本日(22日)は,2回目の卒業式全体練習を行いました。
主な練習内容は…
1 礼法(起立,礼,着席,座礼等)
2 退場(卒業生)
3 入場(卒業生)
4 代表生徒(送辞・答辞)の動き確認
…の4点でした。
ヒーターを点けても寒い体育館でしたが,東中の子どもたちは,最後の卒業式に向けて,ひいらぎの精神“剛毅・優雅・忍耐”を「形」として現わそうとがんばっていました。
東中最後の卒業式に相応しい「形」を少しずつ極めていきたいと思います。
本日(22日)の1年生音楽は,箏曲の演奏に取り組みました。
なかなかふれることのない箏に,子どもたちは興味・関心を高めていました。
箏を演奏するために必要な奏法,身体の使い方などの技能を身につけようと全員が一生懸命活動に臨んでいました。
あとひと月あまりで「先輩」となる1年生,音楽の授業のみならず,学習・生活等さまざまな場面で「先輩」となる自覚が高まってきている様子がうかがえます。
ひいらぎ工房R&Aを訪ねると,R君が何やら一生懸命作業に取り組んでいました。
和紙を使って,丁寧に,心を込めて,「お花」づくりをしていたのです。
私も一緒にR君に「お花」づくりのポイントを教えてもらいながら,お花づくりをしました。
完成したものを“先生”であるR君に出来映えを採点してもらいました。高得点ではなかったので,何回かやり直し,最後には100点満点をもらいました。うれしかったです。
さて,この「お花」ですが,そう遠くない将来,ある場面で使われるそうです。
それが何かは,当日までのお楽しみにしておきましょう。
今年度最後の全校集会(放送)では,全校生に向けて,言葉の大切さを訴えました。
以下,長文になりますが,紹介します。
『たった一言が人の心を傷つける たった一言が人の心を温める』~あるお寺の入口掲示板に掲げられていた“書(ことば)”です。
『一度口から出た言葉には,消しゴムは使えない』~かつて,私が受け持ったクラスの女子生徒が言った言葉です。
さて,みなさんは,「言霊(ことだま)」という言葉を知っていますか? 古来より日本では,言葉には霊力が宿っていると信じられ,口に出して音(声)にすることにより,発した言葉どおりの結果をもたらす力があるとされてきました。 これが,「言霊」です。
たとえば,炊きあがったごはんを二つの茶碗にとり,一つには「おいしくいただくよ。ありがとう」と声をかけ続け,もう一つには「まずそうだな。早く悪くなってしまえ」と声をかけ続けていると,「ありがとう」と声をかけたごはんの方が,長く腐らずにいるという実験結果もあるそうです。うそのような本当のお話です。
言霊は,現実の世界だけでなく,インターネットやSNSの世界でも生き続けます。みなさんは,木村花さんという女子プロレスラーを知っているでしょうか。2年前の5月,SNS(Instagram)に…数え切れないぐらいの誹謗中傷を書き込まれ,22歳という若さで,自ら命を絶ってしまいました。
匿名で書き込んだらバレない,と思っている人がいるかもしれませんが,手続きを行えば,インターネットやSNS上で人物の特定ができるのです。木村花さんの事件でも匿名でひどいことを書き込んだ人物が特定され,裁判になっています。また,書き込みを削除しても,それは表面だけのことで,インターネットの世界では,記録や書き込みは残り続けます。これを入れ墨に例え,“デジタル・タトゥー”といっています。
言葉は,人を死に追いやる力も宿しているのです。言葉は人間にとって,便利で大事な道具ですが,遣い方を誤ると,危険な武器にもなります。言霊をプラスの方向で使っていくよう,いつも心がけてください。
そして,いつも言っていること…自分から出ていったものは,言葉であれ,行動であれ,いつか必ず自分自身に戻ってきます。“ブーメランの法則”です。いつもいいブーメランを投げる東中生でいてください。
金曜日(18日),体育館で東中学校最後の卒業証書授与式に向けた全体練習の1回目を実施しました。
