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翁島(おきなしま)小学校ホームページ

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8月9日 今日は、長崎原爆の日です。

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 今日8月9日、長崎は73回目の「原爆の日を」迎えました。長崎市の平和公園では平和記念式典が行われ、原爆投下時刻の午前11時2分に合わせて黙とうが行われています。昭和20年(1945年)8月6日に広島市に原子爆弾が落とされ、14万人の尊い命が失われました。その3日後、昭和20年(1945年)8月9日には、長崎市に原子爆弾が落とされ、約7万人の尊い命が失われました。長崎市に落とされた原子爆弾は、プルトニウムを原料とする原子爆弾で、広島市に落とされたウランを原料とする原子爆弾の1.5倍の破壊力を持つものだったそうです。それにも関わらず、長崎市の被害が広島市と比べると少なくて済んだのは、長崎市の地形によるものだとされています。山が多い長崎市は、その山が原子爆弾の熱線や衝撃波、そして爆風などを防いでくれたようですが、それでも大きな被害であったことに変わりありません。
 原爆の被害に遭った人々はどんなに苦しかっただろう、大切な人を失った人はどんな思いだったのだろう、原爆に遭う前にはどんな夢をもって毎日を生きていたのだろう、そして、それらを一瞬にして奪っていった原爆というもの、戦争というものについて考えさせられます。
 
 長崎の平和公園には、平和の泉があります。原爆で体内が焼けただれた被爆者は 「 水を ・・水を・・・ 」 とうめき叫びながら死んでいったそうです。その痛ましい霊に水を捧げて、冥福を祈り、あわせて世界平和を祈るため、この平和の泉は建設されました。そして、そこにある石碑には、次のような手記が刻まれています。
・・・・・・・・・
 のどが乾いてたまりませんでした
 水には あぶらのようなものが 
     一面に浮いていました
 どうしても水が欲しくて
 とうとうあぶらの浮いたまま飲みました
    


      ― あの日のある少女の手記から
・・・・・・・・・
 
 わずか、73年前にあった本当の出来事なのです・・・・。

台風13号、福島県沖を北東に進行中。

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 8月9日(木)曇り。午後1時20分の気温は、23度。台風13号は、正午現在、いわき市の南東約40kmの地点にあり、北東に向かって進んでいると言うことです。
 本校周辺は、空一面黒っぽい雲で覆われているものの、午前中からほとんど雨は降っておらず、風も一時期少し強いかなと感じる時がありましたが、現在はほとんど風のない状態です。このまま、何事もなく台風が遠ざかってくれることを祈るのみです。