本日(30日),“結~閉じる歴史・始まる未来”をテーマに,東中学校最後の「ひいらぎ祭」を開催しました。
今年度のひいらぎ祭は,「結」というテーマが示すように,「東中の最期を見届けるという志をもった東中生が,東中最後のひいらぎ祭に向けて結束し,64年間の歴史を結実させる。そして,新しい未来に向かって力強く一歩を踏み出していく」という思いが込められています。
生徒会と文化祭実行委員会が中心となり,10月から本格的に準備を始め,テーマ,テーマソングなどを決めて本日を迎えました。63名の生徒が一丸となって取り組んだひいらぎ祭は,たくさんの笑顔と感動があふれる素晴らしい,そしてかけがえのない時間となりました。
開祭セレモニー,少年の主張,英語弁論,合唱コンクール,各学年総合学習の発表,閉校記念自主企画,閉祭セレモニー…どのプログラムをとっても笑いあり,涙ありの,東中生でしか創ることのできないあたたかく,やさしい時間でした。
実行委員会企画の開祭・閉祭セレモニーは,工夫と趣向が凝らされ,生徒はもちろん,来場された方々に幸せな感動を届けることができました。
合唱コンクールでは,長い間練習してきた成果を心と身体で発揮し,美しいハーモニーが体育館に響き渡りました。
総合学習の発表では,1年生は「桃太郎」,2年生は「三神と柊の伝説」,3年生は「SDGsオリンピック」…寸劇やダンスを交えつつ,地球規模で課題となっていることに切り込み,かつ,ひいらぎの精神“剛毅・優雅・忍耐”を盛り込んだ,分かりやすく丁寧な発表を行いました。
閉校記念自主企画では,64年間の歴史をスクリーンで振り返るとともに,東中生63名一人一人の横顔を紹介しました。新旧生徒会長から返納された校旗には,東中64年間の歴史と伝統,ひいらぎの精神,5000名を超える卒業生と在校生の思いがぎっしりと詰まっていました。
テーマに込められた,「東中学校が閉校し,統合中学校になることに対しての,たくさんの願い,感謝の気持ち」…が「形」となって結実した文化祭になりました。
最後になりましたが,お忙しい中,ご来校いただきました保護者の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。