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翁島(おきなしま)小学校ホームページ

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授業研究会(3年生)

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11月2日(木)2校時目に3年生の算数の授業研究会がありました。先週は、北会津地区の算数の授業研究している先生達を対象とした授業公開でしたが、今週は、校内の授業研究会です。
  どんな授業だったかというと・・・・・・
 「クリスマスが近いので、800gのクリスマスツリーを400gの箱にいれて送りたいと思います。全部の重さが分からないと、送るのにいくらかかるか分からないので、1kgまではかれる量りに載せてみましたが、針が振り切れて量れません。どうしたらいいでしょう。」こんな淺井先生の実物を使った事象提示に、子供達は目を輝かせました。今日のめあては、「全部の重さを調べるにはどうしたら良いか」となりました。
 3人組で、全部の重さを出す方法を考えました。どの班も800g+400g=1200gと足し算をすればよいのではないかという考えになりました。果たして、重さも足し算をすれば、全体の重さが出せるのか、ここで2kgまで量れる量りの登場です。(最初から、使えば良いのに・・・等言う子は誰もいません。)実際に量ってみると、計算通り1.2kg(1200g)を針は指しています。重さも、足し算をすれば全体の重さを出せることが実感としてわかりました。子供達が、重さの加法性を理解した瞬間でした。次に、「まおさんの体重は26kgです。犬を抱いて量ったら31kgになりました。犬の体重は何kgですか。」と言う問題も、重さには加法性があるという事をもとに31kg-26kg=5kgと答えを出すことができました。この問題に取り組ませるときも、淺井先生は、犬って何kgぐらいなんだろうという質問をしてあらかじめ予想を立てさせました。犬を飼っているのかKGさんは、「だいだい6kgぐらいかな。」などとこの問題の正解に近い予想を立てていました。 授業の最後に子供達が書いた学習感想には、「全部の重さを出すには、足し算をすれば良いことがよく分かった。」とか「量らなくても計算で重さが分かって便利だと思った。」など素晴らしい感想が発表されました。学習感想は、今日の授業はどうだったか、子供達一人一人が主体的に振り返り、自己評価をするという点において、とても大切なことだと感じました。今日も、とても良い授業でした。