1年生にとっては、「初めて」の・・・。
6年生にとっては、「小学校最後」の・・・。
それ以外の学年でも、
発達段階を考慮し、学級の特性を見極め、
担任は、共に創りながらも悪戦苦闘した、はずです。
そんな担任の想いも反映される「翁フェス」です。
朝、子どもたちを迎える板書2つをチョイス。
右は、芸人魂に火を付ける? 熱いメッセージ!
もちろん、A教諭ですよ(笑)
左は、最高学年担任のH教諭のもの。
演目のフィナーレには「鼓笛演奏」を演出しました。
今年度、運動会やパレードが中止となり、
演奏のみならず、衣装披露の機会も失っていました。
初披露をこの場に持ってきた担任の想いと、
それに応えた子どもたちの演技・・・。
感じ取っていただけたなら幸いです。
開場前の舞台を清掃する5年生
第Ⅱ部開始前に会場の消毒作業をする6年生
会の運営を支える仕事も、精いっぱい頑張りました。
各学年の発表内で、「発せられた言葉」から、
本校に根付いている姿、
育てたい力が、見えてきます。
1年生:
できるようになったことが、いっぱい増えました。
2年生:
日頃の感謝を込めて・・・
元気が届いたかな?
3年生:
これからも楽しい学級をつくっていきます。
4年生:
目指す目標が必要です。
正直に、素直に取り組むこと
うまくいかなくても、あきらめず、努力を続ける。
5年生:
未来は、自分たちの力で変えることができる。
6年生:
残りの小学校生活、最後までよろしくお願いします。
保護者の皆様には、どう伝わりましたか?
本日は、「翁島フェスティバル」へのご来場
誠に、ありがとうございました。
イレギュラーな開催方式により、様々な制限があり
保護者の皆様にはご不便、ご迷惑をおかけしました。
子どもたちの素晴らしい発表に免じてお許しを。
さて、
開場前の各教室を巡ると、
どの学年も気持ちを高めながらの、最終確認です。
公演前の劇団さながらの雰囲気です。
この様子を見た私は、ニンマリです。
今日は大丈夫だなと確信しました。
4年生の掲載写真は、第Ⅱ部開始直前の舞台準備
緊張感が最高潮・・・?
今回ばかりは、「つぶやき」ではありません。
明日の「校長挨拶」を掲載いたします。
ご挨拶できるのは、第Ⅰ部の保護者の皆様だけです。
第Ⅱ部の皆様にも、お届けしようと考えたからです。
(明日は、これを読みますので・・・。)
本日の「校内発表会」を観てから作成しました。
私の想いもしっかりと入っております。
では、どうぞ。
◆◆◆
大切な命を守るため、様々な制限がある中での
「翁島フェスティバル」開催であります。
このフェスの良さを、ひと言で言い表すとすれば、
それは、「横断的な学び」です。
横のつながりを生かした学び、です。
国語や音楽、体育または、総合的な学習の時間 等々
教科の枠を飛び越えて、学んだことを統合して、
新たなものをつくり上げました。
本日は、それを皆様にお見せいたします。
そこには、各学級の実態も反映されています。
共に完成を目指した担任の想いも含まれています。
また、「かすた教育」が目指す児童像である
「かしこい子」「すなおな子」「たくましい子」も、
具体的な姿として、現れてくることでしょう。
「楽しみを、自分でつくり出す」
限定された教育活動、行事に全力で取り組む過程で、
自分なりの価値観や意義を見出していく。
2学期は、そのことを意識させてまいりました。
その「楽しみ」を、共有していただければ幸いです。
最後に、この翁島フェスティバルは、
地域や家庭との「つながりをもつ場」でもあります。
「地域と共にある学校」としてあり続けるよう、
今後も、学校全体で努めてまいります。
本日は、どうぞ、最後まで、お楽しみください。
令和2年10月24日
猪苗代町立翁島小学校長 永島慶和
◆◆◆
本日開催の翁島フェスティバル「校内発表会」に
特別非常勤講師の鬼多見賢氏をご招待しています。
5年生指定の「水環境学習」に関する創作劇を、
毎年、お見せしているからです。
開会前に、浅野さんへつないだところ、
すぐに特別講義が始まりました。さすがです。
浅野さんは、いくつかの写真を提示しては、
野草の名前を確認したり、鬼多見さんからの情報を
頭の中で整理したりしている様子でした。
新たな画面構成へのヒントとなる・・・?
