1年生の技術家庭科(技術分野)では、「材料と加工の技術」の単元で木材加工を行う時間があります。生徒それぞれで課題を設定し、それを解決するために木材を加工した製品を作る、という狙いがあります。(例:本や漫画が多くて整理できない → 本棚の製作、料理が好きなので調味料をそろえたい → スパイスラックの製作、など)
ただ、使える材料は限られているので、道具や作業に慣れていない生徒たちが思った通りの製品を作ることは困難です。そこで、地域学校連携協働活動事業の一環として、地域の方にご協力を仰ぎ、練習をさせていただくことにしました。
9月1日(月)・8日(月)の2回にわたり、1年技術科の授業に地域の専門家に来ていただき、道具の使い方実習を行いました。今回は、さしがね、のこぎり、紙やすり、きり、げんのうの使い方を練習しました。生徒たちは、講師の実演を見ながら同じようにやろうとしていましたが、なかなかうまくいかず四苦八苦していました。しかし、授業の終わりころにはコツをつかんだ生徒も増えてきて、のこぎりでまっすぐ切れたり、げんのうでスムーズにくぎを打てたり、できていたようでした。
この事業の実施にあたり、地域学校連携コーディネーター様や町役場生涯学習課様のご協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。
2025/09/09 15:18
|
投稿者:猪苗代中学校管理者
カテゴリ:
地域連携