6年生 道徳科の研究授業を参観しました。
互いに理解し尊重することや、寛容な心をもつこと
その内容について、資料をもとに考えました。
担任のH教諭は、自分の考えを整理させるため、
適宜、書く活動を取り入れていました。
子どもたちにとっては、自己の振り返りの場です。
クラス替えのない単学級編制の本校なので、
固定化した人間関係に陥ることなく、
互いを認め合い、プラスに変容していくような、
柔軟な人間関係を構築することを期待しています。
6年生は、明日から修学旅行です。
校外で「どんな姿」がみられるのか、楽しみです。
浅野さんの、新たな制作動画が配信されました。
(ディレクターの浜尾和徳さんから連絡あり。)
即、連携しますよ。以下リンクからどうぞ。
貼り付け、学習しましたからね。
本稿の掲載写真、デジャブ感あります?
「0923校長室のつぶやき(本校へのベクトル)」
で紹介をした、福島民友新聞の記事です。
浅野さんの左側、背を向けている少年がいますね。
まるで、SPのようにがっちりガード!(笑)
顔が見えないのが残念です。
その彼、5年生のHZくんが、
今回配信の新動画に出演していたのです。
浅野さんとは二度目の共演ですよ。
「助演男優賞」並みの語りに注目してください。
主体的に交流をしていたんだなあと、
感心しました。
4年生も、国語科の授業でした。
なんとな~く、みんなの顔が笑っていますよね?
その理由を説明します。
学級会等、「話し合い活動」を進める際の、
司会、提案者、参加者の役割を学んでいました。
写真中央のOSさんが発言をしたのですが、
「・・・わけを言う、です。」
その瞬間、私は失笑してしまいました。
というのは、
彼女は、翁島フェスティバルの配役で、
「スーパードクターZ」というロボットでした。
「まだ、ロボット役が、抜け切れてないね!」
担任のH教諭も笑うしかありませんでした。
教室は、温かい雰囲気で包まれました。
前稿「日常に戻る」の教室バージョンです。
1校時目。
3年生は、国語科の授業が白熱していました。
説明文の「はじめ・中・おわり」に分ける学習です。
文脈を読み取り、
どこで「切れる」のか、意見を出し合います。
一人の子の発言を、みんなで集中して聴きます。
自分の考えと比較をして、
「同じです。」
「少し、違います。」
「付け足します。」
挙手の勢いが止まりません。
小気味よくて、いい感じです。
翁島フェスティバルが終わり、
今日から学校生活も「リスタート」です。
私が朝の交通指導をしている場所へ、
大在家の徒歩5人組が、元気に登校してきました。
翁島フェスティバルでの彼らは、
写真左から、
1 狂言「柿山伏」の語り手
2 「サ~ティーン」
3 威勢のよい神輿の担ぎ手
4 オキナ研究所の所長
5 未来のイナワシロ池のスーパー仙人
でしたね(笑)
大活躍をした彼らも今日から
通常の学校生活、日常に戻ります。
本日、繰替休業日ではありますが、
浅野さんの壁画制作のため、学校を解錠しています。
滞在制作が、2週間の短期決戦でもありますし、
午前中に、子どもたちもお世話になりましたので。
制作時間の確保のため、
会場校として柔軟に対応し、ご協力いたします。
撮影スタッフが、しばらくしてから来校しました。
トーク動画配信のための、「CM撮影」だそうです。
ならば、CMのCMをしましょうか(笑)
レンズ前に貼ったアクリル板に、ささっと絵を描き、
浅野さんのひと言・・・。
「ハイ、OKです」 一発撮り! 素晴らしい。
先日は、別途インタビューも撮っていましたから、
今後、様々に配信されるようです。要チェックです。
午前中の子どもたちとの交流が、良い刺激となり、
元気をもらって、制作意欲につながったとのこと。
そう言っていただけると、うれしいですよね。
天井の、水面に浮くアサザの周りには、
猪苗代湖の「湖水」が出現してきました。
浅野さんは、紫の色がお好きとのこと。
アサザの黄色や、オニビシの色とも合いそうですと
おっしゃっていました。
10月24日「翁島フェスティバル」当日に、
WAF制作の様子をご覧になった保護者の方も
いらっしゃったことでしょう。
ちょうど、体育館の入場口ですからね。
よく見えるように戸や窓を開けてくださいと、
浅野さんにお願いをしていたのです。
動物園や水族館の見学みたいでしたか?
