本日から,学校再開となりました。改めて,子どもたちが学校に来てくれたこと,学校にいてくれることに感謝しました。ありがとうございます。
今週は,部活動なしで16:15完全下校になります。
さて,今朝は,全校集会をもちました。校長講話では,以下のような話をしました。
『心に残っているテレビコマーシャルがあります。そのコマーシャルは,今から9年前,あの東日本大震災の直後に流れていたものです。みなさんは,小学校に入る前だったので,記憶にはないと思います。
(黒板に「+ - × ÷」と板書)
「+」は,たすけあう
「-」は,ひきうける
「×」は,声をかける
「÷」は,わけあう
それは,人を笑顔にする算数,おもいやり算
ほら,やさしいでしょ
というテレビコマーシャルでした。
みなさんのまわりをよく見渡してください。困ったり,悩んだりしている友だちはいませんか。
困ったり,悩んだりしている友だちがいれば助け合い,だれかが一人で大変そうなときは,笑顔で引き受け,よく声をかけ合い,喜びも悲しみもわけ合う。
毎日,このおもいやり算を実践して,思いやりのあふれる,笑顔のあふれる東中にしていきましょう。』
今週で,5月も終わりです。東中の生徒が少しでも「思いやり算」を意識して,生活してくれることを祈ります。
本日の6校時に,今週末金曜日開催の生徒会総会の「議案書審議」を行いました。
どの学年も生徒会要項にしっかりと目を通し,東中をよりよくするために,疑問に思ったことや意見・要望などを出し合っていました。
その中でも東中をリードする3年生の議案書審議は,ひと味違う緊張感が漂っていました。
最高学年であること,下学年をリードする立場であることが緊張感を生み出していたのだと感じます。
学級委員さんが前に立ち,必ず質問や意見・要望を出させようとする姿勢,子どもたちのやりとりをじっと「待ち」の姿勢で見守っていた担任の先生。
3年生の姿は,まさにひいらぎの精神の一つ「剛毅」そのものでした。
金曜日の生徒会総会が充実した有意義なものになることを確信しました。