ご報告が遅くなりましたが,過日行われました,「第38回福島県声楽アンサンブルコンテスト」において,本校特設合唱部は,大舞台に恥じない素晴らしい演奏を披露し,“奨励賞”を受賞しました。
東中生でしか奏でることのできない心温まるハーモニーは,まさにオンリーワン。ふくしん夢の音楽堂に東中学校の名前を刻むことができました。
『来年も出場したい。』という声も聞かれました。統合中でもふたたび「夢」の舞台に立てることを願います。
多目的ホールから“旅立ちの日に”が聞こえてきます。
3年生が卒業式に向けて,“旅立ちの日に”の練習を始めたのです。
今日は,音楽科担当の先生から,“旅立ちの日に”の誕生秘話が紹介され,それを真剣に聴く3年生に,そして,その後の練習に一生懸命取り組む3年生の姿は美しかったです。
東中学校最後の卒業式は,64年の歴史に有終の美を飾る素晴らしいものになることを確信しました。
新型コロナウイルスが流行して久しいですが,それにかかわる誹謗中傷もまた社会で大きな問題となっています。時折ニュースでは,耳を疑うような事実が報道されています。
本日1学年で実施した人権教室では,「新型コロナの3つの顔(病気,不安,差別)」を題材に,差別や偏見の醜さについて考え,人権への意識を高めました。
本授業のテーマはもちろんですが,何より素晴らしく感じたのは,人権擁護委員の方々の周到な準備や温かな思いでした。子どもたちもそうした心遣いを感じ取ったようで,真剣な眼差しで聞き入り,その思いに応えようとしていました。
「僕は,今日の人権教室で、新型コロナウイルスは、人権に関わっていることがわかりました。SNSでは差別などがありますが,そういうのに同調したり,惑わされたりせずに,自分は差別しないようにして、病気を広げないようにしたいです。」
上記は振り返りの感想ですが,子どもたちのこうした思いが形になって広がっていけば,住みよい社会に変わっていくことは,確かなことでしょう。大それたことではなく,何気ない言葉や行動の中にも人権の意識を忍ばせておきたいものです。
日本漢字能力検定協会が,その年の世相を表わす漢字を募集・発表する「今年の漢字」。
今年,2021年の漢字は,「金」になりました。「金」が選ばれたのは2000年,12年,16年に続き4回目です。
さて,1年教室を訪れると,子どもたちの「今年の漢字」が掲示されていました(2年生でも同様の取組をしています…下記リンク参照)。
「濃」「成」「翔」「学」など,中学生になった1年をそれぞれの視点で捉え,記した漢字一字には,説得力がありました。
特に印象に残ったのは,「成」です。理由は,以下のとおりです。
☆1年を通して色々なことに挑戦し,体力面でも精神面でも成長できたから。
☆色々なことが成長したから。特に絵と期末テストの点数。
中学生になって8ヶ月弱。1年生は,東中生として大きく成長しています。
あと3ヶ月弱で,統合・猪苗代中生となります。統合中でも様々な出会いや体験をとおして,さらに大きく成長することを願っています。
冬になると,冷蔵庫のような冷たさになる体育館。そのような状況でもひたすらラケットを振り続けているのは,卓球部のみなさんです。
卓球部長にこの冬の意気込みを聞きました。
『一人一人が集中して取り組んで,楽しく卓球をやりたいです。1年生にたくさん教えてあげたいです。そして,なるべく部活に全員参加できるようにしたいです。』
後輩を育てようとする心がすばらしいです。
一心不乱にラケットを振り続ける卓球部のみなさんが,統合後,さらに練習に励み,技術を向上させ,全会津大会…さらにはその上の県大会で大活躍することを願っています。
今年も“書きそんじハガキ・キャンペーン”の季節がやってきました。
