12月18日(金)に、駐日ガーナ全権大使様が
本校の5・6年生教室を訪問されました。
急遽決定による、数日前のオファーでしたが、
その対応力は、実に素晴らしかったです。
お客様へのおもてなしの心をもちつつ、
臨機応変に、場を盛り上げることができました。
簡易な英語であっても、通訳の方を介してでも、
現職大使と話をする機会は、一生モノの体験です。
5年生は、最後に「ガーナ国歌」を披露しました。
聴き終わった大使様が、静かにひと言。
その際、通訳の方は「感動した」と表現しました。
後で、校長室で何とおっしゃったのか尋ねると、
「TOUCH」(心に触れる・・・。)とのこと。
子どもたちの歌声が、心に届いたのです。
6年生は、野口英世博士の母校である本校の校歌。
「野口英世の学びてし」の一節は、
確かに、大使様の耳に残ったことでしょう。
「誇(ほこり)をもちて励みなむ」
まさに、校歌のとおり、
博士の後輩たちは、立派に役目を果たしました。
あっぱれ、です。
ガーナ大使様との交流会、続報です。
相手からのステキな回答を引き出す、
子どもたちの質問力が、随所に冴え渡りました。
自分はシチューが好きだけれども、
How about you? (あなたはどう?)と英語で。
大使様は、職人が握る寿司が好きとのこと。
ガーナでの人気のスポーツ、遊びは?
フットボールとボクシングだそうです。
ここで、往年のボクサーA教諭クローズアップ!
有名な場所は、「野口記念医学研究所」です。
日本とガーナ両国の知恵と技術が結集して、
最先端医療の研究がされていると紹介されました。
英語での自己紹介を全員が行いました。
相手が喜ぶ質問を、簡易な英語や日本語で行い、
場を和ませながら、会話を楽しみました。
貴重な体験であったと同時に、
子どもたちの自己実現にもつながりました。
「共生社会ホストタウン事業」の主管課である、
生涯学習課さんに感謝申し上げます。
ガーナ大使様のお隣にご注目!
ガーナの民族衣装に、独特のヘアスタイル。
JICA二本松に勤務の、堀田(ほりた)哲也さん。
JICA(独立行政法人 国際協力機構)は、
青年海外協力隊の事務局です。
堀田さん自身も、青年海外協力隊員として、
2年間、ガーナ共和国に派遣された経験の持ち主。
5年生に、その経験を話した場面がありました。
海外でのボランティア活動に、
興味を抱いた子もいたかもしれません。
将来、野口英世博士の母校出身者(後輩)が、
縁のあるガーナ共和国にボランティアで派遣される。
そのきっかけが、この交流会だったとしたら?
なんとステキな話だと思いませんか?
ガーナ創作料理講習会での「試食」に、
ガーナ大使との交流校の校長として招待されました。
提供された料理は2品です。
写真左: オクラスープ
写真右: ジョロフライス
配付されたレシピの説明によると、
オクラスープは、美味しくヘルシーなスープで、
西アフリカの国々で人気のある料理とのこと。
スープに、ライスボールが添えられています。
ジョロフライスは、風味豊かなトマトソースで
炊き上げるご飯です。スパイスが効いています。
どちらも有名な伝統料理だと説明がありました。
大使様も、この2品を話しておられましたから。
かの野口英世博士も食したのかなあ・・・と、
想いを馳せながら、いただきました。
教育長さんが「○○は、学校給食に・・・」と
挨拶されておりましたので、いよいよです(笑)
生涯学習課さん、もうワンプッシュ願います。
どちらが実現するかは、乞うご期待ですね!
12月17日(木)に警察署の方をお招きして、出前授業をやっていただきました。警察の仕事として、犯罪捜査、地域のパトロール、交通取り締まり、落とし物の届け出などがあること、福島県には約3500人、猪苗代町には40人の警察官がいること、110番はすべて福島市にある通信指令室につながることなど様々な発見をしました。また、警棒や盾などを実際に触らせていただいたり、パトカーに装備されている物を見せていただいたりしました。
ところで、前回のホームページで「どうして警察官になろうとしたのですか。」という質問が出ることを期待したい・・・という内容が載っていましたが、期待通り、子どもたちから次のような質問が出されました。
Q:なぜ警察官になろうと思ったのですか?
A:小学校の時に学校に来てくれた警察官を見てかっこいいなあと思い、その頃から警察官になりたいと思っていました。また、剣道をやっていたので、それを生かすことができる仕事につきたいと思いました。
今回の見学が、将来の職業を考えるきっかけになるかもしれませんね。