本日(8日)1校時の1年道徳は,“富士山から変えていく”という題材をもとに,社会参画や公共の精神を考えていきました。
この題材は,世界的に有名なアルピニスト・野口健氏が,富士山登山をしたとき,「現実(ゴミ,家電等の不法投棄)」を目にしたときの経験をもとにつくられたものです。
最後に,「みんなが力を合わせることで,変えられること」を考え,議論し,自分たちができることを発表しました。
Think Globally, Act Locally.(地球規模で考え,足元から行動せよ)
SDGsが叫ばれる現在,足元から行動することで,変えられることはたくさんありそうです。
放課後,3年生が教室前の自習スペースで何やら会議を開いていました。話し合いの内容をよくよく聞いてみると,“卒業文集”に関する打合せであることがわかりました。自分たちが歩んできた東中学校での思い出を,どうやって言葉で表現していくか。生徒はいろいろなアイディアを出し合い,検討していました。
音楽の時間では,「旅立ちの日に」が聴こえてきます。卒業の準備はもう始まっているのですね。
本日(8日),猪苗代中の代表生徒6名のみなさんが来校し,「SDGsカラーホイール贈呈式」を行いました。
このSDGsカラーホイール(バッジ)は,猪苗代中の2年生が中心となって,新校舎の敷地には移植できない,現在の校舎中庭の木を再利用して,制作したものです。
6種類の木(サクラ,イチョウ,ハナミズキ,ナツツバキ,エゾユズリハ,ウツギ)が再利用されており,一つ一つ手作りで,二つと同じものがない,世界にただ一つの,オンリーワンのバッジです。
バッジの表面には,サークルと17の色が施されており,裏面には,「東中 1958-2021」と印字されています。
バッジの贈呈に併せて,コキアで作られた“ミニほうき”もいただきました。
統合中の学校経営・運営ビジョンの柱となるSDGs…持続可能な社会を創るための取組の一つが,今回のSDGsカラーホイール贈呈式という「形」となって具現化しました。
17あるSDGsの目標のうち,今回の取組は,“17 パートナーシップで目標を達成しよう”に相当すると思います。今回のパートナーシップが統合をきっかけに,SDGsへの機運の高まりへと繋がることを願います。
※ 猪苗代中の生徒たちの「思い」が詰まった「【SDGsカラーホイール】について」を添付ファイルにアップしました。併せてご覧いただければ幸いです。