12月30日(土)雪。午後2時の気温は-2度。寒い年末になりました。
昨日の「サメの煮つけ」に続いて、お正月の定番の郷土料理「いかにんじん」について書きます。「いかにんじん」は、県内各地で作られています。かく言う南会津出身の私も子供の頃から食べていました。似た食べ物に「松前漬け」がありますが、これは、「いかにんじん」がルーツだという説があります。梁川藩に国替えになった蝦夷松前藩の家臣が、再び国替えになり戻る時に、いかにんじんの作り方を持ち帰り、そこに北海道の特産物である昆布や数の子を加えて作ったものが「松前漬け」であると言うのです。いかにんじんは、「いかとにんじん」だけで作るのが本当らしいですが、最近では、これに昆布などが入った物を見かけることがよくあります。食は、互いに影響し合いながらより美味しい物をという事で人々の知恵で変化して行くものだと思います。
2017/12/30 14:39
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投稿者:翁島小学校管理者
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職員室より