っている時間も命の使い方=命の時間ということになります。
授業後,ワークシートを回収し,一枚一枚に目を通し,赤ペンで返事を記しましたが,すべての2年生が「いのちをいただく」ことの大切さをしっかりと学んでくれたようです。
今まで以上に「いただきます」に思いを込めて挨拶することでしょう。
昨日より,「福島県中学校体育大会陸上競技大会」が郡山ヒロセ開成山陸上競技場で開催されています。
昨日,東中からは…
☆女子1・2年 4×100mリレー ☆女子1年1500m ☆男子1年1500m
☆女子共通走幅跳
…にのべ7人の選手が出場しました。
☆女子1・2年 4×100mリレーは,予選1組(4組中)を2位でフィニッシュしましたが,予選各組1着+タイム全組4着の壁に阻まれ,決勝進出はなりませんでした。
☆女子1年1500mは,予選2組を1位で通過し,明日の決勝に駒を進めました。
☆男子1年1500mは,予選1組を4位で通過し,明日の決勝に駒を進めました。
☆女子共通走幅跳は,残念ながら8位入賞はなりませんでした。
今日(6日)は,女子共通100mH,男子共通400m,女子共通800mそれぞれの予選と
女子共通100mHの準決勝,女子共通砲丸投の決勝が行われます。
昨日は,「東中最後の学校評議員」6名(うち2名欠席)の皆様に委嘱状を手交いたしました。
委嘱状交付,校長あいさつに続き,あと9ヶ月余りで閉校となる校舎案内を行いました。
校長室に戻り,教頭より学校の現状,教育活動の概要等を説明いたしました。
東中の閉校まで,残り9ヶ月ということもあってか,話題は「東中の歴史」「川桁地区の今昔」を中心に盛り上がりました。
『地域から子どもたちの声が聞こえなくなると,寂しくなりますね。』
心に響いたお言葉でした。
地域の学校,おらが学校…来年4月からは,猪苗代町にひとつの(中)学校になります。
町全体で,おらが町の,おらが子どもたちを心身ともに健全に育むお手伝いをしていただければ幸いです。
昨日の「福島県中学校体育大会陸上競技大会」2日目の結果をお伝えいたします。
☆女子共通100mHは,予選を3位で通過し,準決勝に進出。準決勝では善戦するも決勝進出はなりませんでした。
☆男子共通400mは,予選を3位で通過し,今日の準決勝に駒を進めました。
☆女子共通800mは,予選を1位で通過し,今日の準決勝に駒を進めました。
☆女子共通砲丸投は,善戦するも残念ながら8位入賞はなりませんでした。
最終日の今日は,男子共通400m,女子共通800mの準決勝⇒決勝が,そして,1年男子1500m,1年女子1500mの決勝が行われます。
勝負の最終日,出場選手全員がベストを超える走りができるよう,ご声援をお願いいたします。
女子共通800m準決勝1組。
当初は先頭を引っ張りましたが、結果5位で決勝進出はなりませんでした。
男子共通400m 準決勝2組。
善戦するも決勝進出は果たせませんでした。
しかし!
