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「思い」を「形」にするには……

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 22日(水)の1年生の道徳の授業は,校長先生による「思いやり」をテーマにした授業でした。“「思い」を「形」にして表す” これは,校長先生が全校集会等で常日頃から子供たちに伝えている,本校教育活動の核となる言葉です。

 そうした「思いやり」について,子どもたちは「電車に乗ってきた,杖を持ち少し足を引きずるお年寄りに席を譲るか,譲らないか,葛藤する6人」のいずれかに自己を重ねながら,真剣に,そして広い視野から考えていました。

 また,印象的だったのは『ブーメランの法則』です。自分の行いは,めぐりめぐって自分に返ってくる,つまりは「情けは人の為ならず」です。それが「情け(思いやり)」ならばよいのでしょうが,もし「悪口」だったとしたら,その鋭い言葉はいろいろな人を巻き込み,傷つけ,結局は自分の心に戻ってきます。そんな,人を切り裂く言葉が飛びかう環境を私たちはつくっていくべきなのか,自省を迫られる瞬間でした。

 さて,校長先生からの「思い(メッセージ)」を,授業という「形」で受け取った1年生。その校長先生の「思い」でいかに自分の心を鍛え,「形」によって表していくか。いつか,「思いやり」がブーメランのように校長先生の元まで返ってゆくよう,まずは身近な級友や家族に「思いやり」を「形」にして投げかけてみましょうか。