先日,ご紹介した門松が完成しました。
2校時終了後の休み時間に,ひいらぎ学級のふたりが校長室に完成のお披露目に来てくれました。手作りならではのあたたかみとやさしさが満載です。
この手作り門松なら,きっと年神様が降りてくる“目印”として見つけられますね。
私も東中生(保護者の皆様),地域の皆様方の1年間の幸せと健康長寿を祈りながら,門松を愛でたいと思います。
本日(23日),1校時の1年生道徳は,「ゆうへ~生きていてくれてありがとう」という教材をもとに,『生命の尊さ』について,考え議論しました。
阪神・淡路大震災のときに,当時1歳半だった双子の子ども(ゆうちゃん,しょうくん)のうち,しょうちゃんを亡くしてしまった母親の手記がもとになった教材です。
しょうくんを救えなかったことへの自責の念や葛藤を抱えつつ,ゆうちゃんとの日々の中で母親が「気づき」や「学び」を得ていく過程を,子どもたちは真剣に,まるで自分のことのように話し合いました。
『生命の尊さ』は,身近なところで大切な人を失って初めて分かるものだと思いますが,今日の1年生の真っ直ぐな瞳には,「これから生命を大切にしていこう」という意思の強さがにじみ出ていました。
今年も残すところ,8日…今日という日は,阪神・淡路大震災,東日本大震災,新型コロナウイルス感染症で亡くなった方々が生きたかった日です。
令和2年残りの8日も一日一日,生命を大切に生き抜きましょう。
本日(23日),町教育委員会から町内すべての小・中学校にマスク,除菌ジェル,非接触型体温計が配付されました。
これらの新型コロナウイルス感染症対策グッズは,猪苗代町にご縁のある方からの御寄付とのこと。
ふるさとを遠く離れても,ふるさとやふるさとの子どもたちを思う熱いお気持ちにただただ頭が下がる思いです。
マスクについては,全校生一人一人に50枚入マスク1箱をお送りいただきました。
福島県内でも新型コロナウイルス感染症が拡大の様相を呈しております。お送りくださった方の思いを無駄にしないためにも,より一層の感染防止対策を徹底してまいります。
本日(23日),5校時の3年生道徳は,「独りを慎む」という教材をもとに,『自制する心』について,考え議論しました。
独りになったとき,人はどのような行動を取るのか…。
授業は,教材を中心としながらも,家族がいるときやまわりに人がいるとき,そして,独りになったときを想起しながら,自分との対話へと誘う内容でした。
独りを慎む…簡単なようでむずかしいことかもしれません。
しかし,キーワードは「人として」「人間として」ではないかと感じました。
自らの生活を省みつつ,3年生一人一人の声に成長を感じたひとときでした。