今年の6年女子800mは、ギリギリまで出場種目が決まらず、満を持してエントリーのFYさんと、高学年になってめきめき運動能力が向上してきたSMさんの2名がエントリーしました。
気温が高く、汗が噴き出すような炎天下でも、黙々と走り続けた二人でしたが、当日は、たたきつける雨に、なかなかペースをつかむことができない様子でした。
最後まで、自分に負けずに走りきった二人に、仲間から大きな拍手が送られていました。
FY「5位に入った人を抜かせなかったけれど、入賞できたのでよかった。」
SM「最後の大会は、去年と同じ種目ではなかったので不安でしたが、満足できる走りでした。最後の最後に2人に抜かれてしまい、思わず涙が出ましたが、悔いはありません。」
昨年の同種目で第2位に入賞し、来年は優勝をねらうと心に決めて、ずっと練習に励んできたWRさん。
ただ投げるだけでなく、投げるフォームを細かくチェックしたり、助走を丁寧に合わせたりして、地道な練習を積んできました。コンスタントに30mライン付近まで投げられるようになり、自信をつけてきました。
当日は、一番最後の投擲順であり、長い待ち時間に身体が冷えないよう気をつけながら試技に臨みました。結果は「第1位」。願いが叶った瞬間でした。
WR「1位をとることができました。30mはこえられませんでしたが、とてもうれしかったです。」
女子走高跳には2名がエントリーしました。
昨年度、大会新記録を出して優勝したKAさんと、最近、身長の伸びが著しいNAさんです。
2人とも、練習の高さは軽くクリアし、徐々に高くなるバーを快調に越えていきました。
昨年度、新記録を出した時の高さを超える116cmを惜しくも落とし、KAさんは113cmで試技を終了。NAさんを応援します。
NAさんは、果敢に119cmに挑戦しますが、残念ながら身体がかすめてバーを落としてしまいました。
結果は、KAさんが第3位、NAさんが第2位と2人とも入賞を果たしました。
NA「走り高跳びで116cmを跳び、第2位になりました。119cmを跳べず、とても悔しくて涙を流してしまいましたが、みんなにはげましてもらい結果としてはよかったと思います。」
KA「私は、去年の記録を越せなかったのが悔しかったです。」
今回の大会で、一番参加人数が多いジャベリックボール投げです。
猪苗代町でも、少し前、ソフトボール投げからシフトチェンジして採用された種目でもあります。
助走の速さをうまく生かし、握りにも気をつけながら、勢いを付けて高く投擲します。
6年生で、唯一出場したHZさんは、自己ベストを目指して練習に励み、当日の試技に臨みました。
結果は「自己ベスト!」 達成おめでとう!
HZ「ぼくは自己ベストが出せたと思います。」
男子80mHは、昨年度に引き続き出場するIHさんとYTさん、今年初挑戦のYKさんの3名がエントリーしました。
いち早くハードリングの技能を身に付けましたが、歩幅が若干狭いためインターバルの走り方が課題のIHさん。ハードル間を3歩で走り抜けることができるけれども、抜き足に不安が残るYTさん、長身を武器にハードルに向かうけれども、柔軟性が課題のYKさん。
それぞれに課題を残し、大会当日を迎えました。
結果は、IHさんが自己ベストをたたき出し第5位、YTさんが雨に邪魔され第6位、YKさんが第7位となりました。
IH「ぼくは、狙っていた自己ベストを出すことができたのでうれしかったです。」
YT「途中歩数が合わず、うまく跳び切れないハードルがありましたが、入賞できてよかったです。」
YK「初めて出場した陸上大会は、精一杯頑張れたのでよかったです。」
みなさん、お疲れ様でした。
昨年に引き続き、走高跳びに挑戦するのは、KEさん。
昨年はうまく記録が出せなかったため、今年度は、自分の記録を残し、入賞することを目標に試技に臨みました。
丁寧な助走を心がけ、踏切のタイミングをしっかりと合わせてバーをクリアして行きました。
試技の回数なども入賞を分ける戦略となりますが、真面目な性格そのものの跳躍で、見事第2位入賞を果たしました。
KE「自己ベストには届きませんでしたが、3位よりは上になってよかったです。」
男子100mにエントリーしたのはWToさんとWTaさんの2名。
WToさんは、昨年度のハードルから、種目を変更して自己記録を目指します。
WTaさんは、夏休み半ばまで、膝の痛みに悩まされ、運動に関するドクターストップがかけられていました。
2人とも、スタートダッシュに力を入れて練習を重ね、2学期になる頃には、すばやくスタートできるようになっていました。
そのあと、中間疾走の足の運びや上体の傾け方などに気をつけて練習をし、大会に臨みました。
結果はWTaさんが第2位に入賞、WToさんは自己ベストを出すことができました。
WTa「ぼくは、今までに習ったことを発揮して自己ベストを出して走ることができてよかったです。」
WTo「ぼくは、最後の大会で自己ベストを出せたのでうれしかったです。」
雨の勢いが増し、まともに前を向いていることすら難しく感じる位の降りとなった頃、男女の4×100mRが行われました。
女子は、FYさん、NAさん、SMさん、WRさんの4名が出走。
男子は、5年生のHGさんが1走、WTaさん、YTさん、YKさんがメンバーとなって出走です。
練習の時も、うまくバトンが繋がらず、朝や昼休みなどを利用して、工夫して練習を重ねてきました。
その成果が発揮できるよう、真剣に大会に臨みました。
男子4×100mRは第6位に、女子4×100mRも第6位に入賞でした。