魂の力走、すばらしかったです。
今日は七夕です。校舎内ではひいらぎ学級の生徒が装飾してくれた,全校生徒および全教職員分の願い事が飾られています。それぞれの思いは多種多様でかわいらしく,眺めていると思わず笑みがこぼれます。7月7日,皆さんは,何を願いましたか。
本日の昼休み,文化祭に向けた打合せを行ないました。内容は今年度テーマの募集についてです。
今日が,東中最後の文化祭に向けた,最初の一歩です。
2校時,清らかな歌声に誘われて,校舎内を歩いてみると…
2年生の音楽の授業でした。
合唱曲「瑠璃色の地球」の練習中。
ソプラノ,アルト,男声の3パートに分かれてひたむきに練習していました。
担当の先生は,巡回しながらの指導でしたが,その間,どのパートも自主的に練習に臨む姿は美しいものでした。
「瑠璃色の地球」…完成を楽しみに待ちたいと思います。
※ なお,マスク着用,換気,ソーシャルディスタンスの確保等,新型コロナウイルス感染症対策を講じての合唱練習であることを申し添えます。
本日(9日)朝,生徒会主導で臨時の全校集会を開きました。
全校生に新生猪苗代中学校の校章デザイン案をプレゼンテーションし,どの校章がよいかアンケートを実施します。その結果を踏まえ,東中学校としての考えを生徒会交流会で発表します。
プレゼンテーションでは,代表委員会の皆さんが役割分担をして,3つあるデザイン案を丁寧に,わかりやすく説明してくれました。
50年後…100年後…半永久的に新生猪苗代中のシンボルとなる新しい校章。
サスティナブル(持続可能)な視点からも,新生猪苗代中に相応しい校章が決まることを祈ります。
本日(9日)3校時,体育館では,2年生保健体育の授業が行われていました。
CDから流れる音声ガイドに従って,体育館を何往復も走っています。
そうです。これは,新体力テストの種目“シャトルラン”です。
今日は,午前中はフリー参観となっているため,多くの保護者の皆様に見守られながらのシャトルランとなりました。
午後(13:45~)は,教育講演会(健康に留意した端末の使い方)を開催します。
さらに加速する情報化社会の光と影,注意点など,ためになるお話を聴けること間違い無しです。保護者の皆様,ぜひご来校ください。
本日(9日)は,フリー参観(午前中),教育講演会(午後)を実施しました。
教育講演会では,猪苗代中前校長で,ネット健康問題啓発者養成全国連絡協議会公式インストラクターの小杉一浩様を講師にお招きし,「ネットとの付き合い方」という演題でご講話いただきました。
小杉先生のユニークな語り口,具体的,かつ豊富なプレゼンテーション(資料)で,生徒のみならず教職員,保護者の皆様までお話に引き込まれ,あっという間の1時間でした。
スマートフォンの使用時間と脳の関連やバイトテロのお話,睡眠がいかに大切か等,多くの気づきと学びを得ることができました。
今回,お話いただいた内容が,今後の“ネットとの付き合い方”にプラスにはたらくこと,東中生の心のブレーキになることを切に願います。
今日は(12日)は,福島県中学校体育大会[柔道競技]の選手壮行会を実施しました。
みんなはひとりのために…の壮行会になりました。
東中には,“柔道部”はありませんが,地域のクラブで小学校から練習している男子選手が在籍しており,全会津大会個人戦50kg級でベスト4に入り,県大会出場を果たしました。
1年生なので「挑戦者」です。試合の駆け引きやプランを考える前に,がむしゃらに,かつ前に前に出て,攻め続けてほしいと思います。
『投げられる前に投げる。抑えられる前に抑える。締められる前に締める。攻撃は最大の防御なり。』激励のことばです。
己に克つ! 県大会での健闘を期待します!!
今日は,選手壮行会に先立ち,全校集会も実施しました。
古川先生の講話がありました。プレゼンテーションで,福島県中学校体育大会[陸上競技大会]を振り返りました。
その中で,古川先生の“大会中,印象に残ったこと”が2つ紹介されました。
1 女子共通200mで優勝した選手が全国標準記録まで,あと0.01秒足りず,全国中学校陸上競技大会出場を逃したこと。0.01秒は,距離(長さ)にして10cmだそうです。
2 男子共通400m予選で,ランキング上位(順当にいけば,県大会入賞)だった選手がスタートでフライング(不正スタート)により,一発失格となってしまったこと。
この2つから私たちは,何を学ぶべきでしょうか。
たかが0.01秒,されど0.01秒…。
たかが10cm,されど10cm…。
たかが一瞬,されど一瞬…。
今日(13日)は,会津教育事務所,猪苗代町教育委員会,猪苗代町学校教育指導委員の先生方総勢12名をお招きし,「計画訪問」を実施しました。
この計画訪問は,主として授業力向上についての指導・助言を受け,今後の教育活動の充実を目的として行われるものです。
今日は,1年保健体育,2年道徳,2年数学,3年社会,ひいらぎ生活単元,1年国語,3年理科の授業を参観いただき,その後の分科会,全体会にて指導・助言をいただきました。