「水槽」のイメージなので、水族館ですね!
じっくりご覧いただけなかった皆様へ
You Tube動画が配信されておりますので、
以下のリンクからどうぞ。
子どもたちのキャラが立っています(笑)
編集していたディレクターの浜尾さんも、
思わずのけ反ったらしい・・・ですよ。
付記:
機械オンチの私には、到底無理な芸当だったので、
リンクの仕方、N主査に教授してもらいました(汗)
浅野さんのワークショップの続報です。
今回の目玉は、おそらく初体験となったであろう、
「日本画」独特の技法に触れることができたこと。
岩絵具(いわえのぐ)を膠(にかわ)で溶いて、
自分で色をつくる体験をすることができました。
植物を手に、その色に近い岩絵具を探します。
岩絵具の粒を小皿に出して、指ですりすり。
膠と水を入れて、自分の絵の具が完成です。
何だか、理科の実験みたいですね(笑)
粒を混ぜ合わせた色づくりも可能となります。
実物を見て描くことの大切さを知り、
通常、体験できない技法に触れることができました。
見ているこちらも、
ちょっぴり得をした気分になりました。
「翁島フェスティバル」の繰替休業日の本日、
「放課後子ども教室」が実施されました。
WAFで滞在制作の画家 浅野友理子さんによる
ワークショップが企画されました。
「猪苗代の植物を描こう」という絵画教室ですね!
実物を手に取って、様々な角度から、よく観る。
そして、じっくりと観察したことを描く。
プロの絵描きさんから直接、指導を受けられる、
まさに貴重な体験となったようです。
参加した16名は、短時間ではありましたが、
刺激を受けて、画力アップしたかもしれませんね。
壁画の変化、成長をお伝えします。
教室の正面、例の神聖な雰囲気を醸し出す場所
大きな黄色いアサザの周辺には、
ノブドウ(野ぶどう)が出現しました。
「祈り」のイメージが、徐々に形成されていきます。
「スイカ、う~ん、割りたいですよね?」と、
昨日、浅野さんは話しておられましたが・・・。
もう、割っちゃいましたね(笑)
浅野さんの描く絵画は、意外と「雄弁」です。
ヒシと同じ画面に、なぜスイカがある?
一般的には、疑問に思うことでしょう。
ですが、その理由を
3年生以上の本校児童は、知っています。
ヒシは悪者ではない。
枯死したヘドロが、水質悪化の原因となるだけ。
だから、そうなる前に取り除くことが大切だ。
また、ヒシは堆肥として利活用できる。
栽培されたスイカが、その証拠だ。
描き手である浅野さんも体験したから、描ける!
観る子どもたちと、見事に会話が成立しています。
1年生にとっては、「初めて」の・・・。
6年生にとっては、「小学校最後」の・・・。
それ以外の学年でも、
発達段階を考慮し、学級の特性を見極め、
担任は、共に創りながらも悪戦苦闘した、はずです。
そんな担任の想いも反映される「翁フェス」です。
朝、子どもたちを迎える板書2つをチョイス。
右は、芸人魂に火を付ける? 熱いメッセージ!
