23日午前に、「株式会社 会津の暮らし研究室」の矢野様、講師の西川様、
そして会津大学の学生2名をお迎えして、プログラミング教室を行いました。
はじめに、手のひらサイズのプログラミング専用子どもパソコンを使い、小さなテレビ(ディスプレイ)とキーボードをつなぎました。
それだけで、すぐにプログラミングが開始できます。
子どもたちは、キーボードにコマンドを入力し、LEDを光らせたり消したりのプログラムを作ることができました。
後半はその応用編で、 テレビ画面に映っているキャラクターを動かすテレビゲームを作成しました。
これが、意外に難しいゲームで、あっという間に、主人公のキャラクターが敵に当たってしまうのです。子どもたちは、時間表示ができるプログラムを自分で入力して、何秒耐久できるかを測定します。
ゲームに普段触れることの少ない大人が体験してみると‥2秒ほどで撃沈。
49秒という大記録を打ち立てた子どももいました。(ゲームに慣れている?)
今回のこの講座がきっかけで「将来、プログラマーになりたい!」という夢をもってくれたら‥とてもうれしいですね。
これまで、東京オリンピックのバドミントンに出場が確定している選手に、子どもたちからの応援メッセージを作成していました。
「渡辺勇大選手」「東野有紗選手」「桃田賢斗選手」の3選手です。
この3選手は、猪苗代町ゆかりの選手で、以前、長い期間、猪苗代町にお住まいでした。
この応援メッセージは、町内の小学校でミックスダブルスに出場する渡辺・東野ペアへ、中学校では男子シングルスに出場する桃田選手に向けて作成されたものです。
この度、応援メッセージの完成を受け、本日、町教育長をお迎えし、完成披露式を行いました。
応援メッセージの上映が始まると、子どもたちは食い入るように画面を見つめ、3選手を応援する気持ちを新たにしていました。渡辺選手、東野選手、桃田選手からのお礼のメッセージも流れました。
最後に、児童を代表して6年のHSさんが代表あいさつを述べましたので、紹介いたします。
「雪も本格的に降り、いよいよ猪苗代町にも冬がやってきました。
この猪苗代町で、学生時代活躍した3名のバドミントン選手が、世界の舞台に立とうとしていることを知り、とてもうれしく思います。
今、初めて自分たちが作成したメッセージを見て、改めて東野選手と渡辺選手と桃田選手にはがんばってほしいと思いました。
猪苗代町が誇る野口英世博士は、「目的・正直・忍耐」という言葉を残しています。オリンピックという舞台には、目標を明確にもち、その達成に向けひたむきに努力をした人が立てる場所だと思います。そんな3人の選手を尊敬するとともに、自分も目標に向けて努力をすることの勇気をもらいました。
東京オリンピックでは、3人の選手が最大限の力を発揮できるよう、猪苗代町全体で応援したいと思います。」