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翁島(おきなしま)小学校ホームページ

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校庭は、雪が沢山積もっていますが・・。

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昼休み・・・雪でいっぱいの校庭に出て遊ぶ5年生

 校庭は、ご覧のようにたくさん雪が積もっていますが、青空が広がると、子供たちは、校庭で雪玉を投げたり、走り回ったり元気いっぱいに遊んでいます。

クロカンの練習が始まりました

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どんどん滑るぞ~!!

冬の体力作りはクロカンです。開始早々、4~6年生の児童が元気よく飛び出して何周も回っていました。5・6年生は冬休みにクロカンの練習をしていたのでフォームも大きく、動きも軽やかです。4年生も負けじと一生懸命滑っていました。これからしばらく、体育、体力作りはスキーやクロカンです。雪国ならではのスポーツにたくさん慣れ親しんでほしいと思います。

今日は、野口記念館でだんご差しをしてきました(3)

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野口博士の生家に飾られた だんごの木

 最後に子供たちが力を合わせて飾っただんごの木を掲載します。本当に立派できれいです。きっと、今年もよいことが沢山あることと思います。このだんごの木は、今月30日まで飾られ、野口記念館を訪れるたくさんのお客様にみてもらいます。

今日は、野口記念館でだんご差しをしてきました(2)

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みんなで協力して、頑張りました!!

野口記念館のだんごさしでは、まず1年生が低いところにだんごをさし、続いて3年生が脚立を使って高いところにだんごをさしました。最後に、みんなで飾りやみかんをさげました。その大きくきれいな姿に、みんな一様に喜んでいました。

今日は、野口記念館でだんご差しをしてきました。

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 1月11日(木)曇り。午後1時30分の気温は-2度。時折青空が見えたり、粉雪が舞ったりという落ち着かない天気です。
 さて、昨日は、学校で小正月の行事「だんご差し」をしましたが、今日は、1年生と3年生が近くの野口記念館に出かけ、野口博士の生家でだんご差しをしてきました。学校でだんごを差した「みず木」とは、比べられないくらいの大きくて立派なみず木に、赤や白、黄色、緑など色とりどりのお団子を飾りました。その他、ミカンやふなせんべいなども飾りました。1年生は、下の方の枝に、3年生は、脚立にあがって上の方の枝に飾りました。出来上がったみず木の美しさに1年生のRさんは、無言で見とれていました。
 その後、記念写真を撮り、ご褒美のお菓子までいただきました。野口記念館も見学させていただき、とても楽しい時間を過ごしてきました。1月30日には、もう一度1年生と3年生で野口記念館に出かけ、だんご差しの後片付けをしたり、豆まきをしたりする予定です。いまからとても楽しみです・・・。

そして、昼休み・・・。茹でただんごを、みず木に差しました。

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 そして、昼休みまでに、丸めただんごをゆであげ、みんなでみず木に差しました。みず木の枝の新芽を欠いて、枝をとがらせてから差しました。みず木の枝はとても柔らかく、新芽を欠くのも難しかったようです。丸めただんごは、全て差しました。きれいな餅花が咲きました。今年もいいことがたくさんありそうです。