もちろん、A教諭ですよ(笑)
左は、最高学年担任のH教諭のもの。
演目のフィナーレには「鼓笛演奏」を演出しました。
今年度、運動会やパレードが中止となり、
演奏のみならず、衣装披露の機会も失っていました。
初披露をこの場に持ってきた担任の想いと、
それに応えた子どもたちの演技・・・。
感じ取っていただけたなら幸いです。
開場前の舞台を清掃する5年生
第Ⅱ部開始前に会場の消毒作業をする6年生
会の運営を支える仕事も、精いっぱい頑張りました。
各学年の発表内で、「発せられた言葉」から、
本校に根付いている姿、
育てたい力が、見えてきます。
1年生:
できるようになったことが、いっぱい増えました。
2年生:
日頃の感謝を込めて・・・
元気が届いたかな?
3年生:
これからも楽しい学級をつくっていきます。
4年生:
目指す目標が必要です。
正直に、素直に取り組むこと
うまくいかなくても、あきらめず、努力を続ける。
5年生:
未来は、自分たちの力で変えることができる。
6年生:
残りの小学校生活、最後までよろしくお願いします。
保護者の皆様には、どう伝わりましたか?
本日は、「翁島フェスティバル」へのご来場
誠に、ありがとうございました。
イレギュラーな開催方式により、様々な制限があり
保護者の皆様にはご不便、ご迷惑をおかけしました。
子どもたちの素晴らしい発表に免じてお許しを。
さて、
開場前の各教室を巡ると、
どの学年も気持ちを高めながらの、最終確認です。
公演前の劇団さながらの雰囲気です。
この様子を見た私は、ニンマリです。
今日は大丈夫だなと確信しました。
4年生の掲載写真は、第Ⅱ部開始直前の舞台準備
緊張感が最高潮・・・?
今回ばかりは、「つぶやき」ではありません。
明日の「校長挨拶」を掲載いたします。
ご挨拶できるのは、第Ⅰ部の保護者の皆様だけです。
第Ⅱ部の皆様にも、お届けしようと考えたからです。
(明日は、これを読みますので・・・。)
本日の「校内発表会」を観てから作成しました。
私の想いもしっかりと入っております。
では、どうぞ。
◆◆◆
大切な命を守るため、様々な制限がある中での
「翁島フェスティバル」開催であります。
このフェスの良さを、ひと言で言い表すとすれば、
それは、「横断的な学び」です。
横のつながりを生かした学び、です。
国語や音楽、体育または、総合的な学習の時間 等々
教科の枠を飛び越えて、学んだことを統合して、
新たなものをつくり上げました。
本日は、それを皆様にお見せいたします。
そこには、各学級の実態も反映されています。
共に完成を目指した担任の想いも含まれています。
また、「かすた教育」が目指す児童像である
「かしこい子」「すなおな子」「たくましい子」も、
具体的な姿として、現れてくることでしょう。
「楽しみを、自分でつくり出す」
限定された教育活動、行事に全力で取り組む過程で、
自分なりの価値観や意義を見出していく。
2学期は、そのことを意識させてまいりました。
その「楽しみ」を、共有していただければ幸いです。
最後に、この翁島フェスティバルは、
地域や家庭との「つながりをもつ場」でもあります。
「地域と共にある学校」としてあり続けるよう、
今後も、学校全体で努めてまいります。
本日は、どうぞ、最後まで、お楽しみください。
令和2年10月24日
猪苗代町立翁島小学校長 永島慶和
◆◆◆
本日開催の翁島フェスティバル「校内発表会」に
特別非常勤講師の鬼多見賢氏をご招待しています。
5年生指定の「水環境学習」に関する創作劇を、
毎年、お見せしているからです。
開会前に、浅野さんへつないだところ、
すぐに特別講義が始まりました。さすがです。
浅野さんは、いくつかの写真を提示しては、
野草の名前を確認したり、鬼多見さんからの情報を
頭の中で整理したりしている様子でした。
新たな画面構成へのヒントとなる・・・?