何よりも,統合前に「どこに出しても恥ずかしくない」「自慢の」東中の子どもたちを見ていただけたこと,うれしかったです。
以前,ホームページで紹介した“ダイヤモンドアート”(下記リンク参照)。
ひいらぎ学級に足を運ぶと,R君がひとり黙々とダイヤモンドアートに取り組んでいました。R君にお願いし,少し作業させてもらいました。極細のピンセットで,指定された番号,記号と同じビーズを載せて(貼り付けて)いくのですが,一粒載せただけで,かなりの集中力と粘り強さが必要だと感じました。
それでも続けていくうちに,楽しさ・面白さが自然と湧いてくるのです。
完成した作品は,「集中力と粘り強さ」の結晶となるはずです。
清掃時,校舎内を歩いていると,廊下を一心不乱に雑巾がけしている女子生徒を見かけました。
両手,両膝を床につき,ただひたすらに「拭く」「磨く」動作に集中していました。
「掃除をやらされている感」は一切感じませんでした。感動しました。
掃除をすることは,その場をきれいにするだけでなく,自分の心の中を整え,清め,浄化することにもなるのです。つまり,掃除は,自分磨きになるのです。
押しも押されぬスーパースターになったメジャーリーグの大谷翔平選手が高校の時に書いた「目標達成表」の中に「ゴミを拾う」という項目がありました。
先日の試合でも,一塁に出塁する際に,グラウンドに落ちているゴミをさりげなく拾い,ポケットに入れていました。その後のインタビューで,大谷選手は,こう答えています。『人が捨てた幸運を拾っています。』
掃除にしろ,ゴミ拾いにしろ,自分を磨き,幸運を拾うことになるのですね。
残り8ヶ月余りとなった東中をどれだけきれいにできるか。清掃の時間に限らず,さまざまな時と場で,「掃除」「ゴミ拾い」をすることで,(我々大人も含め)自分を磨き,幸運を手にしていきたいものです。
本日,統合中学校新校舎建設工事の上棟祭が,建設中の新校舎の中で執り行われました。猪苗代町長様,議会議長様,教育長様,工事関係者様,はじめ多数のご出席者の中,各中学校からも生徒代表2名も参加しました。東中学校からは2年生が参加しましたが,建設中の校舎に入る機会は普段はできないため,貴重な経験になったことと思います。上棟祭の会場は、1階で図書室になる予定の場所で,とても広いスペースでした。
新校舎ですが,コンクリート打ちは終了したとのことで現在は、内装工事も同時進行しています。順調に工事は進んでいるようで,完成が楽しみです。
今日は(16日)は,福島県中学校体育大会[柔道競技]の個人戦が郡山西部第二体育館で行われました。
以前のHPでも紹介しましたが,東中には,“柔道部”はありませんが,地域のクラブで小学校から練習している1年生の男子選手が在籍しており,全会津大会個人戦50kg級でベスト4に入り,県大会出場を果たしました。
1回戦の相手は3年生でしたが,常に前に出る試合で,技ありを2本決め,見事1本勝ちでした。
壮行会で校長先生から『投げられる前に投げる。抑えられる前に抑える。締められる前に締める。攻撃は最大の防御なり。』という激励のことばをいただきましたが,まさにそれを実践する試合でした。
2回戦は,地区大会1位の3年生で,残念ながら敗れてしまいましたが,強豪と対戦でき,今後のよい経験になったことと思います。
本日,標記大会が開催され,本校からは3年生の女子生徒が出場しました。
自分の考えを皆に訴えたいと主張したテーマは『言葉の大切さ』でした。悩み,苦しんでいたときに救われた両親の言葉の有り難さ,また,誹謗中傷をなくし優しい言葉で溢れた社会をつくりたいという彼女の思いは,聴衆の,そして応援に来てくれたお母さんの心に確実に響いたことでしょう。
さて,発表自体も素晴らしいものでしたが,発表まで毎日練習してきたことや,練習中励ましの言葉をくれた友人がいたことは,彼女の成長の大切な支えとなるはずです。
「私は将来、看護師になりたいと考えている。目で見える傷の手当だけではなく、傷ついた心にもそっと寄り添える『包帯としての言葉』を扱える看護師だ。そして一人でも多くの人の、心と身体の治療の手助けをしたい。それはいつかきっと、私を支えてくれている両親への恩返しにつながるはずだから。」
と述べた彼女の言葉が,いつか実を結ぶことを願っています。
過日,3年生が美術の授業で「絵本」を制作していることは,お伝えしました(下記リンク参照)が,今日は,学区のさくらこども園さんにおうかがいし,絵本贈呈を行ってきました。
贈呈式では,園長先生立会の下,年長組の園児さん代表2名に,3年生代表女子生徒,校長からそれぞれ男児,女児(いずれも東中に兄姉が在籍)に手作り絵本を手渡ししました。
子どもたちのきらきら輝く瞳,元気で大きなあいさつを目にすることでできて,うれしかったですし,中学3年生から6歳以下の子どもたちへ世代を超えて,「思い」がつながっていくことに感動しました。