小正月行事「だんご差し」

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 1月10日(水)雪。午前11時の気温は-2度。昨日の夕方から雪が降り続いています。かなりの積雪です。吹き付ける雪で全く前が見えないような事もあり、通学、通勤には細心の注意が必要です。
 さて、今日は、小正月行事のだんご差しをしようと思い立ちました。 2校時目がおわり、全学年の子ども達にだんごを丸めてもらいました。15分の休み時間に、それぞれ色毎に分担して手際よく丸めました。
1年生・・黄色 2年生・・・赤  3年生・・緑 4年生・・白  5年生・・白  6年生・・・白とオレンジ(赤と黄色の食紅を混ぜました。)
だんごを丸めている時、長谷川先生が、おばあちゃんの話をして下さいました。長谷川先生のおばあちゃんは、だんご差しの時、だんごを丸くまるめるだけでなく、狐の形を作って、その狐に稲穂をくわえさせて飾ったり、スズメの形を作って飾ったりしたそうです。そう言えば・・・猪苗代の湊志田地区では、餅で白ヘビを作って飾っていました。みんな、沢山作物が獲れるように、幸せになれるようにという願いを込めて行っているのでしょう。
 だんごさしには、豊作や家内安全、豊かな生活をという願いが込められています。翁島小学校の子供達が安全に生活できますように、そして、たくさん良いことがあるようにと言う願いを込めて行うこととしました。
 みず木は赤味(あかみ)を帯び、枝先が太くその先に新芽がついています。その芽を欠いてだんごをさします。これを、茶の間に飾ると赤い木の枝と、あざやかできれいな色とりどりのふなせんべいやだんごで、まるで花が咲いたように美しく感じられます。子供たちはとても喜びます。 昔は、もち米のくだけ米を、お餅にして食べてもあまりおいしくないために、だんごにして団子さしで飾り、はずしただんごをいろりのホドの火(オキ)を火箸(ひばし)でかきあげ、そこにだんごを並べて焼けるのを待って食べました。表面はこんがりと香ばしく、中はやわらかく子供はおやつなどに喜んで食べました。今は、油で揚げて砂糖をまぶして食べたりもします。あまくておいしいと、今の子供たちも喜んで食べます。

今は食べ物の豊かな時代です。でも昔は、農家の方が一生懸命つくられたお米を、たとえくだけたお米でも捨てることなくほんとうに大切に食べてきたことがわかります。昔の人々の知恵やその心を大切にして、これらの行事が色褪(あ)せることなく次の世代に受け継がれ伝えられたら素晴らしいと思います。
 
 さて、子ども達が丸めただんごは、茹でて、お昼休みにみんなでみず木に差したいと思います。

ふくしまの「家庭学習スタンダード」

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 1月9日(火)、本日、子ども達を通して各ご家庭にふくしまの「家庭学習スタンダード」を配布致しました。これは、福島県教育委員会から出されたもので、先に出されたふくしまの「授業スタンダード」に続くものです。「授業スタンダード」は、我々教員が、日々の授業改善のための指針として活用しています。(本校では、これを基に、「翁島授業スタンダード」を作成し実践しています。)今回出された「家庭学習スタンダード」は、家庭学習充実のための指針とすべきものです。家庭学習を充実させるための家庭・地域の3つの視点など参考とすべき内容が多く書かれていますので、是非、熟読いただきご活用ください。

いよいよ3学期!52日がスタートしました!!

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1月9日(火)曇り。午前11時の気温は4度。比較的暖かな日になりましたが、時折吹く強い風や雨がこれから天気が荒れることを知らせているようです。
 さて、今日から3学期がスタートしました。元気な子ども達の顔を見ると、「さあ!3学期も頑張るぞ!!」という気持ちになります。9時10分からは、会議室で第3学期の始業式を行いました。
 校長からは、犬年に相応しく元気に、仲良く頑張りましょうという話をしました。また、夢に向かって一日一日を大切に過ごしましょうという話をしました。詳しい内容は、下のPDFファイルでご覧下さい。そして、1,3,5年生の代表児童が冬休みの思い出と3学期の抱負を発表してくれました。内容は、以下のようです・・・・。
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 「冬休みの思い出と3学期に頑張りたいこと」 1年 H.G
 僕の冬休みの思い出は、クリスマスにサンタさんにプレゼントをもらった事です。今年のサンタさんは、めがねをかけていました。僕は、欲しいプレゼントがもらえて、すごく嬉しかったです。それから、いとこが来て遊んだことです。一緒におうちごっごをしたり、ゲームをしたりして遊びました。お風呂も一緒に入れたので楽しかったです。
 僕は、3学期に頑張りたいことが3つあります。一つ目は縄跳びです。交差跳びがまだうまくできないので沢山練習して跳べるようになりたいです。また、持久跳びは、1分15秒が最高だったので、1分30秒以上跳べるように練習したいです。二つ目は、鍵盤ハーモニカです。いろいろな曲を弾けるようになりたいのでドレミをしっかり覚えたいです。三つ目は、算数の時間に手をもっと挙げたいです。2学期も頑張って手を挙げたけど、もっと挙げて、自分の考えをいっぱい話したいです。