案の定、午後には、ガマとマユミが登場です。
「絵からの声を聴きながら、制作を進めます」
彼女の制作ペースが、定まりつつありますね。
翁島フェスティバルの「校内発表会」を実施です。
今年度は、イレギュラーな開催方式のため、
明日の本番は、子どもたちは出演のみとなります。
そのため、他学年の発表を「観る」のは、
この校内発表会が、最初で最後となります。
つまり、「観ることができる」本番だったのです。
詳細を記載すると、ネタバレになりますので、
私の独断と偏見で「キーワード」を紹介しますね。
1年生: できるようになったこと
2年生: 疫病退散
3年生: 決めポーズ
4年生: Zも安心じゃ
5年生: きれいな水のバロメーター
6年生: ソーシャルディスタンス
掲載写真は、1年生の登場シーンです。
WAFのアーカイブ①~④を読んでいただくと、
これまでの歴史を振り返ることができます。
また、1・2年生の保護者の皆さんにも、
本校が「宝庫」であることをお伝えできましたね。
そして迎えた3年目、WAF2020です。
WAF事務局の視察段階では、候補校の一つでした。
ですが、校長室での浅野友理子さんのひと言、
「ここで、描きたくなりました!」
これは来るかも? 3年連続「有り」だな(笑)
ちょっぴり期待が膨らんだのです・・・。
視察中の印象的なつぶやきも覚えています。
制作候補場所となるチャレンジルームを見ながら、
「この部屋が、水槽に見えてきました。」
作家さんらしい、チャーミングな発想ですよね。
今、浅野さんが制作中の、あの小部屋に入り、
天井に描かれた「アサザ」を見上げるとき、
あれは、水面に浮かんでいるのか?
じゃあ、今、自分は水槽の中にいる?
いや、猪苗代湖の水中か・・・。
おかげさまで、不思議な感覚に浸れますよ。
私が引いた「くじ」の指令は、「左手」でした。
黒っぽい土が、翁島小学校のもの。
茶色は、土津(はにつ)神社の土です。
あまのじゃくな私は、
2種類の色の違う泥を、左手に半分ずつ付けて、
バン!
じ~んと、心地よい痛みが伝わってくる感じ、です。
私の左手が変身したモノは、空を飛んでいました。
(No.37)
仲間と戯れているようです。
当時4年生(現5年生)のWTくん(No.38)と、
こんにちは! の構図です。
さて、どんな「対話」をしているのでしょうか?
WAF2019は、過去作品の公開会場でした。
ところが、
子どもたちが、主体的に動いたのです。
「今年も来てもらおう」署名運動が展開されました。
思いっきり、子どもの「手づくり感」満載でした。
それが、淺井裕介(あさいゆうすけ)氏の心に響き、
番外編の1DAY制作を実現させたのです。
予めマーキングされた場所に、くじの指示に従って、
私達は、泥を付けた手形や足形を押したのです。
それが、ビフォー。
制作は、翁島フェスティバル当日に企画されました。
猪苗代中での滞在制作の、間隙を縫っての挑戦です!
早朝からスタッフとともに制作に入った淺井さん。
子どもたちが学習発表会をしている約半日の間に、
加筆をして摩訶不思議な生き物に変身させたのです。
その日の午後、
変身した自分の「跡」と対面した驚きは、
すぐさま、感動に変わりました・・・。
あっぱれなアフター。まるで魔術師でした。
子どもたちとのコラボ作品群は、
今も、じんわりと熱を帯びて、存在しております。
本日の5校時目、4年生教室を訪問すると、
図画工作科の授業で、絵を描いていました。
国語科「ごんぎつね」で印象に残った場面を選び、
絵で表現するという学習でした。
チャンス!
私は、すたすたと1階へ(急げ~)
「スペシャルゲストを紹介しま~す」
少し休憩して、交流しませんか? とお誘いし、
浅野さんを、4年生教室まで連れて行ったのです。
当然、子どもたちは驚きますよね(笑)
緊張しながらも、ちょっぴり会話できたかな~?
描き方のアドバイスをもらった子もいましたね。
一番驚いたのは、担任のH教諭だったようです。
ごめんなさい・・・。
翁島フェスティバルの会場設営に、
4・5・6年生が取り組みました。
会場を広くするために、備品を移動したり、
パイプ椅子1脚1脚を、雑巾で拭いたり、
様々な表示を、各所へ掲示したり、
細かいところまで、丁寧に作業をしました。
自分たちの舞台を、自分たちでつくる。
会場が整っていくに従って、
本番に向けての気持ちも高揚していきます。
WAF2018は、図工室にも作品があります。
岩切章悟(いわきりしょうご)氏による
「きみの見る世界のはじまり」です。
昨年の着任の際、初めて見たときの感想は、
「何て、ファンキーな図工室なんだ!」です。
今では、日本一いや世界一と勝手に認定しています。
昨年のWAF2019のワークショップにて、
岩切さんとじっくりお話しする機会がありました。
とても気さくな方で、
図工室に描いたのだから、普通に使って構わないと。
子どもたちの学校生活の一部分として、
WAF作品が機能しています。
絵画も成長しているのかもしれません。
WAFの本校「財産」を紹介していきますね。
WAF2018から順番に。
私が赴任してくる1年前のWAFです。
2階の階段踊り場にある「ワイルドローズ」
小栗千隼(おぐりちはや)氏の制作です。
親子ワークショップで、バラを咲かせたとのこと。
この絵には後日談があります。
昨年、WAP浜尾さんからステキな話がありました。
「この壁画は、世界に2つしかないんですよ。」
もうひとつは、インドのラダック地方の学校です。
壁画制作者が同一人物なので、当然です。
その子どもたちも、自分たちの地域の水について、
学びを深めているとのこと。本校との共通点あり!
