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翁島(おきなしま)小学校ホームページ

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正月の郷土料理

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 写真は、この正月、目にした(食した)郷土料理です。
〇左上・・・南会津町の「煮しめ」。昨年も書きましたが南会津には「こづゆ」はありません。代わりにお正月や慶弔行事の時は、必ずこの「煮しめ」が出ます。この中に特徴的な材料があります。「つと豆腐」です。南会津では、スーパーなどで普通に売られています。どんな豆腐かというと・・・
「普通の豆腐を細長く切ってワラで包み、塩を加えた熱湯で20分ほど煮たもの。普通の豆腐に比べて日持ちがよく、ワラの風味がほのかに漂って美味。煮ると味がしみやすいので煮しめ料理によく使われる。」私もこの「つと豆腐」は大好きです。
〇下段・・・福島県各地で作られている郷土料理の「いかにんじん」。左はいかと人参のみ、右は、いかと人参、そこに昆布が入っています。皆さんのお宅のイカ人参には、どんなものが入っていますか?このイカ人参に似たものに北海道の松前漬けがあります。これについて、以下のようなお話もあります。(昨年も書いたような気がしますが・・・)
「1807年に蝦夷地(現・北海道)松前藩が梁川藩に国替えになった際に、家臣がいか人参を知り、1821年に再度蝦夷地に国替えになったときに持ち帰って特産の昆布などを加え松前漬けを作ったといわれる。」この説が本当であれば、福島のイカ人参は、松前漬けのルーツということになります。