 「冬休み楽しかった事と、3学期頑張りたいこと」3年 K.Y
 私が冬休み楽しかった事は、三つあります。一つ目は、那須に行ってブレスレットやキーホルダーを作って来たことです。ハートのビーズや星のビーズがありました。きらきらしたビーズもあって楽しかったです。二つ目に楽しかった事はいとこと一緒にスキーをしに行った事です。いとこは埼玉県に住んでいるのでスキーは少ししかやったことがなかったので沢山滑ってきました。とても楽しかったです。三つ目に楽しかった事は、レゴを買ってもらった事です。私は、レゴを作るのが好きなので、作って直ぐこわしてしまうけれどまた作り直して遊ぶことが楽しかったです。
 次に3学期頑張りたいことは、二つあります。一つ目は、算数です。私は算数が苦手なので発表を進んですることを頑張りたいです。二つ目は国語です。意味を調べることが苦手なのでもう少し頑張りたいです。

 「冬休みの思い出と3学期のめあて」    5年 K.W
 私の冬休みの思い出は、仙台にお出かけに行った事です。お出かけで最も楽しかった事はスケートです。スケートは、沢山の人が滑っていてたまに巻き込まれてしまいます。だけど、だんだん慣れてきて片足で滑ることもできるようになりました。そして、ホテルでは妹と私だけで寝るようになって、私はちゃんとできるか心配でしたがきちんと眠れてお姉さんになった気がしました。
 私の3学期のめあては、勉強です。私の将来の夢は医者になることなので、おっちょこちょいなミスをしないようにしたいと思います。そのために、文章をしっかり読み、読み落としがないようにしたいです。3学期は、52日間しかないので、しっかり基礎をやっていきたいと思います。

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 楽しい冬休みを過ごせたようです。子ども達一人一人には、しっかり夢や目標を持って頑張っていって欲しいと思います。
 始業式の後は、生徒指導の大桃先生からお話がありました。大桃先生は、2学期の終業式に、「冬休みには、一つでもいいから、頑張ったと言えるものを作りましょう。」と話されていました。そして、今日、「冬休み、頑張ったと言えるものがある人?」と聞いてみたところ、沢山の手が挙がりました。本当にがんばる子ども達です。その後、廊下の歩き方や挨拶の仕方など、3学期みんなで頑張ろうという約束をしました。
 最後に養護教諭の岩橋先生から、インフルエンザなどにかからないよう、うがい手洗いをしっかりやろうというお話がありました。明日からは、御茶うがいも始まります。 

野口英世博士少年像

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 1月8日(月)曇り。午後12時15分の気温は4度。比較的暖かい日になりました。青空も見え、穏やかな日です。
 さて、冬休みは今日で終わり。明日からは、通常通り学校が始まります。準備はできていますか。明日、元気な子ども達に会えることを楽しみにしています。
 今日は、学校の前に建っている「野口英世博士少年像」(写真1)について書きます。調べてみると、この像が建てられたのは、昭和28年(1953年)です。作者は、すでに故人となった愛媛県在住の「塩崎宇宙(しおざきうちゅう)」という彫刻家です。どのようないきさつで像を建立することとなったのかまだわかりませんが、建てられた当時は、今の旗竿付近にありました。証拠となる写真が、「写真2」です。2人の男の人が写っています。左がこの像の作者である塩崎宇宙さん、右が、天体写真家であり、以前課題図書になった「星になったチロ」というお話の作者でもある藤井旭さんです。
少年像は、昭和57年(1982年)に現在の場所に移されたそうです。その際、台座も新しくなったようです。
 さらに、ざっと調べてみただけで、「野口英世博士少年像」は、翁島小学校以外にも3体あることがわかりました。すべて作者である塩崎宇宙さんのふるさと愛媛県でした。写真3は愛媛県今治市立日吉中学校、写真4は愛媛県八幡浜市立愛宕中学校、写真5は愛媛県宇和島市立鶴島小学校の像です。