その学校と(浜尾さんを仲介に)交流しませんか?
と、その場で「お誘い」があり、即OKしました。
その後の流れはこうです。
浜尾さんが「水環境学習」現地調査に同行しました。
子どもたちの活動の様子をビデオに撮影し、
壁画のあるラダックへ届けていただいたのです。
何とも、深~い話だと思いませんか?
さらに、マニアックなエピソードがあります。
その提案に同席の画家 淺井裕介氏が、ぼそっと、
「(世界に2つなら)交流するしかないでしょ。」
わかる人にはわかる、例の口調で後押し(笑)
その場が、ほんわかと和みました。
今日の給食は、「ポークカレー」です。
今朝、献立を確認した子は、大喜びかな?
午前中は、各学年とも翁島フェスティバルの練習に
熱が入っていました。(当然ですよね・・・。)
6年生は、ジオパーク見学でした。
おなかがすいただろうから、どうぞ召し上がれ。
と、本稿を作成中に情報入手。
遠軽小からのじゃがいもが、本日最終提供とのこと。
今回も、あの「ホクホク感」を味わえますよ。
そして、ラッキーにんじんは、もちろん。
みんな~、ラッキーにんじん、探せ~!(笑)
美味しく食べて、
明日の「校内発表」への意欲も高まりますね。
ひときわ目立つ色彩の植物が出現していました。
浅野さん曰く、「マムシグサ」という野草とのこと。
彼女が好んで描く植物のひとつだそうです。
猪苗代湖周辺で見つけたらしく、
「きみ、ここにもいたんだね」的な喜び(笑)
まさに、フィールドワークの本領発揮ですね。
西側の壁(教室で考えると正面)には、
大きな黄色いアサザが、開花しています。
何となく、神聖な雰囲気を醸し出していました。
「共生社会ホストタウン事業」主管の生涯学習課を
本稿ではフィーチャリングしましょう。
撮影現場での背景に登場する「花アート」は、
何と、人力で設置しています。お疲れ様なのです。
舞台裏、オフショットを掲載します。
ところが、ですよ。
いかにも「ガーナです!」の国際色豊かな扮装が
今回は、二人に増えてるんです(笑)
私は、思わず二度見してしまいました。
その後、しっかりとツッコミを入れましたが。
本校2学期のテーマに掲げていることの一つに、
「楽しみを自分でつくり出す」があります。
限られた教育活動の中で、全力を尽くすこと。
生涯学習課の皆さん、良いお手本になっていますよ。
10月20日(火)は、撮影ダブルヘッダーです。
ガーナ共和国の国歌斉唱の撮影後に、
「応援メッセージ」動画の撮影も行いました。
これは、5・6年生20名の担当です。
セリフと画用紙(文字)での10秒勝負!
「ガーナ共和国の皆さん」
「猪苗代町に来るのを」
「楽しみにしています」
(せ~の!)
「待ってま~す!」(手を振る)
ホストタウンとして歓迎する気持ちと、
ガーナ共和国の方々と親しく交流しようとする想いが
伝わるといいなぁ。
この映像は、国の特設サイトに掲載されます。
10月20日(火)に、生涯学習課の主管による
「共生社会ホストタウン事業」の一環で、
ガーナ共和国の「国歌斉唱」を撮影しました。
ガーナ国歌は、本校の十八番(おはこ)です!
昨年度の野口音楽祭での初披露を皮切りに、
聖火リレー町独自イベントでも出演予定でした。
今年度の野口音楽祭では、バージョンアップ。
4・5・6年生が原曲(英語)で歌えますから、
オファー、お寄せくださいね(笑)
ガーナの皆さんへ、想いを届けます!
「あっ、増えてる!」
廊下を通った子どもたちも歓声をあげます。
ヒシの実、それもオニビシだ・・・。
飾っていたヨシも、壁に現る。
やった! スイカ登場。
天井にはアサザ。
なるほど、そう来たか(笑)
徐々に、物語がつくられていきます。
刻一刻と変わるので、目が離せません。
ということで、本日からオンライン配信とのこと。
第10回会津耶麻地方植樹祭に5年生が参加です。
「緑の少年団」所属は、本校は5年生が担当です。
通称(勝手に命名)ミドレンジャー11名は、
オフィシャルの制服も初披露となりました。
手分けして、ソメイヨシノを4本、植えました。
植樹をとおして、考えたことは何でしょうね?
持続可能な森林環境づくり?
森林~河川~湖・海のつながり?
水環境学習との関係?
この体験が思考するきっかけになるとよいです。
詳細レポートについては、
ミドレンジャーを率いる黒装束の人物、
しかし気持ちは情熱のレッド、アカレンジャーの
A教諭にバトンタッチいたします。