2校時後の休み時間,“ひいらぎカフェR&A”の2人が校長室を訪ねてきました。
A君はイーバーの店長さん,R君はイーバーのアルバイトさん,とのことです。
彼らが届けてくれたのは,「チョコカップケーキ~梅ジャムを添えて」というスイーツでした。このスイーツには,「1学期お疲れさまでした」という気持ちと1学期の学習の集大成という2つの意味が込められているそうです。
彼らの「気持ち」に感謝しながらいただきました。隠し味の「一生懸命」がとてもよく効いていて,ほっぺたが落ちるほどの美味しさでした。
明日は,「東中学校最後」の1学期終業式。
終業式前日の今日は,1学期分の感謝を込めて,全校生で愛校作業を行いました。
(当初の予定では,校庭の草むしりでしたが,熱中症警戒アラートの発出もあり,ガラス磨きに変更しました。)
きっと,自分の心を磨くべく,ガラス磨きに励んだであろう東中生。
明日も全校生がひとつになり,「すばらしい」「どこに出しても恥ずかしくない」“東中学校最後の1学期終業式”になることでしょう。
「東中学校最後」の1学期終業式の朝。
技術室前のプランターにホースで水やりをする男子生徒がいました。
彼は,毎日毎朝,一日も欠かすことなく,早く登校しては,技術室前のプランター,ひいらぎ菜園,ひいらぎ教室前のプランターに水やりをしています。
その背中からは,植物に対する愛情がにじみ出ているように感じます。
きっと,プランターや菜園の植物たちは,彼の愛情を一身に受け,大きくたくましく育つことでしょう。
彼の背中(姿)から,私たち大人も「何か」を学ばなくてはなりません。
今日もグラウンドには,磐梯山に見守られながら,「自主練」に励む陸上部のみなさんの姿がありました。
7月24日(土)~25日(日)に行われる全日本中学校通信陸上競技福島大会,8月9日(月)に行われる東北中学校陸上大会,9月2日(木)に行われる全会津中学校駅伝競走大会に備えて,日々心身を鍛えています。
自主練習中の姿,自主練を終えて昇降口に向かう時の姿,辛くても笑顔であいさつする姿には,東中最後の1学期を締めくくるに相応しい「ひいらぎの精神(剛毅・優雅・忍耐)」魂が宿っていました。
本日(20日),東中学校最後の1学期終業式を無事挙行することができました。
誰一人欠くことなく,東中生63名全員がそろっての終業式に感謝の気持ちもひとしおです。
暑くても頭を下げることなく,しっかりと発表者に目と耳と心と身体を向けて,話を聴く態度に東中にいられることのうれしさと誇りがあふれてきました。
さて,式の中では,各学年の代表者が「1学期を振り返って」ということで,発表を行いました。
3学年代表生徒の発表の印象に残った一節を紹介します。
『…今年は,受験の年,今までにないぐらい学習に力を入れて,志望校に合格できるよう努力したい。陸上と合唱の練習があり,ハードな毎日となるが,それを理由にして“勉強ができなかった”というふうにならないようにしたい。限られた時間の中で,効率的に学習を進め,2学期に結果が出るようにしたい。』
受験生としての自覚,自分に甘えず,学習に取り組み,志望校に合格する,という強い意気込みを感じました。
いよいよ,35日間に及ぶ長い夏休みが始まります。生徒とは,以下4つの約束をしました。
1 たった一つしかない自分の命を大切にすること。
2 たくさん本を読むこと(目標5冊)。
3 1日1回,必ずお手伝いをすること。
4 東京オリンピック・パラリンピックから一つでも多くのことを学ぶこと。
ご家庭でもお声かけしていただきつつ,子どもたちの命と心を見守っていただければ幸いです。
1年生は総合学習で猪苗代町のガイドブックをつくっており,その中の一つに“達沢不動滝”についての記事があります。国語の授業では,その記事を語彙豊かに書き改める学習を行ないました。今回は生徒たちが選んだ優れた作品を二つご紹介します。夏の暑い毎日が続いていますので,写真をご覧になりながら涼やかな気分になっていただければと思います。
【生徒A】
鳥居をくぐり,木に囲まれた道を歩いていくと,そこには達沢不動滝があります。
滝は多くの木々に囲まれ,まるで王様のような迫力があります。また,自然に囲まれているため,木々のささやきや,鳥たちの声,植物の匂いもします。流れている水は,透き通っていて,そこを通る風は,とても心地よく感じられました。
やすらぎのひと時を味わうことができると思うので,ぜひ訪れてみてください。
【生徒B】
滝に着くまでには森の中を歩きます。森は日中でも夜のような静かさで、大きな木や石があり自然を感じられます。
滝に着くと,そこには町中とは違う新鮮な空気があり,木の香りもします。迫力満点の滝の近くはとても涼しく,水の流れる大きな音がします。鳥のさえずりも聞こえ,マイナスイオンを浴びてリフレッシュもできます。
秋は紅葉する木々もあるので,四季によって違う姿が楽しめます。
さぁ,明日から夏休みです!
