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“ハレ”の席で振る舞われる郷土料理

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 本日(18日),2学年の技術・家庭の時間では,先週【下記リンク参照】に引き続き,郷土料理づくりに挑戦しました。

 本日は,“こづゆ”づくり。
 班ごとに協力して,かつ役割分担をして,一生懸命調理に取り組む2年生の姿からは,統合中を背負って立つ自覚が感じられました。さすがは,統合中の最上級生となる子どもたちです。

 校長室にも女子生徒が届けてくれました。苦労した点を聞いたところ,『最後の味付けでした。』とのこと。 
 料理をつくるひと手間のたいへんさを実感していたようでした。
 お味の方は,素材本来から出る出汁がきいていて,とても美味しかったです。

 さて,このこづゆ,内陸の会津地方でも入手が可能な海産物の乾物を素材とした汁物です。
 江戸時代後期から明治初期にかけて会津藩の武家料理や庶民のごちそうとして広まり,現在でも正月や婚礼など“ハレ”の席で振る舞われる郷土料理です。
 交通が現在ほど便利ではなかった時代,会津は内陸地方のため,祝いの席であっても鯛や海老などの新鮮な魚介類を用意することが難しく,このため,乾物を材料としたこづゆが祝いの席の料理として作られました。(出典Wikipedia)