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翁島(おきなしま)小学校ホームページ

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翁島フェスティバル2017⑧(総合発表「美しい猪苗代湖を取り戻すために」5年生編)

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 5年生は、総合的な学習の時間で取り組んできた水環境学習について発表しました。猪苗代湖は、水質のきれいな湖として知られてきました。しかし、そのきれいな水質が失われてきています。猪苗代湖に流れ込む水は、その多くが長瀬川の水です。長瀬川は、酸性の川であり、溶けていた金属イオンが析出する際、汚れも同時に沈殿させることで猪苗代湖の水質はきれいに保たれてきました。しかし、ゴミなどの流入によりその浄化作用が間に合わなくなっていることが水質悪化の原因です。水質が悪化すると、ヨシやヒシなどの植物の繁茂につながり、それらが枯れて腐ることでさらに水質の悪化を招くという悪循環に陥ります。こうした悪循環から抜け出し、よりきれいな水質を取り戻すためには、ゴミや家庭排水などの流入を減らすこと、また、ヨシやヒシなどの植物をなくすことが必要です。翁島小学校では、長年、湖のクリーン作戦やヒシ採り、ヨシ刈りなどを継続してきました。こうした活動をこれからも継続していくことが大切です。発表の中には、毎年行っているヨシ刈りで、ヨシの丈が短くなったり砂浜が戻ってきたりしているといった具合に成果が形になって現れてきているという話がありました。喜ばしいことです。発表は、学習した内容がしっかりまとめられていました。また、劇化することで観客が飽きないよう工夫されていました。素晴らしい発表でした。