9月に入り、本校では、現在、ノーメディアチャレンジを実施しています。
新聞によると、インターネット依存が疑われる中高生が全国で推計93万人に上るとの調査結果を、厚生労働省研究班(代表・尾崎米厚鳥取大教授)が31日発表したということです。これは、中高生の12~16%にあたり、スマートフォン(スマホ)の普及を背景に前回調査(2012年度)の51万人から倍近く増えたということです。成績低下、授業中の居眠りなどの影響が出ており、研究班は対策強化の必要性を指摘しているということでした。
ネット依存をめぐっては、現在、世界保健機構(WHO)がオンラインゲームなどをやめられず日常生活が困難になる「ゲーム障害」を精神疾患の一つと位置づける方針を示しています。
インターネットを全く使用しないということはほぼ不可能なことですが、上手に付き合う術を身に付けさせたいと思います。
ただ単に、インターネットを使用する時間を制限するということよりも、スポ少活動や地域の行事、活動に積極的に参加させたり、家庭内での役割を持たせたり、家族で一緒に活動したりなど、子どもが実社会の中で活動する時間を意図的に増やしていくということもよい方法かもしれません。
バーチャルの世界より実社会も方がずっと面白い、ネットで話をするより会って話をするほうがずっと楽しい、そんな実感が持てる体験を子ども達にたくさんして欲しいと願っています。
2018/09/04 13:00
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投稿者:翁島小学校管理者
カテゴリ:
職員室より