「翁島フェスティバル」の繰替休業日の本日、
「放課後子ども教室」が実施されました。
WAFで滞在制作の画家 浅野友理子さんによる
ワークショップが企画されました。
「猪苗代の植物を描こう」という絵画教室ですね!
実物を手に取って、様々な角度から、よく観る。
そして、じっくりと観察したことを描く。
プロの絵描きさんから直接、指導を受けられる、
まさに貴重な体験となったようです。
参加した16名は、短時間ではありましたが、
刺激を受けて、画力アップしたかもしれませんね。
浅野さんのワークショップの続報です。
今回の目玉は、おそらく初体験となったであろう、
「日本画」独特の技法に触れることができたこと。
岩絵具(いわえのぐ)を膠(にかわ)で溶いて、
自分で色をつくる体験をすることができました。
植物を手に、その色に近い岩絵具を探します。
岩絵具の粒を小皿に出して、指ですりすり。
膠と水を入れて、自分の絵の具が完成です。
何だか、理科の実験みたいですね(笑)
粒を混ぜ合わせた色づくりも可能となります。
実物を見て描くことの大切さを知り、
通常、体験できない技法に触れることができました。
見ているこちらも、
ちょっぴり得をした気分になりました。
10月24日「翁島フェスティバル」当日に、
WAF制作の様子をご覧になった保護者の方も
いらっしゃったことでしょう。
ちょうど、体育館の入場口ですからね。
よく見えるように戸や窓を開けてくださいと、
浅野さんにお願いをしていたのです。
動物園や水族館の見学みたいでしたか?
「水槽」のイメージなので、水族館ですね!
じっくりご覧いただけなかった皆様へ
You Tube動画が配信されておりますので、
以下のリンクからどうぞ。
子どもたちのキャラが立っています(笑)
編集していたディレクターの浜尾さんも、
思わずのけ反ったらしい・・・ですよ。
付記:
機械オンチの私には、到底無理な芸当だったので、
リンクの仕方、N主査に教授してもらいました(汗)
本日、繰替休業日ではありますが、
浅野さんの壁画制作のため、学校を解錠しています。
滞在制作が、2週間の短期決戦でもありますし、
午前中に、子どもたちもお世話になりましたので。
制作時間の確保のため、
会場校として柔軟に対応し、ご協力いたします。
撮影スタッフが、しばらくしてから来校しました。
トーク動画配信のための、「CM撮影」だそうです。
ならば、CMのCMをしましょうか(笑)
レンズ前に貼ったアクリル板に、ささっと絵を描き、
浅野さんのひと言・・・。
「ハイ、OKです」 一発撮り! 素晴らしい。
先日は、別途インタビューも撮っていましたから、
今後、様々に配信されるようです。要チェックです。
午前中の子どもたちとの交流が、良い刺激となり、
元気をもらって、制作意欲につながったとのこと。
そう言っていただけると、うれしいですよね。
天井の、水面に浮くアサザの周りには、
猪苗代湖の「湖水」が出現してきました。
浅野さんは、紫の色がお好きとのこと。
アサザの黄色や、オニビシの色とも合いそうですと
おっしゃっていました。