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翁島(おきなしま)小学校ホームページ

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新聞記事より(メディアについて考える3)

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 12月21日(金)の朝日新聞に以下のような内容の記事がありました。
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 1歳の娘 あわや動画依存 「目をしばたかせ 見せねば大泣き」
 
 長野県の母親(31)は、当時1歳だった長女(2)がぐずってチャイルドシートから抜け出そうとするのをなだめようとスマートフォンを取り出した。長女が遊ぶ様子を写した動画を見せると、吸い付けられるように画面に見入り、運転に集中できた、これ以降、運転時には動画を見せるようになった。長女は自分が映る動画やアンパンマン、色をテーマに歌う英語の動画が気に入り、繰り返し見た。見たい動画を自分で選び、画面上に母親あての通知が入ると指で消すようになった。スマホを見る時間は瞬く間に増え、起きてすぐに動画を見る、母親が家事をしている間や入浴中も透明な袋にスマホを入れてふろ場に持ち込んで見るようになった。寝る直前まで動画を見た。約1ヶ月後、長女は目をクシャクシャとしばたかせるようになった。動画を見せている最中は、ほとんど瞬きをしていなかった。動画を見せないと、大声で泣きわめき、手足をバタバタさせ、激しいかんしゃくを起すようになった。心配になりネットで検索すると、スマホ育児に警鐘を鳴らすサイトが多数見つかり不安になった。その後、動画を見せるのを車に乗る時間だけにした。意外にも2日間ぐずっただけだった。絵本を持ってきて「読んで」とせがみ、目をしょぼつかせることもなくなった。最近は、動画を見せなくてもチャイルドシートに座っていられる。動画は一日1~2回、5分ほど自宅で見せるほか、外食時に見失せることもある。「長女は、動画に関心がなくなったわけではない。どのような使い方なら影響がないのか知りたい」と母親は、悩んでいる。