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11日の再会を楽しみにしています!!

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(観音寺川の桜も校庭の桜もすっかり葉桜となりました)

 


 本来でしたら,本日7日(木)から学校再開でしたが,過日お知らせいたしましたとおり,「当面の間」臨時休業が継続することになりました。

【生徒の皆さんへ】
 みなさんと笑顔で再会できることを楽しみにしていましたが,それが叶わず残念です。
いわゆるゴールデンウィークも終わりましたが,規則正しい生活を送ることができたでしょうか。計画的な学習,適度な運動ができたでしょうか。
 みなさんは,いつでもどこでも「東中生」です。始業式でお話したとおり,みなさんには,つねに,ひいらぎの精神「剛毅・優雅・忍耐」を意識して生活してほしいと思います。
「剛毅・優雅・忍耐」を家庭生活の中でも,ぜひ具体化して実行してください。
 では,11日(月)に,笑顔でみなさんと再会できることを心待ちにしています。

【保護者の皆様へ】
 臨時休業に引き続き,大型連休中におかれましても,お子さまに対するご家庭でのご指導・ご支援,本当にありがとうございます。
 学習面はじめ,様々な不安があるかとは思いますが,教職員一同,お子さまの健全な成長に何が必要なのかを考えて,教育活動にあたってまいります。今後もご理解・ご協力をくださいますようお願いいたします。

脚下照顧(きゃっかしょうこ)

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 脚下照顧…「きゃっかしょうこ」と読みます。禅系の寺院でよく見かける言葉です。
「足下を見なさい」から転じて「履き物をそろえましょう」と標語的に使われています。
 しかし,真意はもっと深いところにあります。脚下とは自分の足下。自分の足下を顧(かえり)みるとは「我が身」や「我が心」を振り返れ,自分が今どのような立場にいるか,よく見極めて事に当たれと言うことです。

 永平寺の開祖(曹洞宗の開祖)である道元禅師は,日々の修行の中に「履物を揃える」という行為を組み込んでいました。履物を揃えることは「自分自身を見つめる」「自分の行いを振り返る」ということにつながると考えていたのでしょう。つまり…「履物がちらかっていると心が乱れている。揃っていれば心が落ち着いている」ということです。

 さて,上の写真は,3年生の下駄箱です。上履きが入れるべきところ(下駄箱の上段)にきちんと入っています。この状態は,おそらく臨時休業に入る前の4月21日(火)の下校時に整えられたものだと推測できます。
 「心が落ち着いている」3年生の行動に,誰もいない昇降口で,思わず『さすがは3年生!!』と声に出してしまいました。

 玄関(昇降口)を見れば,その家(学校)のレベルや生活態度がよく分かるといいます。玄関(昇降口)は家(学校)の顔です。これからもぜひ「脚下照顧」を心がけてください。

 最後に,長野県にある円福寺のご住職が記された「詩」を紹介して終わります。

   はきものをそろえると 心もそろう
   心がそろうと はきものがそろう
   ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない
   だれかが みだしておいたら だまってそろえておいてあげよう
   そうすればきっと  世の中の人の心もそろうでしょう