10月30日(月)雨 午前8時の気温は8度。台風22号は、温帯低気圧に変わりましたが、冬型が強まり、寒い日になりそうです。
さて、翁島フェスティバルの続きの記事を掲載します。3年生は、今年初めてリコーダーの学習が始まりました。はじめに習う音は、「シ」。その「シ」の音だけを使ってタンギングを効かせ演奏したり、次に習う「ラ」と合わせて「シ」と「ラ」だけで演奏したりしました。最後には、お馴染みの「聖者の行進」を演奏しました。会場からは、手拍子が送られ楽しい演奏会になりました。
5年生は、総合的な学習の時間で取り組んできた水環境学習について発表しました。猪苗代湖は、水質のきれいな湖として知られてきました。しかし、そのきれいな水質が失われてきています。猪苗代湖に流れ込む水は、その多くが長瀬川の水です。長瀬川は、酸性の川であり、溶けていた金属イオンが析出する際、汚れも同時に沈殿させることで猪苗代湖の水質はきれいに保たれてきました。しかし、ゴミなどの流入によりその浄化作用が間に合わなくなっていることが水質悪化の原因です。水質が悪化すると、ヨシやヒシなどの植物の繁茂につながり、それらが枯れて腐ることでさらに水質の悪化を招くという悪循環に陥ります。こうした悪循環から抜け出し、よりきれいな水質を取り戻すためには、ゴミや家庭排水などの流入を減らすこと、また、ヨシやヒシなどの植物をなくすことが必要です。翁島小学校では、長年、湖のクリーン作戦やヒシ採り、ヨシ刈りなどを継続してきました。こうした活動をこれからも継続していくことが大切です。発表の中には、毎年行っているヨシ刈りで、ヨシの丈が短くなったり砂浜が戻ってきたりしているといった具合に成果が形になって現れてきているという話がありました。喜ばしいことです。発表は、学習した内容がしっかりまとめられていました。また、劇化することで観客が飽きないよう工夫されていました。素晴らしい発表でした。
6年生は、外国活動の学習を生かした英語劇を発表しました。内容は、みんなが知っている「大きなカブ」です。おじいさんや、おかみさん、娘さん、犬や猫、アリといったオリジナルのお話の登場人物以外に妖精やスーパーマリオ、ミッキーマウス、ピカチューなども現れカブを抜きます。全編英語なので、日本語字幕は、プロジェクターで映し出されました。協力する大切さを訴えた楽しい劇でした。6年生も小学校最後のフェスティバル、それぞれにやってみたい役ができてきっと楽しかったと思います。
そして、翁島フェスティバルは、いよいよフィーナーレ。閉会行事です。
3年生のY.Hさん、5年生のH.Gさんの進行で、実行副委員長、6年生のW.Kさんの立派なあいさつの後、教頭先生の講評が行われ、今年の〆は、3年生のI.Tさん。立派に行ってくれました。8時45分からスタートし12時近くまで、子供たちは大活躍でした。よく頑張りました。また、ご来賓の皆様、ご家族、地域の皆様には熱心に観ていただきありがとうございました。
翁島フェスティバルの後は、13時から14時の1時間、PTA教養部主催事業「楽しく身になる健康教室」がありました。講師の鈴木先生のご指導の下、家族で楽しく活動しました。笑顔いっぱいの時間になりました。