1回目の練習では,座席位置の決定,卒業式の意義,礼法指導(姿勢・座礼・立礼等)など,卒業式の「基礎・基本」を確認しました。
卒業式を行う意義,それは…
「みなさんが支えてくださったお陰でここまで成長できました」という姿を,感謝の意味を込めて披露することです。
卒業式は,「入場」「起立」「礼」「着席」「返事」「証書授与」「答辞」などの活動をとおして,支えてくださった方々(ご家族・地域の方々・先生方等)に感謝の心を表す場なのです。
練習,予行をとおして,感謝の心を立派な「形」として表せるよう磨きをかけていきましょう。
今日(16日)の給食献立は,県立高校前期選抜を控える3年生にとっては,縁起のよい“験担ぎメニュー”でした。
まず,“フィッシュカツバーガー”…バンズに挟む具材は,フィッシュ“カツ”=受験に“勝つ”につながります。
そして,もう一品は,伊予柑。“いよかん”=“いい予感”。
県立高校前期選抜まで,あと15日(土日祝含)。この時期は,学習時間の確保はもとより,受験当日にベストコンディションになるよう,体調管理が必要となります。
バランスのよい食事,十分な睡眠,適度に動くことを心がけ,3年生には,「合格」を勝ち取ってほしいと思います。
本日(16日)のひいらぎ学級道徳では,「夜のくだもの屋」という教材をとおして,感謝や思いやりについて,考え議論しました。
「夜のくだもの屋」は,合唱部の練習後,暗い夜道を一人で下校する主人公の少女を心配し,少女が通り過ぎるまで店を開けてくれているくだもの屋のあたたかい思いやりが感じられる内容の教材です。
くだもの屋のおばさんが歌う合唱曲を通して,店の明かりが自分のためであったことに少女は気付き,驚きとともに感謝の気持ちになるところに,この教材の深さがあります。
ひいらぎ学級のふたりは,少女やくだもの屋のおばさんの気持ちを真剣に考え,少女の感謝の心やおばさんの思いやりに心打たれているようでした。
そして,これからの生活の中で,思いやりや感謝の心をもつことを心に刻んでいました。
本日(16日)の1学年学活では,統合に向けた「心」がまえの準備をする活動をしました。
まずは,よりよい集団をつくるための「心」がまえ~「住み心地のよい環境を自分たちでつくろう」
言葉のもつ力や言葉のよりよい使い方についても考えを深めました。
次に,統合中での生活の基本となる朝と帰りの活動,生活班での活動,日直の仕事なども全員で確認しました。
統合まで,あと43日(土日祝含)…希望と期待をもって統合中にすすめるよう支援してまいります。
期末テスト(1・2年生)が終わった後の掃除の時間,東中生はいつもと変わらず一生懸命,活動に取り組んでいます。
よく掃除をする意味は,5Kで表されます。
1 気がつくひとになれる
2 心が磨かれる
3 謙虚になれる
4 感動の心が育まれる
5 感謝の心が芽生える
アメリカ,メジャーリーグで活躍するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。
大谷選手は,グラウンドで,気が付くとゴミを拾います。フォアボールで,一塁に向かうときも,さりげなく小さなゴミを拾い,ユニフォームのポケットにしまいます。きっと,彼の偉大な記録の裏側には,掃除によって培われた謙虚さや感動,感謝の心があるのだと思います。
東中の掃除の時間も残り20日ほどです。
今までお世話になった東中をぴかぴかに磨き上げて,閉校式を迎えたいですね。
そして,新たなステージ(進学先,統合中)でも5Kを意識して,掃除を一生懸命できる人になってほしいです。
本日(14日)と明日の2日間,東中生は,東中での最後の定期(期末)テストに挑戦します。
1年間の学びの“集大成”ともいえる期末テスト…答案用紙に向かう姿にも鬼気迫るものを感じます。
東中で学んだことが,統合中での新たな学びに結び付くよう,繋がるよう心から願います。