厨房前(多目的ホール)の食育掲示板に「給食ができるまで」という掲示物があります。
毎日の美味しくて栄養満点の給食は,実に13の工程を経て作られていることが分かります。
臨時休業期間中,東中のみなさんは,昼食はどのようにして食べていたでしょうか。
お家の方に作ってもらった人,自分で作った人,スーパーやコンビニで買ってきた人,さまざまだと思います。
給食にしても家での食事にしても,食べ物は,たくさんの人の手を経て,私たちの食卓にあがっているのです。
パンを例にしてみましょう。
1 外国の小麦生産者 ⇒ 2 輸入船(で働く人) ⇒ 3 製粉工場(で働く人…小麦から小麦粉に) ⇒ 4 パン工場(で働く人…) ⇒ 5 学校(調理員さん)またはコンビニ,スーパー(従業員)
※ それぞれの人をつなぐ人たちとして,「運送業者」の方もいらっしゃいます。
日本にしかない食事のあいさつがあります。
「いただきます」…作ってくださった方,食事に携わってくださった方への感謝,さまざまな命をいただく,という意味から。
「ごちそうさまでした」…漢字で書くと「御馳走様」…馳走は,走り回るという意味です。いろいろと大変な思いをして食事を準備してくれた方への感謝,という意味から。
日本人として,食事の前と後には,必ず「いただきます」と「ごちそうさまでした」を言いたいものです。
2020/05/15 07:14
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投稿者:東中学校管理者