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翁島(おきなしま)小学校ホームページ

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猪苗代湖子ども交流会2017inこおりやま①(5年生)

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 11月18日(土)曇り。午前8時00分の気温は4度。
 今日は、昨日行われた「猪苗代湖子ども交流会2017inこおりやま」について記載します。この会は、猪苗代湖に深い関係のある猪苗代町、会津若松市、郡山市の3市町が持ち回りで実施しています。昨年度は、猪苗代町で開催され、今年は郡山市、次年度は会津若松市といった具合です。猪苗代湖に近い翁島小学校、会津若松市立湊小学校、郡山市立湖南小学校がそれぞれに猪苗代湖の環境について学習したことを発表しました。
 今年会場となったのは、郡山市公会堂でした。大正13年、郡山市制施行を記念して建てられたもので、大正ロマンの香り漂うルネサンス調のしゃれた洋館です。郡山市のシンボルとして親しまれ、現在でもコンサートなどに利用されています。(郡山市観光協会HPより)
 会場に着いた子供たちは、まず、公会堂の隣にある中央公民館内の控室に案内されました。40畳もある広い和室でした。ベランダからは、郡山のビル群が見られ、子供たちはその景色に感動していました。控室に荷物を置いたら公会堂に戻ってリハーサル。緊張のためか、発表する言葉の速さが速いのが気になりました。
 リハーサルが終わると、腹ごしらえ。ハンバーグやエビフライなど大好きなおかずの入ったお弁当をみんな残らず平らげました。
 腹ごしらえが終わると、先刻のリハーサル時の反省。そして、練習開始。みんなとても仲が良くて、わいわいとにぎやかな5年生ですが、やるべき時はやる。けじめのある態度がとてもいいです。真剣に練習していました。

猪苗代湖子ども交流会2017inこおりやま②(5年生)

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 午後1時30分、いよいよ本番です。郡山市長さまよりお祝い、激励のお言葉をいただいた後、1番目の発表が翁島小学校でした。
 今年の翁島小学校の発表の柱は、三城潟のヨシのたくさん生えている場所と同じ三城潟でも翁島小学校が伝統的にヨシ刈をしている場所との比較でした。まず、水質についての調査結果を発表しました。圧倒的に、ヨシ刈を続けている場所の水質が良いということでした。その理由として考えられるのが、ヨシは枯れるとヘドロ化するということです。さらにヘドロ化したヨシは、次の年のヨシが大きく大量に成長するための肥料となり、これらのヨシは枯れてヘドロ化し水質を悪化させ、さらに次の年のヨシの成長のための肥料となっていく・・・・。だからヨシを刈ることは、この悪循環を断ち切り水環境をよくするための大切な仕事なのだということ。翁島小学校が伝統的に行っていることは、毎年わずかずつかもしれませんが、確実に猪苗代湖の環境保全に役立っている、今後もこの活動を続け、後輩に引き継いでいきたいという素晴らしい内容の発表でした。リハーサルの時に気になっていた発表時の話し方も見事に改善され、主張したいことがとてもよく伝わってきました。
 3つの学校の発表が終わった後は、「カワセミ水族館」の平澤先生のお話を聞きました。猪苗代湖やその周辺にはどんな魚が住んでいるか、どんな水生生物がすんでいるか、今、それらの生き物はどういった状況にあるのかを映像や実際の生きている生物を見せていただきながら楽しく学ばせていただきました。 私たちの故郷「猪苗代湖」はとても魅力的な場所であることがよくわかりました。
 交流会の終わるころには、福島民報社様が、カラー版で号外を出してくださいました。子供達には持ち帰ってもらいましたが、PDFファイルで添付しておきますのでご覧ください。とてもよい経験をさせていただきました。
 一緒に交流会に行っていただき何かとお世話いただきました猪苗代町企画財務課の皆様、我々と一緒に子供達を引率指導いただきました猪苗代湖の自然を守る会代表の鬼多見賢様に心より感謝いたします。ありがとうございました。

添付ファイル: gougai.pdf