七草かゆ

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 1月7日(日)晴れ。午前8時30分の気温は-4度。磐梯山の頂上には、雲がかかっていますが、青空も広がって気持ちの良い日です。
 明日の成人の日を前に、県内各地の市町村では、今日、成人式を行うところがほとんどだと聞きました。遠く他県等に住んで、帰省している新成人も多いことから、明日、戻ることができるようにという配慮だそうです。猪苗代町もそうでしょうか。新成人のみなさん、おめでとうございます。
 さて、今日、1月7日は、「七草がゆ」の日でもあります。調べてみました。
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「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」は、春の七草の名前です。ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはカブ、スズシロはダイコンのこと。この七草をお粥にして1月7日に食べる七草粥の習慣は、江戸時代に広まったそうです。
 七草の種類は時代や土地によって異なり、七草がもっと多くなったり、少ない場合もあったそうですが、いつの時代もどんな土地でも、年頭にあたって豊年を祈願し、「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」と願いながらお粥をいただくその気持ちに差はありません。 ところで、なぜ七草粥なのでしょう。七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれました。そこで、無病息災を祈って七草粥を食べたのです。古くはまな板の上で、草をトントン叩いて刻むその回数も決められていたとか。こんな、おまじないのような食べ方も素敵ですが、実はこの七草粥、とても理に叶った習慣です。七草はいわば日本のハーブ、そのハーブを胃腸に負担がかからないお粥で食べようというのですから、正月疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べものなのです。(キッコーマンHPより)

冬休みも残り3日ですよ・・。

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 1月6日(土)晴れ。午前11時の気温は-2度。17日間の冬休みも残すところ今日を入れて3日になりました。年末年始に生活のリズムが少し崩れてしまった人は、早寝、早起き、朝ごはんに心がけ、生活のリズムをとり戻して1月9日(火)には、元気に登校してください。インフルエンザにかかった人もいたようですが、ゆっくり体を休めて体調を整えてください。
 今日は、スキーの大会に出場している人もいるようです。頑張っていますね。大会の様子など後で教えてください。
 
 猪苗代スキー場のゲレンデには、空を流れる雲の影が映っています。スキーを楽しんでいる人もたくさんいるようです。

スキー練習開始!!

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 1月5日(金)、午前9時からは、スキー練習。本日も横澤様がご指導に来て下さいました。滑り方のポイントを教えていただき、校庭に作られたコースを何周も、何周も滑り練習していました。コースを回る毎に上手になっています。

いい天気です。

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 1月5日(金)晴れ。午前10時30分の気温は-4度。今日は、二十四節気の小寒(寒の入り)に当たります。そんな日ではありますが、太陽は明るく輝き、そのお陰でそんなに寒さを感じない日です。午前9時からのスキー練習に備えて、朝早くから担当の先生が準備を進めています。

しぶき氷

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天神浜のしぶき氷(鬼多見様のメールより転載)

 本日、仕事始め。久しぶりにメールを開くと、猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見様より、天神浜のしぶき氷の写真が送られてきていました。12月31日に撮影されたそうです。これが、うわさのしぶき氷か・・。今年こそ、是非、実物を見てみたいと思いました。ただ、残念な事も書かれていました。しぶき氷の場所に粗大ゴミが捨てられていたそうです。あいづダストセンター様のご協力で撤去されたと言うことですが、せっかくの猪苗代町の宝です。みんなで大切にしていきたいものだと思いました。

雪が沢山積もりました・・・。

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 1月4日(木)晴れ。午後1時30分の気温は-2度。今日は、仕事始めです。一昨日の夕方から昨日まで降り続いた雪は、ようやくやみました。学校の周りには、沢山の雪が積もりました。でも除雪をきれいにしていただけるので有り難いです。明日は、冬休みのスキー練習が午前9時から行われます。スキー小屋の前の除雪をどなたかが行ってくださいました。スポ少の指導者の方でしょうか。ありがとうございます。明日、久しぶりに子ども達に会えるのを楽しみにしています。

