先日の道徳の授業で,「きつねとぶどう」というお話を読みました。次のようなお話です。
『おなかをすかせた子ぎつねのために,遠くの山にぶどうを取りに行った母ぎつね。やっと巣の近くまで戻ってきたと思ったら,猟師が連れている犬に見つかってしまい,自分の命と引き換えに大きな声を出して子ぎつねを逃がします。逃げた子ぎつねは母親を探しますが,会うことはできません。数年後に巣の近くを通りかかったとき,そこには立派なぶどうが実っていました。母が命懸けでとってきてくれたぶどうだということを悟ったきつねは,亡き母に向かって叫ぶのでした…。』
しみじみと物語の世界に入った子どもたちは,子ぎつねの気持ち,母ぎつねの気持ちを想像しながら,自分のために尽くしてくれている方への「感謝」について考えました。日頃から道徳の授業に真剣に臨んでいる子どもたち。次のような感想やおうちの方への言葉を書いてくれました。
○お母さんは大変なんだなと思いました。いつもありがとう。
○お母さん,いつもありがとう。わたしも親になった時,お母さんみたいになりたいです。
○お母さんやお父さんのところに生まれてきてよかったと思いました。
○もっとありがとうと言いたい。伝えきれないありがとうを言いたいです。
○育ててくれてありがとう。お世話してくれてありがとう。
○お母さん,いつも家のことをしてくれてありがとう。
○ぼくが子ぎつねだったら,お母さんみたいな親になりたいと思いました。
○お世話をしてくれている人に,かんしゃの気持ちを伝えたいです。
○いつもありがとうございます。わたしもお母さんみたいに家のことをしっかりできる母になります。
○いつもお世話してくれてありがとう。これからもよろしくね。
○家族みんなや先生にお世話になっているから,恩返ししたくなった。