本文へ ナビゲーションメニューへ

翁島(おきなしま)小学校ホームページ

ナビゲーションメニューです ここから本文です

1030校長室のつぶやき(修学旅行③:先生たちも楽しむ)

画像

八木山ベニーランドのゴーカート
担任H教諭とS養護教諭が、子どもたちを追走!
楽しんでますねえ。

私は、のんびりと観覧車に同乗。2つの班を撮影。
サイクロンだけは勘弁してくれ・・・。

私の失敗談を紹介します。
「校長先生、違いますよ。ナイフは自分の方へ。」
テーブルマナー講師の方から、すぐさま指摘!
食事完了の合図は、ナイフとフォークを
皿上で4時20分の位置にする。
その際、ナイフを外へ向けるのはNGなのです。
「はい。スミマセンでした・・・。」

1030校長室のつぶやき(修学旅行②:副産物)

画像

人との関わりを大事にしていると、
小さな幸せに遭遇することがあります。

八木山動物公園での出来事です。
アフリカ園の裏手、飼育舎前を通った2班4名は、
キリンと飼育員さんのやりとりを目にします。
餌をやり、赤い印の付いた棒をキリンに向けます。
キリンは、その棒の先に鼻を付けて、静止します。
不思議だったのでしょうか、しばらく観察です。
すると、飼育員さんが話しかけてくれたのです。

今やっていたのは、「ターゲット・トレーニング」
この訓練により、大型動物を移動・静止ができる。
獣医さんが、診察・採血する際にも役立つとのこと。
飼育員さんから直接、話を聴くことができました。
なんと幸運なことなのでしょう。
班の先頭を歩いていたKGくんが、聞き上手です。
「福島県から来ました。」なんて受け答え(笑)
ステキな時間でしたね。

1030校長室のつぶやき(WAF:完成宣言)

画像
2週間お疲れさまでした。ありがとうございました。

教室の窓と戸を外しました。
廊下に出て、壁画と距離をとりました。
制作の最終調整に入った浅野さん・・・。
最後の、絵が語る「声」に耳を傾けます。

蛍光灯を消し、
自然光を採り入れた中で、確認をします。

「完成です。」
令和2年10月30日(金)13時20分
画家 浅野友理子さんが、ゴールを迎えました。

1030校長室のつぶやき(WAF:これが好き)

画像

朝、4年担任のH教諭が、
浅野さんと交流のアポイントをとっていました。
私もその時間帯に同席しました。

前稿で紹介した「サツマイモ」を含めると、
四方の壁、そして天井と、絵に囲まれた状態です。

「どの絵が好きかな?」
H教諭は、子どもたちに質問をします。
「この壁の絵が好きな人?」
子どもたちは、それぞれ意思表示をします。

ぐるりと見渡して、
お気に入りの絵を見つけているようです。
一人一人が、自分で「トリミング」をして、
唯一の作品を額装している、そんな感じですね。

1030校長室のつぶやき(WAF:語り手)

画像

昨日29日(木)、修学旅行からの帰校後に、
浅野さんの制作現場を訪問しました。

2日間経過後の「アフター」は・・・、
一番の特徴的な変化は、「手」の出現です。
手? 子どもたちの手が、天井に描かれました。
アサザを植える手です。
交流に訪れた3年生の手をモデルにしたとのこと。

各学級ごとに浅野さんとの交流があったようです。
1年生からの折り紙のプレゼントがありました。
(1年担任からの掲載記事もご覧ください。)
5年生は手紙をパソコンで作成したようです。

教室入り口の足元の壁には、「サツマイモ」です。
昨日、1・2年生が収穫したものです。
夏のスイカと、秋のサツマイモの対比が素晴らしい。

本校の誇れる諸活動を、
壁画が具体的に物語ってくれています。

1030校長室のつぶやき(修学旅行①:楽しみ)

画像
最初の目的地「松島」 うわっ、逆光だ!

