続いては高学年の競技です。
団体種目の大玉転がし「巨大ボールに立ち向かえ」が始まります。
得点板を見ると、紅組55点、白組56点と大接戦!
高学年は、あえて、当日まであまり練習をすることなく本番を迎えています。
玉がどちらに転がるのか予想しながら、競技に臨みます。
この競技の軍配は、紅組に上がり、紅組に10点加点されました。
この時点で、紅組65点、白組56点と再逆転し、紅組が1歩リードしていました。
待ちに待った1・2年生のよさこいです。
今年は、動画を見たり、2年生が1年生にアドバイスしたりしながら、練習を進めてきました。
隊形も、三つになってしまうため、昨年度までのように、決めポーズを最後に行うフォトジェニックな隊形をとることができず、大きく離れて踊るようにしました。
応援席から撮影ができるようにと、担任が子どもたちの配置を考え、そちら側を向いての踊りとなりました。いかがでしたか?
運動会に演奏を披露すると決定してからも、管楽器や鍵盤ハーモニカなどは、思うように演奏の練習の機会を確保することができませんでした。
他の楽器が音を出して練習する中、楽器の構え方や歩き方の練習、楽譜を読んで暗譜する活動など、もどかしい日々が続きました。
練習を開始してから、たったの2週間。子どもたちの集中力は素晴らしいものでした。
今年度、町の音楽パレードや地域の鼓笛パレードが中止となり、晴れ姿を見せることができるのは、この運動会だけだということで、一生懸命練習しました。
行進しながらの演奏はできませんでしたが、校庭に位置しての演奏は素晴らしかったです。
子どもたちに、惜しみない拍手を送りたいと思います。
3・4年生の団体競技「翁島タイフーン」です。
この種目は、2人が組になって棒の端を握り、3カ所あるコーンを回って次の組にリレーします。
外側の人はどれだけ速く回転するか、内側の人は振り回されないように支えることができるか考えて練習してきたそうです。
しかし、速い人が外側を回れば良い、力が強い人が内側を支えれば良いというものではなく、3つあるコーンのうち1カ所は、逆回転をしなければなりません。
本番では、慌てるあまりに回り方を間違えてしまったり、棒をつい離してしまったりしましたが、大変な熱戦を見せてくれました。
勝負の行方は・・・白組に軍配が上がり、紅組が65点、白組が66点とまたまた逆転。
総合優勝の行方は、まだまだ、分かりませんでした。
1・2年生のチャンスレース「走って みんなで じゃんけんぽん」です。
この種目が始まる時点での紅白の得点は、紅組65点、白組66点と1点差で白組がリードしていました。
この種目は、校長先生が投げた大きなサイコロの目にかかれたものと、自分が拾ったカードにかかれているものとのじゃんけんの結果で順位が変わります。
校長先生とのじゃんけんに勝った人は、そのままゴールへ。あいこの人は校長先生の周りを回ってからゴールへ。負けてしまった人は、後ろのコーンを回ってきてからゴールへ。
校長先生は、緑の市松模様(竈門炭治郎風)のパーカーで登場!会場の喝采を受けました。
1・2年生の子どもたちは、結構悩みながらカードを選んでいましたが、勝っても負けてもゴールへ飛び込んでくる子どもたちの笑顔は最高でした。
個人種目でも、1位3点、2位2点、3位1点が組の得点となりますので、全員が自分の組の勝利のために頑張りました。
5・6年生のチャンスレース「手と手はだめよ!タオルでディスタンス」です。
この種目の始まる時点での、紅白の点数は、紅組71点、白組88点と白組がリードを広げていました。
この種目は、借り物・借り人競争です。
大きな物や小さな物、簡単に見つかる物やいくら探しても見つからない物、校長先生や1年生など、色々な物(者?)を借りてくる競技でした。
大玉転がしの玉を借りてくる人、恥ずかしげに中学年の女の子の手を引いてくる5年男子など、見ている方も楽しむことができました。
この種目が終わると、残すところはあとリレー競技が2種目だけとなりました。
得点を確認すると、なんと!この時点で紅組92点、白組92点の同点となっています。
ますます、総合優勝の行方が分からなくなってきました。
運動会も大詰め、1~3年生全員が出場する「下学年リレー」です。
この時点までの紅白の得点は、紅組92点、白組92点の同点で、残りのリレー競技2種目で、総合優勝がどちらになるか決まります。
紅白の組み分けをするとき、及び紅白のそれぞれを2チームに組み分けするときに、入念にタイムの測定を行い、4つのチームの合計タイムがほとんど同じという力の差がない4チームでの決戦。
1年生からスタートし、4チーム大きな差もなく2年生へ。2年生も4つのチームのタイム差のないまま最後の3年生へとバトンをつなぎます。
1・2年生の力走を背負って、3年生がゴールを目指します。
ゴールは紅・白・白・紅の順となり、なんと勝負は引き分けとなりました。
この種目の終わった時点で、紅白の得点は紅組102点、白組102点の同点。
勝負の行方は、最後の種目、上学年のリレーへと持ち越されました。