8月20日(金)に会津風雅堂で行われる「北会津地区小中学校音楽祭(第1部合唱)」に向けて,夏休み初日から練習に励み,美しいハーモニーを奏でている特設合唱部。
各学年4名ずつ,総勢12名と小規模ですが,練習を眺めていると,その様子はまさに「少数精鋭」。自ら希望して,志をもって活動しています。
冷えぴたシート,シューズを脱ぐ,水分補給,工場扇,マスク着用,換気,ソーシャルディスタンス等々…熱中症予防と感染症対策に万全を期して,このひと夏,精一杯活動します!
7月29日(木)に,猪苗代中で行われる「猪苗代町生徒会交流会」に向けて,今日(26日)も早朝から,生徒会役員(3年生4名)がプレゼンテーションの準備に励んでいます。
統合前,最後となる「交流会」では,新しい校章に対する各校生徒の意見(生徒会役員の意見集約含む)の発表,交流や統合後を見据えた委員会活動と一日の学校生活の課題把握等が行われます。
意見を交流し,議論を重ねることで,統合中生徒会がよりよいスタートを切れることを切に願っています。
夏休みに入ってからも陸上部(特設駅伝部)の挑戦は続いています。
視線の先にあるのは,9月2日(木)に行われる「全会津中学校駅伝競走大会」での上位入賞,さらにその先の「福島県中学校駅伝競走大会」(10月5日~6日,楢葉町総合グラウンド)への出場。
『今後も自分を倒す稽古をやっていく。』
この言葉は,東京オリンピック柔道73kg級で金メダルを獲得した大野将平選手が決勝戦後のインタビューで語った言葉です。
陸上部(特設駅伝部)の皆さんにも,つねに「自分(の弱さ,の心)を倒す」練習を積み重ねていってほしいです。視線の先にあるものをめざして…。
本日(29日)は,猪苗代中において,「猪苗代町内中学校生徒会交流会」を開催しました。
本日は,主として,以下の2点について,プレゼンテーションと意見交流を行いました。
1 校章について
⇒3校がそれぞれ自校で行ったアンケート集計結果の発表
⇒最終候補の選定
2 各中学校の1日の学校生活の説明(プレゼンテーション)
3校とも趣向を凝らしたプレゼンテーションを展開しましたが,東中のプレゼンテーションは,内容の構成,わかりやすさ,声の響き(統合中の工事現場の音にも勝っていました),どれをとっても素晴らしかったです。
そして,何より統合中への「想い」をしっかりと伝えていたことが印象に残りました。
来年の4月,力強いテイクオフに向けて,町内の3つの中学校の子どもたちは,助走を始めています。
今日(29日)の合唱練習は,いつもと環境を変えて,体育館で行いました。
多目的ホールと違い,声が響かないため,しっかりと声を出さないと美しいハーモニーを奏でることができません。自分たちの実力,今の力を知るよい機会になったことでしょう。
顧問の先生のバイタリティあふれる熱い指導により,日に日に美しい響きを増している特設合唱部。顧問の先生が伝えている「いい顔,いい声,いい心」をしっかりと表現している特設合唱部。本番当日が楽しみです。
【意志あれば道あり】
特設合唱部の練習は,午後1時スタートですが,早い生徒は12時に登校し,12時半には,自主的に発声のウォーミングアップをしていました。響いてくる声には,「意志」が感じられました。