校長として、修学旅行の総括的な内容を
ぽつりぽつりと発信してまいります。

常識とマナーの範囲内で、自分の楽しみを見出す。
私が6年生に与えた指示は、これでした。

親もとや学校を離れた、ちょっぴり遠い地での
非日常的な生活の中で、如何にして楽しむか?
水族館、遊覧船、遊園地、動物園、ホテル泊 等々
当然ながら、楽しい場所ばかりなのです。
その中で、「自分だけの」楽しみを見出せれば良し!
その時、その瞬間での、自分の判断や行動を、
後から振り返って、じんわりと味わってほしい。
そんな想いでした。

五大堂の橋の上、左側1列で対面通行をする。
瑞巌寺の本堂内、注意書きを読んで脱帽をする。
伊達政宗歴史館の館内ノートに感想を残してくる。
「ガチャガチャ」不具合を、店側に交渉する。
遊園地ゴーカートで壁に激突、大クラッシュ!
ホテルの浴槽、お湯と水の調整が難しい・・・。

迷いや失敗もよい経験、貴重な財産です。

1030校長室のつぶやき(日常との再会)

画像

修学旅行から戻ってまいりました。
その内容については、徐々に発信していきます。

今朝の様子です。
太陽は出ていますが・・・寒いです。
その状況下で、半袖半ズボン!の1年生が、
勢いよく校庭に出てきて、マラソンを始めました。

2日間の不在ではありましたが、
この子どもたちの元気さに再会すると、
「戻ってきたなあ」と実感いたします。

1027校長室のつぶやき(WAF:温かみ)

画像

浅野さんが「色鉛筆」を手にしていました。
アケビやスイカの「種」、
ヨシの「ふさふさした部分」などを
色鉛筆で描いています。
柔らかな、温かみのある、色合いです・・・。

明日から、私は6年生と修学旅行です。
2日間、絵の成長が見られません(泣)
ですが、
ビフォー・アフターを体験できると思って、
楽しみにしています。

と、ここまで原稿を作成していたら、
WAF実行委員長の楠恭信さんから情報入手です。
祝「インタビュー」配信です! パチパチパチ。
以下のリンクから、ご覧ください。

浅野さんが、なぜ、本校とマッチングしたのか。
ご本人の言葉で語られます。
楠さんが、聞き上手なんですよね~(笑)

1027校長室のつぶやき(WAF:引き算)

画像

制作過程の絵を見ながら、浅野さんと話をすると、
教員として気づかされることが、多々あります。

この「ガマ」の絵もそうです。
よく見ると、一度描いたものを消しています。

絵が苦手な子と担任のやりとり「あるある」
「先生、できました~。」
「まだ描けるところあるよ。描いてみたら?」
「え~。」
画面を埋めさせることを要求しがちです。

浅野さんは、「私は描きすぎるんです。」と。
時折、手を休めて、絵の声を聴きながら、
消す、こともあるそうです。
「引き算です。」

客観的な視点で、画面を構成していく姿から
私達教員が学ぶことは多いです。

1027校長室のつぶやき(WAF:コラボ)

画像
どのような展示になるのか、楽しみですね!

午前中、浅野さんは外出でした。
「はじまりの美術館」へ行ってきたのです。
明日28日(水)から始まる、
WAFグループ展の準備に立ち会ってきたようです。
「猪苗代湖フィールドワーク日記」と題して、
ドローイングや日記風の文章も併せて展示されます。

そこに、昨日の「放課後子ども教室」での
子どもたちの作品も、一緒に展示されるとのこと。
やった~、やりました!
浅野さんとコラボですよ、コラボ!

