12月29日(土)午前11時30分の天気は雪、気温は-4度。現在、会津地方全域に、大雪・雪崩・着雪注意報が出ています。
12月21日(金)の朝日新聞に以下のような内容の記事がありました。
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1歳の娘 あわや動画依存 「目をしばたかせ 見せねば大泣き」
長野県の母親(31)は、当時1歳だった長女(2)がぐずってチャイルドシートから抜け出そうとするのをなだめようとスマートフォンを取り出した。長女が遊ぶ様子を写した動画を見せると、吸い付けられるように画面に見入り、運転に集中できた、これ以降、運転時には動画を見せるようになった。長女は自分が映る動画やアンパンマン、色をテーマに歌う英語の動画が気に入り、繰り返し見た。見たい動画を自分で選び、画面上に母親あての通知が入ると指で消すようになった。スマホを見る時間は瞬く間に増え、起きてすぐに動画を見る、母親が家事をしている間や入浴中も透明な袋にスマホを入れてふろ場に持ち込んで見るようになった。寝る直前まで動画を見た。約1ヶ月後、長女は目をクシャクシャとしばたかせるようになった。動画を見せている最中は、ほとんど瞬きをしていなかった。動画を見せないと、大声で泣きわめき、手足をバタバタさせ、激しいかんしゃくを起すようになった。心配になりネットで検索すると、スマホ育児に警鐘を鳴らすサイトが多数見つかり不安になった。その後、動画を見せるのを車に乗る時間だけにした。意外にも2日間ぐずっただけだった。絵本を持ってきて「読んで」とせがみ、目をしょぼつかせることもなくなった。最近は、動画を見せなくてもチャイルドシートに座っていられる。動画は一日1~2回、5分ほど自宅で見せるほか、外食時に見失せることもある。「長女は、動画に関心がなくなったわけではない。どのような使い方なら影響がないのか知りたい」と母親は、悩んでいる。
12月21日(金)朝日新聞には以下のような内容の記事が掲載されています。
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健康に懸念 ルールを決めて
スマホが幼い子供の心身にどのような影響を及ぼすのかは、よくわかっていない点が多いが、スマホの画面から出るブルーライトは、眠気を催すホルモンの分泌を抑えることが複数の研究で確認されている。このため、夜にスマホを見ていると体内時計が狂い、生活のリズムが崩れる恐れがある。また、近いところを見続けるため焦点を合わせる目の筋肉が緊張し近視になりやすい。これを防ぐためには、スマホを見る時は、30センチ以上離し、1時間したら遠くを見るなどして5分から10分休むようにするとよい。また、座ってスマホばかり見ていると、動いている物を見たりピントを合わせて見たりする目の機能の発達が阻害される恐れがあるという。これは、歩き始める1歳以降、外遊びなど自らが動くことで眼球運動や目の調整力が発達するからだ。埼玉県学校保健会が、埼玉県内の幼児から高校生までの約2300人を調査したところ、ゲームなどのネット依存の可能性のある小学生が1割いた。調査に参加した医師は、「自分の行動を抑制できるようになる小学高学年前に、すでにネット依存になっている子が結構いる」と指摘している。使い始める時に、使う場所や時間などの約束事を決めるべきだと訴えている。