案の定、午後には、ガマとマユミが登場です。
「絵からの声を聴きながら、制作を進めます」
彼女の制作ペースが、定まりつつありますね。
翁島フェスティバルの「校内発表会」を実施です。
今年度は、イレギュラーな開催方式のため、
明日の本番は、子どもたちは出演のみとなります。
そのため、他学年の発表を「観る」のは、
この校内発表会が、最初で最後となります。
つまり、「観ることができる」本番だったのです。
詳細を記載すると、ネタバレになりますので、
私の独断と偏見で「キーワード」を紹介しますね。
1年生: できるようになったこと
2年生: 疫病退散
3年生: 決めポーズ
4年生: Zも安心じゃ
5年生: きれいな水のバロメーター
6年生: ソーシャルディスタンス
掲載写真は、1年生の登場シーンです。
WAFのアーカイブ①~④を読んでいただくと、
これまでの歴史を振り返ることができます。
また、1・2年生の保護者の皆さんにも、
本校が「宝庫」であることをお伝えできましたね。
そして迎えた3年目、WAF2020です。
WAF事務局の視察段階では、候補校の一つでした。
ですが、校長室での浅野友理子さんのひと言、
「ここで、描きたくなりました!」
これは来るかも? 3年連続「有り」だな(笑)
ちょっぴり期待が膨らんだのです・・・。
視察中の印象的なつぶやきも覚えています。
制作候補場所となるチャレンジルームを見ながら、
「この部屋が、水槽に見えてきました。」
作家さんらしい、チャーミングな発想ですよね。
今、浅野さんが制作中の、あの小部屋に入り、
天井に描かれた「アサザ」を見上げるとき、
あれは、水面に浮かんでいるのか?
じゃあ、今、自分は水槽の中にいる?
いや、猪苗代湖の水中か・・・。
おかげさまで、不思議な感覚に浸れますよ。
私が引いた「くじ」の指令は、「左手」でした。
黒っぽい土が、翁島小学校のもの。
茶色は、土津(はにつ)神社の土です。
あまのじゃくな私は、
2種類の色の違う泥を、左手に半分ずつ付けて、
バン!
じ~んと、心地よい痛みが伝わってくる感じ、です。
私の左手が変身したモノは、空を飛んでいました。
(No.37)
仲間と戯れているようです。
当時4年生(現5年生)のWTくん(No.38)と、
こんにちは! の構図です。
さて、どんな「対話」をしているのでしょうか?
WAF2019は、過去作品の公開会場でした。
ところが、
子どもたちが、主体的に動いたのです。
「今年も来てもらおう」署名運動が展開されました。
思いっきり、子どもの「手づくり感」満載でした。
それが、淺井裕介(あさいゆうすけ)氏の心に響き、
番外編の1DAY制作を実現させたのです。
予めマーキングされた場所に、くじの指示に従って、
私達は、泥を付けた手形や足形を押したのです。
それが、ビフォー。
制作は、翁島フェスティバル当日に企画されました。
猪苗代中での滞在制作の、間隙を縫っての挑戦です!
早朝からスタッフとともに制作に入った淺井さん。
子どもたちが学習発表会をしている約半日の間に、
加筆をして摩訶不思議な生き物に変身させたのです。
その日の午後、
変身した自分の「跡」と対面した驚きは、
すぐさま、感動に変わりました・・・。
あっぱれなアフター。まるで魔術師でした。
子どもたちとのコラボ作品群は、
今も、じんわりと熱を帯びて、存在しております。
本日の5校時目、4年生教室を訪問すると、
図画工作科の授業で、絵を描いていました。
国語科「ごんぎつね」で印象に残った場面を選び、
絵で表現するという学習でした。
チャンス!
私は、すたすたと1階へ(急げ~)
「スペシャルゲストを紹介しま~す」
少し休憩して、交流しませんか? とお誘いし、
浅野さんを、4年生教室まで連れて行ったのです。
当然、子どもたちは驚きますよね(笑)
緊張しながらも、ちょっぴり会話できたかな~?
描き方のアドバイスをもらった子もいましたね。
一番驚いたのは、担任のH教諭だったようです。
ごめんなさい・・・。