参加16名の作品が見られる、またとないチャンス。
どうぞ、足をお運びください。
会期は、11月3日(火)までです。

1027校長室のつぶやき(わかり合う喜び)

画像

6年生 道徳科の研究授業を参観しました。
互いに理解し尊重することや、寛容な心をもつこと
その内容について、資料をもとに考えました。

担任のH教諭は、自分の考えを整理させるため、
適宜、書く活動を取り入れていました。
子どもたちにとっては、自己の振り返りの場です。

クラス替えのない単学級編制の本校なので、
固定化した人間関係に陥ることなく、
互いを認め合い、プラスに変容していくような、
柔軟な人間関係を構築することを期待しています。

6年生は、明日から修学旅行です。
校外で「どんな姿」がみられるのか、楽しみです。

1027校長室のつぶやき(WAF:再共演)

画像
9月19日付け 福島民友新聞記事

浅野さんの、新たな制作動画が配信されました。
(ディレクターの浜尾和徳さんから連絡あり。)
即、連携しますよ。以下リンクからどうぞ。
貼り付け、学習しましたからね。

本稿の掲載写真、デジャブ感あります?
「0923校長室のつぶやき(本校へのベクトル)」
で紹介をした、福島民友新聞の記事です。
浅野さんの左側、背を向けている少年がいますね。
まるで、SPのようにがっちりガード!(笑)
顔が見えないのが残念です。

その彼、5年生のHZくんが、
今回配信の新動画に出演していたのです。
浅野さんとは二度目の共演ですよ。
「助演男優賞」並みの語りに注目してください。
主体的に交流をしていたんだなあと、
感心しました。

1027校長室のつぶやき(エンジン全開②)

画像

4年生も、国語科の授業でした。
なんとな~く、みんなの顔が笑っていますよね?
その理由を説明します。

学級会等、「話し合い活動」を進める際の、
司会、提案者、参加者の役割を学んでいました。
写真中央のOSさんが発言をしたのですが、
「・・・わけを言う、です。」
その瞬間、私は失笑してしまいました。

というのは、
彼女は、翁島フェスティバルの配役で、
「スーパードクターZ」というロボットでした。
「まだ、ロボット役が、抜け切れてないね!」
担任のH教諭も笑うしかありませんでした。

教室は、温かい雰囲気で包まれました。

1027校長室のつぶやき(エンジン全開①)

画像

前稿「日常に戻る」の教室バージョンです。
1校時目。
3年生は、国語科の授業が白熱していました。
説明文の「はじめ・中・おわり」に分ける学習です。

文脈を読み取り、
どこで「切れる」のか、意見を出し合います。
一人の子の発言を、みんなで集中して聴きます。
自分の考えと比較をして、
「同じです。」
「少し、違います。」
「付け足します。」
挙手の勢いが止まりません。

小気味よくて、いい感じです。

1027校長室のつぶやき(日常に戻る)

画像

翁島フェスティバルが終わり、
今日から学校生活も「リスタート」です。

私が朝の交通指導をしている場所へ、
大在家の徒歩5人組が、元気に登校してきました。

翁島フェスティバルでの彼らは、
写真左から、
1 狂言「柿山伏」の語り手
2 「サ~ティーン」
3 威勢のよい神輿の担ぎ手
4 オキナ研究所の所長
5 未来のイナワシロ池のスーパー仙人
でしたね(笑)

大活躍をした彼らも今日から
通常の学校生活、日常に戻ります。

1026校長室のつぶやき(WAF:CM撮り!)

画像
チェケラ! 絵描きさんもタレント並みに大変です(笑)

本日、繰替休業日ではありますが、
浅野さんの壁画制作のため、学校を解錠しています。
滞在制作が、2週間の短期決戦でもありますし、
午前中に、子どもたちもお世話になりましたので。
制作時間の確保のため、
会場校として柔軟に対応し、ご協力いたします。

撮影スタッフが、しばらくしてから来校しました。
トーク動画配信のための、「CM撮影」だそうです。
ならば、CMのCMをしましょうか(笑)
レンズ前に貼ったアクリル板に、ささっと絵を描き、
浅野さんのひと言・・・。
「ハイ、OKです」 一発撮り! 素晴らしい。
先日は、別途インタビューも撮っていましたから、
今後、様々に配信されるようです。要チェックです。

