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みんなちがってみんないい

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 技術室前の犬走りに,2年生が育てているミニトマトの鉢とプランターが並んでいます。
少しずつ,しかし確実に生長しています。

 日光をあて,水をやり,肥料を与え,やがて実がなります。
 このことは,人間も同じです。人間が育つ条件は何でしょう。
家族,環境,出会う人々,言葉,食べ物,一人一人がまったくちがう条件で育ちます。
 ミニトマトに個体差があるように,育った環境や条件がちがう人間にも一人一人ちがった個性や特徴がありますよね。

 「みんなちがってみんないい」…この言葉は,金子みすゞの詩『私と小鳥と鈴と』の一節です。
   私が両手をひろげても,お空はちっとも飛べないが,
   飛べる小鳥は私のように,地面を速く走れない。
   私がからだをゆすっても,きれいな音は出ないけど,
   あの鳴る鈴は私のように,たくさんな唄は知らないよ。
   鈴と,小鳥と,それから私,みんなちがって,みんないい。

 ちがうことは,わるいことではありません。
 東中のみなさんが,ちがいを受け入れ,ちがいを認められる人になることを祈って。