4年生のみなさん、こんにちは。今日は「折れ線グラフ」の3回目です。
今日のお話は「グラフの読み方」です。
折れ線グラフを見ると、グラフの線が右上↗にのびたり、右下↘にのびたりしていきます。グラフのかたむきのちがいを見ていきましょう。
「グラフの線が↗にのびるということ」
2月から8月にかけて、グラフが右上↗へのびていきます。これを気温と合わせて読み取っていくと、
2月…6度
3月…9度
4月…15度
5月…19度
6月…23度
7月…27度
8月…28度
と、変化していきます。2月から8月にかけて、気温が高くなっていきますね。つまり『気温が高くなっていくとグラフは右上がり↗になる』と言えます。
「グラフの線が↘にのびるということ」
8月から12月にかけて、グラフは右下↘へのびていきます。これを気温と合わせて読み取りましょう。
8月…28度
9月…25度
10月…19度
11月…14度
12月…9度
8月から12月にかけては、気温が低くなっていきます。『気温が低くなっていくとグラフは右下がり↘になる』と言えます。
「グラフの線が水平→にのびるということ」
グラフの線は、右上がり↗や右下がり↘だけでなく、水平→のときもあります。「1年間の気温の変化(神戸)」を見ると、1月と2月がそれにあたります。これを気温と合わせて読んでいくと
1月…6度
2月…6度
と、同じ気温なのが分かります。つまり『前と変化がないとき、グラフは水平→にのびる』ということが言えます。
グラフをよく見ると、上がり方やさがり方で「かたむき方」にちがいがあります。温度と合わせて読み取りましょう。
「7月~8月(赤い線)と3月~4月(青い線)のちがい」
7月~8月と3月~4月は、同じように右上がり↗ですが、かたむきにちがいがあります。
2つのちがいを見ていきましょう。
①7月~8月
7月は27度、8月は28度です。2つの気温のちがいは1度です。
②3月~4月
3月は9度、4月は15度です。2つの気温のちがいは6度です。
つまり『前の月との温度のちがいによって、かたむきが変わる』と言えます。
「7月~8月」は1度ちがいなのに対し、「3月~4月」は6度ちがいです。ちがいの大きい「3月~4月」の方が、かたむきが大きくなります。
明日は、いよいよグラフをつくる学習になります。がんばりましょう。