大雪、着雪、雷注意報が出ています。

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午前11時の猪苗代町の様子とトロロ飯

 1月3日(水)雪。午前11時の気温は-6度。昨日と打って変わって大変な天気になっています。現在、猪苗代町には大雪、着雪、雷注意報が出ています。この雪は、今日の夕方ごろまで続くということです。
 さて、今日、1月3日は、やまのいもをすりおろしたトロロを米飯にかけるトロロ飯を食べる風習があります。「三日とろろ」といわれるものです。地域によってはトロロの代わりに納豆を食べる所もありますが、どちらも消化酵素を多く含んでおり、お正月のご馳走を食べ過ぎすぎたお腹を軽くしてくれる働きを持っています。特にトロロに含まれる消化酵素のアミラーゼは、食べ始めてから10分程度で消化が進むという即効性を持っています。その優れた消化力が食べ物の栄養成分を無駄なく効率よく消化してくれるため、体力が増強されます。消化酵素の働きは細胞をできるだけ細かくするとより高まり効果を発揮します。(HP「1月の行事食レシピ」より)ちょっと食べすぎたなあと思われる方は、今晩あたり試してみてはどうでしょう。
 年末年始休暇も本日で終了。子供たちは、まだ冬休みですが、明日、1月4日から翁島小学校は通常通り開いています。何かあればご連絡ください。

正月2日目、とても良い天気です。

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 1月2日(火)晴れ。午後3時の気温は-1度。お正月も2日目。子供たちは、どんなふうに過ごしているでしょうか。天気予報では、雪のマークが出ていましたが、今のところとても良い天気です。翁島小学校も青空に包まれています。ただ、風が強く、校地内の木々は大きくなびき、窓を揺らす音だけが校舎内に響いています。
 

お正月の郷土料理

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前の記事に書いた「おせち料理」ほどの華やかさはないかもしれませんが、お正月には、手に入る材料を使って会津ならではの郷土料理を食べていました。
1・・・きくらげのクルミ和え(手間のかかる料理です。クルミ和えにするオニグルミは、脂肪分が多いので寒い冬を過ごすためには必要な食べ物だったのではないかと思います。また、脂肪分が多いので昔の人にとっては、特に美味しく感じたのだと思います。)
2・・・煮しめ。乾燥したホタテの貝柱で出汁をとるのは、こづゆと同じです。ちなみに、南会津には「こづゆ」はありません。
3・・・棒鱈煮。干した鱈を水で戻し甘辛く煮ます。
4・・・花豆の甘露煮。高原の作物である花豆。南会津町では、赤い花と白い花が咲くことから「花嫁ささぎ」と呼んでいます。

 子供の頃には、当たり前のように食べていたものですが、そこに沢山の先人の知恵が込められていることに感心します。華やかさこそありませんが、手に入る材料を使って手間をかけて、お正月をお祝いしたのでしょう。

おせち料理について

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 お正月といえば「おせち料理」 
 昔から、一般的に食べられていたおせち料理について調べてみました。

「おせち」料理の意味は?
(パナソニックキッズスクール「ふしぎ図書館」より)

「おせち」というのは、「お節句(せっく)」が短くなったもの。5月5日の子どもの日の事を「端午(たんご)の節句」と言いますが、あの節句の事です。節句には、元々神様と一緒に食べると言う意味があって、田畑で採れた物を神様に供えた事から始まりました。こうした節句は、1年で何回もあって、おせち料理とは、最初は、お正月だけのことではなかったということです。
 おせち料理ができて来たのは江戸時代。神様にお供えするだけでなくいつも料理している人が正月の三が日ぐらい休めるようにと言う優しい意味もあって作られるようになったという事です。そして、料理一つ一つにも意味が込められていました。
 ・こぶ巻きは「喜ぶ」に通じる。
 ・栗きんとんは、お金が集まるように。
 ・黒豆は、まめにコツコツ働けるように。
 ・数の子は、子孫繁栄。
 ・カタクチイワシは、ごまめ(五万米)とも言って豊作を願って。
 ・エビは、腰が曲がるまで元気で暮らせるように。
 ・カマボコやなますは、紅白にして縁起良く。