10月31日(土)に行われる「ひいらぎ祭」に向けて,準備が本格化しています。
昨日の放課後は,総務部では,開・閉会セレモニーのミーティングに,装飾部では,ステージ上に掲示するビッグアートの制作に大忙しでした。
子どもたちが「ひいらぎ祭の成功」という一つの目標に向かって活動する姿は,「優雅」そのものです。「美しさ」すら感じます。
「ひいらぎ祭」当日,子どもたちがどのような「優雅」さ,「美しさ」を見せてくれるか今からわくわくどきどきです!
1校時,ひいらぎ学級の国語の時間に「気づきと学び」を得ました。
R君が読書カードにまとめていた「ぼくのなまえはダメ!」というタイトルの絵本に惹かれ,手に取りました。
読み進めていくうちに,この絵本を,ぜひとも大人に,保護者の皆様に読んでいただきたいという思いが強くなったため,ご紹介いたします(機会がありましたら,ぜひお手に取って読んでいただければ,と思います)。
ストーリーは,下記のとおりです。
1 「ダメ」という名の犬がいます。
2 食事の味見をしようとすると「ダメ!」と言われます。
3 庭で宝探しをし,草花や鉢植えをひっくり返し「ダメ!」と言われます。
4 みんなのベッドをあたたかくしようと泥だらけの体でベッドに上がり,「ダメ!」と言われます。
5 新聞紙を片付けようとし,「ダメ!」と言われます。
6 洗濯物をとりこもうとし,「ダメ!」と言われます。
7 「わからないことがひとつだけある」と悩みます。
8 「なんでこのくびわなんだろう? ぼくのなまえ(げんた)じゃないのにね」と。
つまり,失敗やミスを責め続けていると,子どもは,自分を見失う…ということだと解釈しました。
絵本は,比較的ハッピーエンドで終わるケースが多いので,このストーリー展開に衝撃を受けました。
失敗も成功も大切な「体験」です。それらをあたたかく見守り,受容し,次の一歩を指し示すのが大人の役割であると思います。
(この絵本に出会う機会を与えてくれたR君に感謝します。)
ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代2020…東中での本格的な制作も4日目(Day4)に入りました。
今日もアーティストの市橋さん,プロジェクト代表のおおくにさん,ディレクターの浜尾さんが朝早くから「生命の木」と向かい合い,根,幹,枝に「いのち」を吹き込んでいます。
また,日中には「いなラボ(猪苗代研究所)」副理事長であり,フェスティバル実行委員長の楠 恭信さんも駆けつけ,市橋さんとともに「生命の木」に「いのち」を吹き込んでいます。
東中及び町内での活動の様子は,YouTube(WAFF in 猪苗代事務局 チャンネル)上で,毎日,タイムラプスとして公開されています。下記リンクをご覧ください。
今日の5校時,1年生の道徳では,「違いを乗り越えて」という教材をもとに,他の国々の人々や文化に対する理解を深め,尊重しようとする意欲をもたせることをねらいとした授業を展開しました。
日本とインドネシアの食文化のちがい(※)を主としたストーリーに,子どもたちは,自分の心で考え,自分のことばで友だちと意見を交わし,「違いを乗り越える」ために大切なことを学んでいました。
※ 日本では,刺身(生魚)を食べる ⇔ インドネシアでは,生魚を食べない
日本では,そばをすする ⇔ インドネシアでは,音を立てて食べるのは行儀がよくない
4人グループで,自分の考えを「シェア」し,発表者も自然と決まる1年生の学びの姿に成長を感じました。