3年生の美術の授業では,「堆朱(ついしゅ)」制作に取り組んでいます。
堆朱とは伝統的な漆工芸の一つです。いろいろな色を重ね塗りした材料を削って形をとり,やすりで形を整えながら面をつくって美しい色面模様の造形を生み出す素材です。
3年生は,思い思いの形を決め,丁寧に,かつ慎重にやすりで形を整えています。この作品は,キーホルダーになります。
この堆朱,中国発祥で,古くは「宋」の時代(960-1279年)に盛んになり,日本へは平安時代末期から鎌倉時代初めごろに伝来し,室町時代から本格的に製造が始まりました。
2020/11/30 13:51
|
投稿者:東中学校管理者