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翁島(おきなしま)小学校ホームページ

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雪国の民具

画像

 1月5日(土)午後12時30分の天気は曇り、気温は0度。今日は、磐梯山は雲の中です。
 さて、上の写真は、雪国で昔使われていた道具です。「1」は、「踏み俵(ふみだわら)」という道具です。今は、ブルドーザーなどで家々の間の細い道まで除雪されますが、昔は、ブルドーザーで除雪するのは国道や県道などの大きな道だけでした。細い道は、この踏み俵を使って雪を踏み固め道を作りました。「2」は、「げんべい」と言うわらぐつです。雪の上を歩いても暖かく、すべりにくかったのではないかと思います。「3」は、「かんじき」です。これを履くと降り積もったばかりの雪であってもさほど雪に足が埋まることなく歩くことができます。これらの道具は、各家庭で自作していました。今は、こうした道具を作ることができる人はほとんどいないのではないかと思います。昔の人の知恵が詰まった道具です。3年生は、3学期には、こうした昔の道具を調べる学習を社会科の時間に行います。昔の人達の生活の工夫をたくさん学んでほしいと思います。