統合に向けて、2月末日で給食が終了しました。これまで給食を作っていただいた先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。3月に入ると、大きな釜や物品が搬出され4日からは本格的な工事が始まりました。来年度から町内の別な学校で調理された給食を届けていただくようになるため、給食室のスペースは狭くなり、新たに職員の更衣室が設けられます。これまで給食を作っていただいた場所が変わってしまう寂しさもありますが、新たなスペースに生まれ変わる期待感も大きいですね。
本校では、う歯の治療が完了したクラスにプラチナクラス賞を贈呈しています。3月4日には、2年生が達成し、校長室で賞状を伝達しました。
3月6日に地区児童会を行いました。道路の歩き方などの反省と来年度のメンバーや集合場所、集合時間の確認をしました。これまでは6年生が班長として全員をリードしてくれましたが、これからは5年生が班をまとめるようになります。地域の方々には、子どもたちが安全に登校できるよう見守りをお願いいたします。
3月7日に6年生を送る会を実施しました。5年生を中心として会場を飾り、温かい雰囲気の中で始まりました。1年生はタブレットを用いたクイズ、2年生は借り人競争、3年生は陣取りゲーム、4年生は特大メッセージ、5年生は、クイズや物を頭に載せて歩くリレーなど6年生と楽しい時間を過ごしました。また、縦割り班でお世話になった6年生にメッセージをプレゼントしました。6年生はお礼として楽しいダンスを披露してくれました。全校合唱も行い、心温まるすてきな会になりました。
3月6日、合奏部の退部式が行われました。式では、退部する6年生からこれまでの取組や下級生に対しての期待などの話がありました。下級生はお世話になった気持ちをメッセージカードに書いてプレゼントと一緒に渡しました。受け取った6年生は素敵なメッセージに笑顔いっぱいでした。すでに、5年生を中心として練習に取り組んでいますが、すばらしい伝統を引き継いてほしいと思います。
13年前の3月11日。東日本大震災。6年生が生まれるちょっと前のことなので、小学生は当時の記憶もありません。どんなことが起こったのか、どんな対応が大切なのかなどを学習を通して知り、学んでいます。本校では、3月11日に県の方やジオパークの方を外部講師として、防災教室を実施しました。低学年は、新聞紙でスリッパを作りを学びました。中・高学年は震災時の様子や災害に備えて大切なことを学びました。学校全体で防災の意識を高めています。
3月14日は卒業証書授与式・閉校式の予行練習を行いました。卒業生、在校生とも立派な態度で臨んでいました。3月19日の本番もすばらしい卒業式なると思います。また、校内の掲示も卒業式バージョンに変わっています。少しだけ紹介します。リニューアルを進めている図書室には、6年生が初めて借りた本を掲示しています。また、階段の踊り場も「卒業おめでとう」の掲示がされています。メッセージもあちらこちらに飾られています。
猪苗代町では、小学校の統合に伴い3月19日に卒業式が行われましたが、前日の18日に修了式を行いました。5年生代表に修了証書に授与されました。統合して新しい友達を仲良く生活しようと校長先生からお話がありました。
3月19日、千里小最後の卒業証書授与式が挙行されました。入場、証書授与式、呼びかけなど卒業生・在校生・職員全員で創り上げた、感動的なすばらしい卒業式になりました。6年生のみなさんおめでとうございます。
ご参列を賜りましたご来賓の皆様、保護者の皆様ありがとうございました。
卒業式終了後に閉校式が行われました。町長より式辞をいただき、これまでの千里小の果たした役割や地域の方々への感謝のことばを述べられました。また、これまで千里小の教育活動へご尽力いただいた方々に感謝状を贈呈させていただきました。そして、校長から町に校旗を返納いたしました。最後には、会場にいらっしゃる方々全員で、校歌を歌い150年の歴史を閉じました。閉校記念誌も作成しましたが、その時代時代で千里小学校は地域の方々に支えられてきたことを感じます。これまで地域の皆様には、多くのご支援、ご協力をいただきましたことに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。