会津ユネスコ協会から依頼があったこの活動は,長年行われているもので,ハガキ1枚から気軽に国際協力できる活動です。収集されたハガキは等は,日本ユネスコ協会連盟で換金され,その資金をもとに,世界各地の公教育を受けられない子どもたちや非識字者のための寺子屋を建設,学びの場を提供することになります。
東中学校でも早速,2階生徒会室前に収集ボックスが設置されました。
この活動は,SDGs(持続可能な開発目標)17の目標のうち…
4 質の高い教育をみんなに
10 人や国の不平等をなくそう
17 パートナーシップで目標を達成しよう
…の3つに該当すると思います。
1枚でも多くのハガキが集まるよう,ご協力をお願いいたします。
生徒,保護者の皆様に限らず,地域の皆様のご協力も大歓迎です。
くわしくは,本日配付の《「書きそんじハガキ・キャンペーン2022」へのご協力のお願い》(生徒の皆さん・保護者の皆様宛,生徒会発出文書)をご覧ください。
生徒昇降口に生徒会の“新スローガン”がお目見えしました。
先日,お伝えしたとおり(下記リンク参照),新スローガンは,「繋ぐ ~希望あふれる未来へ~」です。
一見,シンプルそうに見えるこのデザイン。実は,2年生の生徒会役員が朝早く登校して,時間をかけて創り上げたものです。特に,文字の背景にあたるグラデーションについては,繊細な作業をしたことがうかがえます。
昨年のスローガン「挑戦者 ~自分の壁を突き破れ~」から,新スローガン「繋ぐ ~希望あふれる未来へ~」…スローガンも繋がっていきます。
これから,いくつの「繋ぐ」を見ることができるか…とても楽しみです。
私立高等学校のインターネット出願を皮切りに,入試シーズンが本格化してきました。
3学年では,来たるべき入試に向けて,面接練習が始まりました。
初めての経験となる面接に,緊張の面持ちの3年生。これから入試当日に向けて,面接練習を積み重ねていきます。
素晴らしい修学旅行と歴史に残るひいらぎ祭を創り上げた3年生です。
自信と誇りをもって,面接に挑んでほしいと思います。
現在,閉校記念誌の校正作業をすすめております。
まずは,何かとお忙しい中,閉校記念誌へのご寄稿をいただいた旧職員の皆様,卒業生の皆様に心より御礼申し上げます。
一筆一筆に心を込めて書かれたご寄稿文には,ひと言では言い表すことができない,たくさんの思い出と東中学校への惜別の念が綴られています。
笑いあり,涙ありの名文の数々を拝読させていただくうち,改めて東中学校64年の歴史と伝統の重さ,そして,東中がどれほど素晴らしい学校だったかを再認識いたしました。
取り上げたい内容やエピソードもありましたが,閉校記念誌発行までお待ちください。
東中学校も残すところ,あと3ヶ月と3週間となりましたが,諸先生方,諸先輩方,卒業生の皆様に恥じることのないよう,また,有終の美を飾ることができるよう,鋭意精進してまいります。
昼休みに,明後日(11日)に迫った「福島県声楽アンサンブルコンテスト」に備え,本番さながらに多くの聴衆(生徒)の前で,ミニ発表会を開いた特設合唱部のみなさん。
当日発表する“さびしいカシの木”を情感たっぷりに歌い上げました。歌詞に心をのせようと身体全体を使って表現する姿は,涙を誘いました。
昼休み前のお昼の放送で,ミニ発表会のお知らせをしたところ,多くの生徒が多目的ホールに集まり,演奏後にはあたたかい拍手(声援)を送っていました(写真上)。
観覧呼びかけの放送に対して,鑑賞という「形」を示すことができる東中生のこのようなところが自慢であり,誇りです。
ミニ発表会の後には,顧問の先生を中心に車座になり,反省と明後日の最終確認をする特設合唱部のみなさん(写真下)。
ぜひ,福島市音楽堂で,「東中特設合唱部ここにあり!」を思う存分アピールしてきてください。ひいらぎの精神「剛毅・優雅・忍耐」を「歌」にして,表わしてきてください!