午前中の子どもたちとの交流が、良い刺激となり、
元気をもらって、制作意欲につながったとのこと。
そう言っていただけると、うれしいですよね。

天井の、水面に浮くアサザの周りには、
猪苗代湖の「湖水」が出現してきました。
浅野さんは、紫の色がお好きとのこと。
アサザの黄色や、オニビシの色とも合いそうですと
おっしゃっていました。

1026校長室のつぶやき(WAF:動画もどうぞ)

画像
10月21日現在(制作3日目)この絵が描かれていた頃の動画です。

10月24日「翁島フェスティバル」当日に、
WAF制作の様子をご覧になった保護者の方も
いらっしゃったことでしょう。
ちょうど、体育館の入場口ですからね。
よく見えるように戸や窓を開けてくださいと、
浅野さんにお願いをしていたのです。

動物園や水族館の見学みたいでしたか?
「水槽」のイメージなので、水族館ですね!

じっくりご覧いただけなかった皆様へ
You Tube動画が配信されておりますので、
以下のリンクからどうぞ。
子どもたちのキャラが立っています(笑)
編集していたディレクターの浜尾さんも、
思わずのけ反ったらしい・・・ですよ。

付記:
機械オンチの私には、到底無理な芸当だったので、
リンクの仕方、N主査に教授してもらいました(汗)

1026校長室のつぶやき(WAF:技法に触れる)

画像

浅野さんのワークショップの続報です。

今回の目玉は、おそらく初体験となったであろう、
「日本画」独特の技法に触れることができたこと。
岩絵具(いわえのぐ)を膠(にかわ)で溶いて、
自分で色をつくる体験をすることができました。

植物を手に、その色に近い岩絵具を探します。
岩絵具の粒を小皿に出して、指ですりすり。
膠と水を入れて、自分の絵の具が完成です。
何だか、理科の実験みたいですね(笑)
粒を混ぜ合わせた色づくりも可能となります。

実物を見て描くことの大切さを知り、
通常、体験できない技法に触れることができました。
見ているこちらも、
ちょっぴり得をした気分になりました。

1024校長室のつぶやき(WAF:観察して描く)

画像

「翁島フェスティバル」の繰替休業日の本日、
「放課後子ども教室」が実施されました。
WAFで滞在制作の画家 浅野友理子さんによる
ワークショップが企画されました。
「猪苗代の植物を描こう」という絵画教室ですね!

実物を手に取って、様々な角度から、よく観る。
そして、じっくりと観察したことを描く。
プロの絵描きさんから直接、指導を受けられる、
まさに貴重な体験となったようです。

参加した16名は、短時間ではありましたが、
刺激を受けて、画力アップしたかもしれませんね。

1024校長室のつぶやき(WAF:雄弁)

画像
本校「ヒシ回収」に参加した浅野さん

壁画の変化、成長をお伝えします。

教室の正面、例の神聖な雰囲気を醸し出す場所
大きな黄色いアサザの周辺には、
ノブドウ(野ぶどう)が出現しました。
「祈り」のイメージが、徐々に形成されていきます。

「スイカ、う~ん、割りたいですよね?」と、
昨日、浅野さんは話しておられましたが・・・。
もう、割っちゃいましたね(笑)

浅野さんの描く絵画は、意外と「雄弁」です。
ヒシと同じ画面に、なぜスイカがある?
一般的には、疑問に思うことでしょう。
ですが、その理由を
3年生以上の本校児童は、知っています。

ヒシは悪者ではない。
枯死したヘドロが、水質悪化の原因となるだけ。
だから、そうなる前に取り除くことが大切だ。
また、ヒシは堆肥として利活用できる。
栽培されたスイカが、その証拠だ。
描き手である浅野さんも体験したから、描ける!

観る子どもたちと、見事に会話が成立しています。