今日,1時間目の2年生道徳科は,実習生による授業「足袋の季節」(強く気高く生きる)でした。
40年前,北海道・小樽の郵便局で働く,貧しい少年と大福餅を売りに来るおばあさんとのやりとりから,主人公である「私」の心の動きを考えていく授業でした。
実習生の静かで穏やかな語り口,子どもたちの「私(少年)」の心を真剣に考える姿に,多くの「気づき」と「学び」を得ることができました。
『自分に負けそうなとき,強く気高く生きる』ことは,2年生の心にじんわりと染み渡っていくことでしょう。
ウォールアート制作14日目。制作期間も残すところ,あと2日となりました。
今日は,全身全霊で制作に打ち込む,アーティストの市橋晴菜さんにスポットを当てたいと思います。インタビュー形式で,市橋晴菜さんをご紹介します。
Q1 いつごろからアートを志すようになりましたか?
A1 明確になったのは,大学を卒業してからです。でも,幼い頃から絵を描いたり,トイレットペーパーの芯でロボットや馬を組み立てていました。(アーティストとしてのキャリアは,幼稚園からです!)
Q2 アートのもつ力,魅力は?
A2 言語化(言葉に)できないところを,人に伝えることができるところです。言葉を超えて大切なことを伝えることができると思います。
Q3 「生命の木」を制作するにあたり,うれしかったこと,苦しかったことは?
A3 うれしかったことは,実は昨日ありました。男子生徒が3人,勇気を出して「まだ描いてもいいですか?」と来てくれたこと。そして,その後,文化祭実行委員のみんなが来てくれて,たくさん話ながら絵を描いたことです。苦しかったことは,足場での制作は初めてだったので,最初のころ苦戦したことです。
Q4 東中の子どもたちにメッセージをお願いします。
A4 この絵の前で,いろいろなことを感じたり考えたりしてほしいです。そして,この絵の前で友達とたくさん語り合ってほしいです。
市橋さんの「思い」,そして「言葉にできないこと」が伝わってきました。
「生命の木」の誕生は,まもなくです!